- 千ケ滝 -
友人のYと八ヶ岳へ出かけたのですが、山を歩く前日にのんびりと清里周辺の散策です。
私が初めて清里を訪れたのは三十数年前のことですが、その頃の清里駅の記憶が鮮明に残っていますので、品のないテーマパークのような今の清里駅前の様子には驚くばかりです。
まず、向かったのは美し森山です。
標高1542mですが、清里駅が1275m、登山口の駐車場が1475mもありますので、登り初めて10分足らずで山頂(?)に到着です。
小学生の集団が賑やかに休憩しています。
美し森山から茅ケ岳
アサマフウロ
アキノキリンソウ
美し森山からさらに少し進むと羽衣ノ池があります。
羽衣ノ池 - 名前ほど魅力的ではありませんでした。
この日は水もほとんど枯れていました。
ここからさらに進むと牛首を経て赤岳に至りますが、もちろんこの日はここから戻ります。
ノハラアザミ
ウメバチソウ
ヤクシソウ
茅ケ岳を見ながら駐車場に戻ります。
紅くなり始めた木もあり、秋が近づいているのを感じさせます。
続いて千ケ滝です。
なかなか見応えのある滝でしたが、駐車場の料金500円というのが残念です。
次は平沢峠に向かいます。
広い峠の駐車場に大型バスが止まっていて、ここでも小学生の集団が賑やかでした。
平沢峠から男山・天狗山、そして、男山の後に横顔を見せているのが御座山
これらの山々を歩いたのは三十数年前のことです。
峠に着いた時、八ヶ岳の峰々は全て雲の中でしたが、赤岳より南側が姿を現しました。
川俣川東沢を渡り、天女山に寄りました。
天女山の実態はその名前から想像するイメージと著しく異なり、おそらく全ての人がガッカリすると思います。
私が最初に訪れたのは三ツ頭から甲斐大泉駅に下る途中でしたが、「エッ! ここが天女山」という思いでした。
天女山の少し上に天ノ河原というザレ場がありますので、この日はそこまで上がりました。
天ノ河原から三ツ頭
そして、天ノ河原には砂礫地を好む大きなフジアザミがいくつも咲いていました。