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金ケ嶽~塞神峠

2017年01月10日 | 山歩 - 秩父




- 塞神峠 -


今回は、高さはありませんが険しい山容が目を惹く金ケ嶽です。

秩父鉄道の野上駅付近を走る電車内からも容易に指呼することができます。

山頂には春日神社が鎮座し、国土地理院の地図にも記号の記載があります(金ケ嶽の名はありませんが・・・)。

しかし、金ケ嶽だけではあまりにもあっけないので、久しぶりに大平山に上がり、塞神峠まで尾根を辿ることにしました。



秩父鉄道の野上駅から歩き始めます。

野上駅も近年宝登山に向かう人が降りるようになりました。

高砂橋で荒川を渡り、桜で有名な法善寺を目指します。



高砂橋から荒川の流れ - 奥は宝登山



高砂橋から金ケ嶽 - 左奥には大平山



法善寺の脇に「村社春日神社」の石柱と鳥居が立っています。

ここが登山口、というより参道入口です。



落ち葉を踏みしめて、日陰の寒い道を進みます。



頭上は日が射していますが ・・・。

傾斜も増し、体が次第に温まってきます。

ほどなく、春日神社に到着です。



社殿は予想通り麓の井戸地区の方を向いていました。

神社の裏の小高い場所が金ケ嶽の山頂なのでしょうが、標識の類は全くありませんでした。

山頂は木々で囲まれていますが、葉の落ちた今の時期は幹や枝越しになんとか周りを眺めることができます。

さて、ここから植平峠を目指します。

途中いろいろ分岐がありますがたいてい道標があります。

ただ、指し示す名前の基準が統一的ではないため、道標だけに頼ると混乱するかもしれません。

やはり、地図で現在地を確認しながら進む必要があります。



葉の落ちた雑木林越しに宝登山・城峯山



こちらは、これから向かう大平山



植平峠近し



植平峠 - 右手の道を向こうからやって来ました。

ここから手前に進み、葉原峠を通って大平山を往復します。

そして、ここに戻って来たら、そのまま正面の道を進みます。



道路が横切る葉原峠

そして、大平山に到着です。



三角点がありますが、山頂標識はなく、木に「小林山」という古びたプレートがかかっているだけです。

二十年前岩根山神社から藪を漕いで上がって来た時は「大平山」というプレートがあったのですが、今回は見当たりません。

「大平山」と認識しているのですが、「小林山」ともいうのでしょう。

さて、一休みした後、植平峠まで戻ります。



植平峠からその先の塞神峠を目指します。



途中の石仏



小屋のある仙元峠

「仙元峠」の元は「浅間峠」でしょうから、小屋は浅間神社でしょうか。

しかし、ここからは間違いなく富士山は見えません。



塞神峠近し



道路が交わる明るい塞神峠に着きました。

ここからさらに真直ぐ進むと釜山神社ですが、今回はここから野上駅に下ります。



道路を外れて、大鉢形に向かいます。



ここまでの途中幾つか石仏や石碑が見られたのですが、ここにも ・・・。



少しだけ明るい落葉の道が続きました。



枝が邪魔をしますが ・・・破風山から城峯山への山並み - その手前に宝登山、その奥に両神山

左に廻り込むように下ると大鉢形です。

ここからは道路歩きです。

面白味はありませんがのんびり歩いて、上郷まで下りてきました。

蓬莱島公園に寄っていきます。






金石水管橋

公園から見えた金石水管橋で荒川を渡ります。



荒川の流れ



金石水管橋から金ケ嶽

長瀞の北桜通りに出て、そこから野上駅までわずかです。




【 参考 - 法善寺の桜 (撮影 2012.4) 】







また、法善寺の少し北に早咲きの「大手桜」があります。



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