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掃部ケ岳~杏ケ岳

2008年05月22日 | 山歩 - 北関東



- 榛名湖畔から榛名富士 -

久しぶりに掃部ケ岳と杏ケ岳を歩きました。前回歩いたのは21年も前の1987年の早春でした。榛名湖畔から硯岩に寄って、まず掃部ケ岳に登りました。掃部ケ岳からは杖ノ神峠に下りて、そこから杏ケ岳に向いました。そして、杏ケ岳から先は道が少しあやしくなりましたが、味噌玉岩の傍を通り、藪っぽい山道から林道に下り立ちました。この林道は途中完全に崩落している場所があり、しばらく沢沿いに下らざるをえませんでした。そして、最後は倉渕村の石津付近に下山しました。

今回は杏ケ岳までは同じコースですが、杖ノ神峠まで引き返し、湖畔まで戻りました。その後時間に余裕があったので、花を求めて沼ノ原を散策しました。

新緑の山歩きを十分に楽しめましたが、一週間ほど早いほうがもっとよかったかなとも思いました。

行程 【 湖畔~硯岩~掃部ケ岳~杖ノ神峠~杏ケ岳~杖ノ神峠~湖畔~沼ノ原~スルス峠~沼ノ原~湖畔 】

榛名湖の湖畔から歩き始めます。まず、右手に榛名湖と榛名富士を眺めながら、吾妻荘の先の登山口に向かいます。



山道に入り、若々しい緑の中を登っていきます。

途中の分岐を右にとり、硯岩に寄っていきます。



硯岩からの眺め - 榛名湖 / 榛名富士



硯岩からの眺め - 榛名湖 / 三ツ峰山・天目山



分岐まで戻り、新緑の中を登っていきます。



振り返ると新緑越しに、榛名湖・榛名富士が望めます。

21年前も急な笹の中の道を登った記憶があります。



途中展望の開ける場所が何箇所かあります。そこからの天目山の南に連なる山々。



同じく榛名湖の眺め

山頂に到着しました。南側の展望が開けます。

秩父山地や八ヶ岳など肉眼で薄っすらとは確認できるのですが、写真にはとても写りません。



これは山頂からの浅間山。その手前の稜線は鼻曲山から浅間隠山に連なる山々です。

山頂で少し休んだ後、先に向かいます。



新緑の綺麗な道を行きます。



左手には杏ケ岳が望めます。



新緑が相変らず綺麗です。



再び、榛名湖を眺めることができました。



そして、左手には杏ケ岳です。



まだまだ、新緑が綺麗です。

耳岩の先から左に杖ノ神峠に下りていきます。

今回は掃部ケ岳山頂付近から杖ノ神峠への下り口付近までの新緑が一番綺麗でした。

峠への道も笹の中の急な下りだった記憶があります。



下るにつれて、新緑の緑は少しずつ濃くなっていきます。

杖ノ神峠に着きましたが、ここは21年前の記憶と異なっていました。峠道は舗装道路に変わっていました。



峠の石仏と祠 - これだけは変わっていませんでした。

21年前の時の写真は一枚だけあるのですが、それがこの峠で撮ったもので、石仏と祠が写っています。

道路を横切って反対の杏ケ岳への山道に入ります。



相変らず新緑が綺麗です。でも、標高が掃部ケ岳に比べ低いので、若干緑の色合いが濃い感じがします



トウゴクミツバツツジもちらほらと咲いています。

杏ケ岳は峠から三つ目の峰になるのですが、最初の峰には鷲ノ巣山という標識がありました。ここの方が杏ケ岳より少し高いのですが、この山の名前は知りませんでした。



峠から二つ目の峰には古い石の祠が南側を向いて鎮座していました。



そして、峠から三つ目が杏ケ岳です。

三角点と石の祠が鎮座しています。南側を向いた新しい祠と古い祠が二つです。古い二つは山頂の地形からすると不自然な位置で南西側を向いていました。



杏ケ岳山頂から榛名富士方面の眺め



杏ケ岳山頂で一休みしてから、再び綺麗な新緑の道を峠まで戻ります。

杖ノ神峠からは諦めて林道を辿ります。ずーっと舗装道路かと思ったのですが、舗装してあるのは峠付近と勾配の急な場所だけで、あとは未舗装でした。

車も通らずのんびり歩けました。



林道の途中から見た杏ケ岳と鷲ノ巣山 - 鷲ノ巣山の方が立派に見えます。



フデリンドウ - 林道の脇には結構花が咲いていました。



そして、掃部ケ岳の南面の山肌も眺められます。



新緑の緑も綺麗です。

さほど苦にならずに湖畔までの林道歩きが終わりました。

湖畔まで戻ってきましたが、時間的に余裕があったので、沼ノ原まで花を見に行くことにしました。



途中の湖畔東側から眺めた掃部ケ岳



そして、麓から眺めた榛名富士

のんびり花を見ながら沼ノ原を通ってスルス峠まで来ましたが、これ以上は時間的に無理でした。



スルス峠からのスルス岩 - ヤマツツジの蕾が少し開きかけています。



榛名富士を眺めながら再び沼ノ原を歩いて、湖畔に向かいます。



鬢櫛山と烏帽子岳 ・・・



そして、榛名富士を眺めながら、湖畔に戻ってきました。
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