Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『ビリギャル』

2015年05月04日 | 映画
今日は映画『ビリギャル』を観てきました。

この作品は、投稿サイトに掲載された実話を書籍化しベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を、連続テレビ小説『あまちゃん』の有村架純が金髪ギャルに扮して映画化した作品です。
監督は映画『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』などを手がけた土井裕泰です。


名古屋の女子高に通うさやかは、偏差値30の学年ビリという成績。見かねた母に塾へ通うことを提案され、入塾面接で教師の坪田と運命的な出会いを果たす。金髪パーマに厚化粧、耳にはピアス、極端に短いミニスカートというギャル全開なさやかに面を食らう坪田だったが、さやかの素直な性格に気付き、ふたりは慶應大学への受験合格を約束することに。偏差値30のギャルが、偏差値70の慶應大学現役合格を果たすまでのストーリー。


まず主人公約の有村架純が意外と金髪ギャルが似合っていて好演でした。
原作のタイトル『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』や予告編などを観ているとストーリーはある程度分かってしまいますがなかなか良かったと思います。
珍回答や塾での講師や生徒たちとのやり取りが面白くできています。
ただの勉強サクセスストーリーだけでなくそれを取り巻く人間模様、考えさせられます。
人間関係、友情、家族愛も描かれていて笑いの部分だけでなく感動します。
何より両親役の吉田羊と田中哲司の演技が素晴らしかったです。特に父役の田中哲司の終盤からの会場へ送迎する場面、ラストシーンは感動です。
この作品は若い世代だけが楽しめる映画ではなく子供を持つ親世代の方でも充分、楽しめて感動できる作品になっていると思います。


次回は映画『王妃の館』を観に行く予定です。