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- 羊山から武甲山 -
今回ものんびりコースでしたが、やはり紅葉は冴えませんでした。
思ったより時間がかからなかったので、予定外でしたが帰りに長瀞に寄りました。
秩父鉄道の影森駅から歩き始めます。
踏み切りを渡り、いつものコースで大淵寺に向かいます。
大淵寺は秩父観音霊場の第二十七番札所です。
観音堂の裏手から山道に入ります。
少し登ると尾根に出て、左に少し辿れば護国観音が立っています。
護国観音前は北側が開けています。
両神山
城峯山
宝登山の奥に赤城山
尾根伝いに小さな登り下りを繰り返して行きますが、紅葉はぱっとしません。
やがて、目の前に岩井堂が現れます。
岩井堂は懸崖造りです。
秩父観音霊場の第二十六番札所圓融寺の奥の院にあたる観音堂です。
背後の岩屋には何体かの石仏が祀られています。
岩屋の脇の細い急な坂を登り、少し行くと聖（しょう）観音が祀られています。
さらに少し進むと秩父修験堂があります。
この尾根一帯は、かつては修験道の行場だったようです。
あまり綺麗とはいえませんが時折現れる紅葉をなんとか楽しみながら、小さな登り下りを繰り返して行きます、
木々の間から両神山
やがて、道は薄暗い植林の中の道となり、最後は祠の前に下り立ちます。
その前にはお地蔵さまが ・・・。
そこから、小さな流れに沿って行くと、かつての武甲山の登山道の入口に出ます。
「武甲山入口」の石の道標
かつての武甲山への登山道 - 現在は廃道
私が初めて武甲山へ登った時は、この道を行きました。
少し進み、羊山へと登って行きます。
薄っすら紅葉した雑木林の中を進みます。
左手背後に武甲山が見えるようになりました。
広場に出ると武甲山がその姿が現わします。
若い頃、ここから山頂部が削られる前のカッコイイ姿をこの目で見ているので、今の姿は残念です。
そして、もう一つ残念なのは、昔の武甲山の姿を私は写真に撮っていないのです。
羊山を下り、御花畑駅から長瀞に移動です。