I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

今年のお盆

2009年08月28日 | いろんなお話

結婚して以来、お盆とお正月は旦那さんの実家で過ごすことがほとんどなのですが、今年は義理の両親が育った町、南島原市加津佐町にある義母の生家でお盆の3日間を過ごしました。

 

そもそもお盆とは何でしょうか?

 

広辞苑で「御盆」を引くと、「盂蘭盆(うらぼん)」のこと。」とあり、さらに「盂蘭盆」を引くと、

「盂蘭盆経の目連説話に基づき、祖霊を死後の苦しみの世界から救済するための仏事。陰暦7月13日~15日を中心に行われ、種々の供物を祖先の霊・新仏・無縁仏(餓鬼仏)に供えて冥福を祈る。一般には墓参・霊祭(たままつり)を行い、僧侶が棚経(たなぎょう)にまわる。地方により新暦7月・8月など日が異なる。盆。うらんぼん。盂蘭盆会(うらぼんえ)。精霊会(しょうりょうえ)。」

また明鏡国語辞典では

「陰暦七月十五日を中心に行われる、祖先の霊を祭る仏事。十三日の晩に迎え火をたいて霊を迎え、十六日の晩に送り火で霊を送る。」

とあります。とはいえ、現在のお盆の過ごし方は人それぞれ。我が家では迎え火をたく代わりに、夜玄関に提灯をさげ、ご先祖様の霊をお迎えし、一日目、二日目に父方と母方それぞれのお寺のお坊さんに来ていただき、お経をあげてもらいました。お墓参りは三日間お墓に通うのが通例のようですが、「お盆の間ご先祖様は家に帰ってくるんだから毎日お墓に行かなくてもいいんだよ」という義父の言葉に納得し、最終日に一度だけ行いました。やり方は様々だけど、ご先祖様を大切に思う気持ちが一番大切なのですよね

義母の生家は今は誰も住んでいないため、テレビやラジオがありません。でもその分、今まで聞いたことがなかった両親の若かりし頃の話など、いろんな話を聞くことができました。時にはテレビのない生活もいいものです。日中することがない時間、暑さに弱い旦那さんは、家の中で本を読んだり昼寝をしたりしていたのですが、家の中でじーっとしているよりも外を散策したい私は、同じく散策好きの義父を誘って一時間ほどお散歩に出かけてみました。

こちらは義母のお寺、巌吼寺(がんくうじ)。曹洞宗のお寺で、岩戸山の中腹にあります。

義母のお祖父さんはこのお寺の仏師だったそうで、いくつもの仏像を残したそうですが、かつてこの場所にあったお堂は火事によって消失し、残念ながらその際にお祖父さんが彫った仏像も燃えてしまったのだとか。もしタバコの不始末などが原因であるとしたら、本当に悲しむべきことですよね。

巌吼寺の歴代の僧侶のお墓も発見しました。あまり見たことのない独特な形をしています。

お寺から裏道を辿っていくと野田浜という海水浴場に出てきました。白砂青松の美しい浜です。お隣にある白浜と比べると少ないけど、海水浴のお客さんもたくさん来ていましたよ。

ちょっと暑かったけど、山あり海あり川ありで、なかなかステキな散歩コースでした♪ 歩きながらお義父さんといろんなお話もできてよかったです。旦那さんに代わって散策にお付き合いいただき、ありがとうございました

先日旦那さんの職場の方から「布津町に美味しいから揚げ屋さんがある」との情報を入手し、義弟夫婦も合流することになっていた二日目の夕方、旦那さんとドライブがてら布津町へ。

ここは『鶏の白石』といって、この辺ではちょっと有名なお店らしく、この日も中に入るとたくさんのお客さんが一列に並んで唐揚げが揚がるのを待っていました。

ぶつ切りと骨なしの二種類があるようでしたが、ぶつ切りの方が早くできるとのことだったので、とりあえず少なめに見積もってぶつ切りの唐揚げを4人前注文。

家に戻ってお皿に出してみるとかなりの量にびっくり!他にもおかずがあったので、「これを今日中に食べきれるか!?」と心配したのですが、これが取り越し苦労で、その日の内に完食してしまいました。それほどおいしかったということです みなさんも機会があればぜひ!おススメですよ~

家族6人+ご先祖様たちとテレビもラジオもない静かな家でワイワイ賑やかに過ごした今年のお盆。法要も大事ですが、こうやって普段なかなか集まれない家族と賑やかに過ごすこともお盆の大切な要素のひとつだと思いました。

来年もまた家族そろってお盆を過ごすことができますように!


レストラン 田舎の休日

2009年08月26日 | 美味しいお話

同じ県北に住むchiharuちゃんと『田舎の休日』というレストランへランチに行ってきました~

前々から県道54号線(三川内から世知原方面に抜ける山越えコース)を通るたびに道路脇に立っている看板が気になっていたものの、なかなか行く機会がなかったこちらのレストラン。5~6月にかけて大量の蛍が乱舞する自然豊かな里美(さとよし)町にあり、まさに『田舎の休日』という名前がぴったりのロケーションに立っています。周りには畑や田んぼしかないとてものどかな場所にひょっこりと現れるので、最初見つけた時は「こんなところにあったんだ~!」とちょっと驚いてしまいました。

ログハウス風の店内は意外と広く、あたたかな木のぬくもりに包まれ、ゆったりとした時間が流れています。最初なのでまずはレストランの名前がついているものをと思い、2人とも『田舎の休日セット』(1050円)を注文。その内容は…

優しい味付けのポタージュスープに(かぼちゃのスープだったかな?)

