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- 柚子 -
はっきり言えば大高取山は決して面白い山ではありません。山頂からの展望もないし、歩く道もほとんどが植林の中です。過去に何回か歩いたことがありますが、それは越生梅林に行くためでした。梅林へは車でも行けますし、越生駅から平地を歩いて行く事もできます。しかし、それでは物足りないのでいつもこの大高取山を越えて行きました。越えるといっても小さな里山ですから、苦にはなりません。
しかし、今はまだ梅の季節ではありません。今回の目的は梅ではなく、柚子です。大高取山の南東にあたる毛呂山町は柚子の生産地です。柚子はもちろん現地で実を眺めるのではなく、持ち帰って家で食すのが目的です。最近は薬味としてではなく、柚子茶を作って楽しんでいます。
越生駅から歩き始めます。大高取山は小さな里山ですから山道が縦横に走っていて複雑ですが、分岐には標識がありますので迷うことはないと思います。但し、何種類かの標識のある箇所もあるので、行き先はその都度確認した方がいいと思います。
大高取山頂。展望もなく、休む気も起こりません。
桂木観音への道も植林の中を行きます。
桂木観音堂。
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桂木観音にて - 水仙 / お地蔵さま。
桂木観音は南向きの明るい斜面にあり、ここだけがゆっくり休む気を起こさせてくれます。
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桂木観音から東側に下りてくると、柚子畑が広がっています。
柚子を手に入れ重くなったザックと共に越生駅まで戻りました。