- 山麓から榛名冨士 -
榛名山の山上はカルデラ湖である榛名湖を中心とした観光地で、中央火口丘である榛名冨士にはロープウェイが架けられています。
ですから、榛名冨士を登山の対象として登る人はあまりいないと思います。
私も若い頃は全く興味がありませんでしたが、最近、歩くようになりました。
それは年をとったが故の体力的な問題からではなく、山に対する意識の変化や山の楽しみ方の幅が広がったからだと思います。
しかしながら、榛名冨士自体が目的ということはあまりなく、他の目的で出かけたついでに歩くという場合が多いです。
今回の目的はオンマ谷にありました。オンマ谷は何度か歩いたことがあり、この時期「ある情景」が見られるはずだと、私が勝手に思い込んで、それの確認の為に出かけました。
しかし、私の想像は外れてしまいました。「ある情景」は全く見られませんでした。ちょっとガッカリでした。
でも、いろいろと紅葉を楽しむことができました。
尚、榛名山は昨日初冠雪が観測されたそうですが、歩いたのは先週の後半のことです。
当ブログではあえて実際に歩いた日にちを明記していませんが、特別な場合や断りがある場合を除いて、記事が掲載された数日前に歩いたと思っていただいてかまいません。
榛名湖の湖畔から歩き始めます。
湖沿いに榛名冨士を目指します。
対岸には榛名山の最高峰である掃部ケ岳(かもんがたけ)が見えます。
山道に入り ・・・
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名残の紅葉を楽しみながら ・・・
登っていきます。
榛名冨士では、もう紅葉は終盤ですが ・・・
それでもまだ楽しめる場所が ・・・
幾つかありました。
しかし、上の方では葉もほとんど落ちてしまい ・・・
榛名湖を見ながらの登りになります。
山頂部に着くと、そこには当然ロープウェイで上がってきた人達がいますが、皆直ぐに下りてしまうようで、混雑しているという感じはありませんでした。
山頂には、富士山神社が鎮座します。祭神は、当然というか、木花咲耶姫です。
山頂からの眺め - 左:雄岳・雌岳・水沢山、右:相馬山
山頂直下にあった石碑 - 説明は コレ
榛名冨士のロープウェイ - 小さなゴンドラが二つ一組で運行されています。
山頂部の南端から相馬山
山頂部の南端から三ツ峰山
登ってきた道をそのまま引き返し、沼ノ原に向かいます。
沼ノ原から榛名冨士
沼ノ原から相馬山
今の時期は花もなく、ススキが風に吹かれているだけです。
沼ノ原からヤセオネ峠に向かい、そこからオンマ谷に下りていきます。
オンマ谷に向かう落ち葉の道
オンマ谷の北側にある雄岳の山肌
オンマ谷の紅葉と相馬山
最初に書いたように、目的としていた「ある情景」は存在しませんでした。時期が遅かったのでしょうか。
オンマ谷の紅葉と相馬山
オンマ谷を抜けて、伊香保森林公園の中をのんびり下っていきます。
標高が低くなるにつれて ・・・
鮮やかな紅葉の木々が ・・・
次第に多くなってきます。
つつじケ丘を通って、伊香保の上ノ山公園に通じる道路に出ました。
この付近の紅葉は ・・・
なかなか綺麗でした。
自動車道路を少し歩いて、上ノ山公園に入ります。
上ノ山公園から水沢山
上ノ山公園から小野子三山・子持山
上ノ山公園からは伊香保神社に下りたちました。