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大持山~武甲山

2013年05月07日 | 山歩 - 秩父



- 武甲山山頂からの眺め -

最近、連休の時の恒例となりつつあるコースです。

四月になってからは、それなりに暖かい日もありましたが、冬のような寒波の襲来が度々あり、季節の進み具合がよくわからなくなってしまいました。

それ故、連休のいつ頃がいいのかわからないまま出かけることになってしまいました。

結果は ・・・ アカヤシオやスミレを含め、今までで一番花が少なかったです。

そのかわり、薄っすらとですが北アルプスまで確認できて、遠望に関しては今回が一番でした。

要するに春(初夏)というより、冬に近かった一日ということかもしれません。

歩程 【 生川~妻坂峠~大持山~小持山~武甲山~浦山口駅 】

武甲山の表参道の登山口である生川(うぶかわ)から歩き始めます。



気持ちのいい新緑の中を妻坂峠を目指して登って行きます。



四辻の妻坂峠に到着です。

この時期の妻坂峠付近は新緑が綺麗です。

ここから大持山への道の前半は急な登りとなります。



その急坂をこなすと、大持山~小持山の稜線を見渡せる場所に出ます。

その様子から今年もアカヤシオに期待できないことがわかりました。



アカヤシオとは別に、ここからは緩やかな新緑の気持ちのいい道となります。



最後に再び急になった道を少し登れば、鳥首峠分岐です。

ここからは東から南にかけて展望が広がります。



大持山はその分岐からわずかな距離です。



大持山山頂から東京と埼玉の県境の山々(大平山方面)

大持山から小持山に向かう途中にアカヤシオが見られるのですが、予想通り花の数が少ないです。



途中の岩頭から両神山

この岩頭からの眺めは爽快です。

この日、この時期にしては珍しく遠望がききました。



八ヶ岳 - 赤岳・横岳・硫黄岳・天狗岳が頭を出していました。



両神山の右奥に薄っすらと北アルプスの白い壁が見えていました。(帰宅して調べると後立山の連なりでした)

この日のコンパクトカメラは4倍ズームまででしたので、各々切り出してみました。



八ヶ岳の部分



北アルプスの部分 - これでもわかり難いですが ・・・。



時折現れるアカヤシオに慰められながら小持山に向かいます。



いつもならそれなりにアカヤシオが見られる小持山周辺も今年は花が少ないです。



小持山山頂から武甲山

小持山からはシラジクボまで下り、そこから武甲山に登り返します。



道の左側は落葉松林ですが、途中バイケイソウの群落が現れます。

また、この登りはタチツボスミレとニリンソウを中心に花が多いのですが、今年はやはりその数が少ないです。

武甲山の御岳神社前の広場は大勢の人で賑やかです。



武甲山山頂からの眺め

武甲山山頂からも遠望がききました。

目で確認できた遠くの山々 ・・・ 浅間山・四阿山・草津白根山・谷川連峰・武尊山・足尾の山々・日光の山々(男体山・女峰山など)/ 浅間隠山・榛名山・小野子三山・子持山・赤城山 そして、筑波山

ここでも、両神山の右奥に北アルプスの白い壁が薄らと見えていました。





武甲山からは浦山口駅に向かいます。



長者屋敷尾根から小持山と高ワラビ尾根

橋立川に下り立ち、そこからは橋立川沿いに下って行きます。



直ぐに林道となりますが、新緑の山肌が綺麗です。



白いウツギ



薄紫のフジ

浦山口駅に着いて歩き終わりです。


【 途中に咲いていた花たち 】



タチツボスミレ

.

タチツボスミレ / フモトスミレ



フモトスミレ



ヒナスミレ



マルバスミレ



エイザンスミレ



ナガバノスミレサイシン

.

ミツバコンロンソウ / ヒゲネワチガイソウ

.

ニッコウネコノメソウ / コガネネコノメソウ



ミヤマハコベ

他に、アケボノスミレ、アカネスミレ、フデリンドウ、ニリンソウ、ハシリドコロ、カタクリ、マルバコンロンソウ、ミツバツチグリ、・・・などが咲いていました。
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