I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)

2010年05月23日 | 植物のお話

(4月27日 実家にてズームで撮影) 

こちらは実家の庭でのびのびと育っているモクセイ科ヒトツバタゴ。別名をナンジャモンジャノキと言います。「ナンジャモンジャってなんじゃ!?」と思う方もいらっしゃると思いますが、ナンジャモンジャというのは、見慣れない立派な樹木に対して地元の人が付けた愛称のようなものなんですって。他にもナンジャモンジャゴケなんてのもあるみたいですよ。ちなみに「ヒトツバタゴ」の名前の由来は、同じモクセイ科トネリコ(別名タゴ)と似ていて、トネリコが複葉を持つのに対し、この樹木は托葉(たくよう:葉の付け根にある付属体)を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名があるそうです。人の名前と同じように、植物の名前にもひとつひとつちゃんと理由があるのですね~

長崎県の離島のひとつである上対馬では、毎年5月初旬になると3000本を越えるヒトツバタゴの自生木が一斉に真っ白な花を咲かせ、その様子から地元では「ウミテラシ」とも呼ばれているのだとか(→『対馬ポータルサイト』)。いつかその様子も実際に現地に行って見てみたいものです 

来年あたり、行けないかなぁ~。飛行機だと長崎空港から35分か(→『対馬市オフィシャルホームページ』。)ふむふむ、なるほど…。

…なんて、密かに対馬上陸を企んでいるkero-keroなのでした


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