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アズマイチゲ - 岩宿

2008年03月26日 | 風香 - 山の花



- アズマイチゲ -

岩宿遺跡 - 多くの人が学校で習った記憶があると思います。

1946年、在野の研究者だった相澤忠洋氏が、切り通しの赤土の中から幾つかの石器を発見しました。これをきっかけに発掘調査が行われ、日本にも「旧石器時代」があったことが判明しました。

この発見があるまで、日本においては縄文時代が最も古い時代と考えられていました。それよりも古い歴史があるというを初めて示したのがこの発見・発掘だったのです。その意味でこの発見は極めて重要な発見であったといわれています。

岩宿遺跡は群馬県みどり市笠懸町にありますが、遺跡としては現在特に見るべきものはありません。私が出かけたのは、アズマイチゲが目的でした。昨年も出かけたのですが、寒さと強風のため閉じたままの花が強風に煽られていました。今年は見事に咲き誇っていました。(撮影 3/23)


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アズマイチゲ

アズマイチゲの他にアマナが咲いていて、カタクリも咲き出していました。

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アマナ

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カタクリ

琴平山と稲荷山という小さな二つの山の連なりがあり、その鞍部の切通しで最初に旧石器が発見・発掘されました。



現在は碑が立っているだけです。



琴平山頂 - 琴平山も稲荷山も山というより丘陵という感じです。



アズマイチゲやカタクリの群生地は稲荷山の北側に広がっています。



陽の射す暖かな日でしたから、花も気持ちよさそうに「全開」の状態です。



カタクリが幾つか咲いていますが、しばらくすると数が逆転して、カタクリの中に咲き残りのアズマイチゲが見えるようになると思います。






個人的にはカタクリよりアズマイチゲの方が可愛いらしいと思っています。

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