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天狗岳~高見石

2008年08月12日 | 山歩 - 甲信越



- 天狗岳 -

何故か理由もなく、久しぶりに八ヶ岳の天狗岳に行きたくなりました。

残念ながら天気はいまいちでした。といっても、雨には一滴も降られていません。ガスで展望が駄目だったのです。

ここしばらく関東甲信地方では雷が多く発生しています。ですから、展望は駄目でも、雷に遭わなかっただけよかったと思うしかありません。実際、麦草峠に着くと、南の方角に積乱雲が望め、雷鳴が響いていました。

行程 【 渋ノ湯~黒百合平~天狗岳~中山峠~中山~高見石~白駒池~麦草峠 】

出発は渋ノ湯です。



朝日が射し込む森の中を登って行きます。



黒百合平までずっと静かな森の中の登りが続きます。

黒百合平に着くと、森から解放され、明るい風景に変わります。



水のないスリバチ池と天狗岳

天狗岳は、東天狗(左)と西天狗(右)の二峰よりなります。

一般的にはただ天狗岳と言った場合は、東天狗を指すようです。

実際、縦走路は東天狗を通っていますし、その姿からも天狗の名の由来はこの東天狗にあると思います。

しかし、三角点は西天狗にあり、標高も2645.8mと東天狗より少し高いようです。

大きな岩がたくさん広がっている中を東天狗に向かいます。



左手に見えた蓼科山・北八ヶ岳方面の眺め



東天狗への登り

東天狗に着きましたが展望は駄目です。晴れていれば、八ヶ岳の山々の眺めが素晴らしいのですが・・・。

休むのは西天狗にしようと、直ぐに西天狗に向かいます。



途中ガスが切れて見えた根石山・箕冠山方面の眺め

この後も時々ガスが晴れましたが、望めたのは結局根石山・箕冠山まででその先は残念にも駄目でした。



鞍部から眺めた東天狗



北の方角には雷を予感させる雲が・・・。

西天狗に着きましたが誰もいませんでした。しかし、ガスで展望もありません。

一人で静かに休んでいると、だんだんと人がやってきました。

再び、東天狗に戻ります。

東天狗には何故か二人の人がいるだけで静かでしたが、展望はやはり駄目でした。



東天狗から西天狗

諦めて中山峠に向かいます。



左下には黒百合平が望めます。

中山峠は四辻になっていますが、夫々の方向の道を歩いたことがあります。

今回は真っ直ぐ中山に向かいます。



少し登ると天狗岳を望める場所に出ます。

最初の写真もここからのものです。



再び、森の中の道となります。



時折顔を出す青空が恋しく思えます。

着いた中山の山頂は森の中で展望はありません。

その先の岩のゴロゴロする展望台と呼ばれる場所でも、ガスのために展望はありませんでした。



再び、森の中の道を高見石に向かいます。



花はゴゼンタチバナを見かける程度ですが、・・・



苔やシダの表情もなかなか面白いです。



高見石からの白駒池

高見石からは白駒池に向かいます。



白駒池

白駒池は今や観光地となってしまっています。車で近くまでやって来れるからです。

白駒池を最初に訪れたのは30年以上も前のこと(但し、30年ぶりではありません)で、青苔荘の前にテントを張りました。

白駒池そのものの景色は変わっていませんが、山の中にひっそりと佇むという静けさはなくなったと思います。(双子池や雨池の雰囲気の方が昔と変わっていないと思います)

白駒池からは麦草峠に向かいます。



麦草峠の草原から茶臼山・縞枯山



麦草峠の傍にある茶水池

麦草峠に到着して歩き終わりです。

麦草峠も最初に訪れたのは30年以上も前ですが、当時既に峠を通る自動車道路はありました。当時は未舗装で車の姿などなく、麦草山荘もひっそりとしていました。
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