- 鐘撞堂山山頂からの眺め -
この日は、午前中が鐘撞堂山で、午後が再び宝登山です。
とりあえず山を歩くのが主な目的です。
若い頃に比べれば確実に年相応に体力がなくなってきています。
最近、体力維持という消極的姿勢はやめて、体力を少しでも増強させようと思い直しました。
秩父鉄道の桜沢駅から歩き始めます。
八高線の踏切を渡り、国道を陸橋で越えて、登山口の八幡神社に向かいます。
八幡神社
境内には盛りのモミジが ・・・。
秩父の里山では薄暗い植林の中を歩くことが多いのですが、このコースはずーっと雑木林の中を進みます。
全体的には紅葉はあまり綺麗とはいえず、赤・黄というより茶色に近いです。
階段になっている急な坂を三箇所登ると、右手後方に谷津池が望めます。
最後に左手が明るく開けた道を登りきれば山頂です。
さほど魅力的な山ではないのですが結構人気の山で、山頂には二十人ほどの人がいましたし、数人ずつ人が上がってきます。
山頂には展望台があるのですが、周りの木が生長して展望台と同じ高さになってしまいました。
その為、展望台に上がると逆に眺めが悪くなります。
成長前の木の高さに応じて展望台を作った結果です。
展望には役立たずですが、冬の風の強い日には風避けとして使えます。
見えている山の名前はあえて省略して、山頂からの眺めを以下に ・・・。
一旦下った後、羅漢山を越えて、少林寺に向かいます。
少林寺へ下る道の脇には石の羅漢様が並んでいます(少林寺の五百羅漢)。
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少林寺からは波久礼駅に向かい、波久礼駅から電車で長瀞駅まで移動です。
そして、毎度の宝登山です。
山頂部の蝋梅園では花はまだですが、葉が黄色になっています。
着いた山頂には珍しいことに誰もいませんでした。
宝登山には何回も来ていますが、山頂に一人だけというのはあまり記憶がありません。
定期検査でロープウェイが運転を休止しているのが大きな理由だと思いますが、珍しく静かな山頂でした。
山頂からの眺めを ・・・。
山頂部のフユザクラはこの前より少し花が増えたかなという程度でした。
時折開ける展望を楽しみながら下山です。
宝登山神社から長瀞駅を通り、長瀞岩畳へ ・・・。
毎度の場所なのですが、天候や光の具合でその時々に様々な表情を見せてくれます。