牛肉、鶏肉、お魚とてんこ盛り!大きなパンも付いてかなりのボリュームでした。ちょっとカロリーオーバー気味かな でもこれなら男性も満足できる内容だと思うので、家族やカップルにもおススメです♪

ちなみにこちらのパンは自家製で、パンのみの購入もOKです!最初に訪れたときはパンだけ買ってみたのですが、なかなか美味でしたよ~。ディナーも充実してそうだったので、次回は夜訪れてみたいと思いまーす

 

『レストラン田舎の休日』

場  所:長崎県佐世保市里美町400-4
電  話:0956-46-0412
営  業:11:30~20:30
店休日:火曜日
駐車場:あり(3~4台)


りぶさん 俺達のエナジー

2009年08月25日 | うたとことばのお話

音楽にはすごいチカラがあると思う。

それを聴いた人に元気や勇気を与えることができるからだ。

辛く苦しい時、「この曲に支えられた」っていう人も少なくない。

音楽とは、人を前向きな気持ちにさせてくれる魔法のようなもの。

その中には曲を作る人の思いとエナジーがぎっしりと詰まっている。

 

私にはそんな魔法のような音楽を作っている友達がいる。

小学校の時からの同級生で、現在横浜を中心に活動している『りぶさん』のボーカル江口くんとギタリストけんじくん。

ベースのきくちゃんは静岡県出身だけど、2人とは息がぴったりで、まるで幼馴染かのよう。

 

8月7日に長崎のオハナカフェでライブがあり、久々に彼らの歌声を聴きに行った。

ユーモアあふれる曲から人への感謝の気持ちを綴った曲まで、彼らの持ち味がたっぷりと盛り込まれたステキなライブだった。

ボブ・ディランの『風に吹かれて』やジョン・レノンの『イマジン』も歌われ、8月9日の原爆の日を前に反戦の思いを強くした。

 

 

ただ今ニューアルバムを引っ提げて全国行脚中の彼ら。

どうか彼らの思いとエナジーがたくさんの人たちに届きますように!

ニューアルバム『俺たちのエナジー』、よかったら聴いてみてください

 

ちなみに東長崎のTUTAYAではこんなことになってるらしいですけんぢまん日記


海きらら

2009年08月20日 | 長崎県北部のお話

chieちゃんとKAZANでランチを食べた後、この夏オープンしたばかりの九十九島水族館-海きらら-へ行ってきました

もともとあった水族館を規模を拡大してオープンした海きらら。メインは新設された九十九島イルカプールクラゲシンフォニードームということですが、さてはてどんな海の生き物達と出会えるのでしょうか。九十九島にかけたという入場料990円(佐世保市民割引。一般は1400円)でチケットを購入して、いざ海きらら内部へ!

     

まず目を引いたのは、大きな大きなウミガメさん。水槽の上部が開いているので、ウミガメ達が水中でバタバタすると、写真右下の注意書きにあるように時々水しぶきが飛んできます 今にも飛び出してきそうでなかなか迫力ありますよ~。

こちらは九十九島湾大水槽。 大きな水槽の中では九十九近海に住む魚達が優雅に泳いでいます。

      

中でも愛嬌を振りまいていたのがこちらのエイ。本人はそんなつもりはさらさらないのでしょうけど、エイの腹面は人の顔のように見え、まるで私達にニッコリと微笑みかけているかのようです でも実は目のように見えるのは鼻で(ちゃんと嗅覚もあるそうです)、口の下に左右対で並んでいるのはエラ穴なんですって。そう思っていてもやっぱり顔に見えてしまうのは私だけでしょうか?

お!何やら変な魚を発見口をぽっかり開けてじーっとしてて、なんかカエルっぽいけど…

     

実はこれ、カエルアンコウという名の魚。大きさは多分5~6センチくらいしかないんだけど、顔が体の半分くらいあって、泳ぐのがあまり得意ではないため、前足のような胸ビレで海底を歩き回るお茶目なやつです。頭の上にはアンコウ特有の「エスカ」があり、釣り竿のようにこれを振って寄ってきた魚を食べちゃうんですって。英語ではA fish that fishesと書いてありました。つまり「魚釣りをする魚」というわけですね

     

幻想的な空間が広がるクラゲシンフォニードームの中には数種類の変わったクラゲが展示されていて、とても神秘的な姿を見せてくれます。あまり広くはありませんが、天井や床にも様々な映像が浮かんだりするので、人が少なければ休憩がてら椅子に腰かけてボーっとするのもいいかも知れません。

     

海きららの目玉のひとつ、九十九島イルカプールでは3頭のイルカ達が大活躍!でもこちらに来てからまだ日が浅いので、今もトレーニング中なのだそうです。プールが狭いためイルカが着水する時に水しぶきがあがり、観客が水をかぶることもしばしばあるようですが、これもまたスリルがあっておもしろいかも知れません

しかしトレーニング中とはいえ、3頭ともなかなかのジャンプ力で、本当にお見事でした 最後は鼻先の丸いハナゴンドウ(鼻巨頭)のハナちゃんと、ハンドウイルカ(半道海豚)のサンちゃん、ヨンちゃんが3頭揃ってご挨拶。もう少しプールが広ければ…という思いは否めませんが、炎天下の中真っ黒に日焼けしながら頑張っているトレーナーの方々、そして少しずつ芸を磨いて私達観客を楽しませてくれている3頭のイルカ達には惜しみない拍手を送りたいと思います。ちなみにイルカ達の名前は仮称で、現在名前を募集中なのだとか。みんな女の子なので可愛い名前を付けてもらえるといいですね!

久々に水族館を訪れ、様々な水中の生き物たちと触れ合い、すっかり童心に返って楽しんでしまったkero-keroなのでした。chieちゃん、ランチからお付き合いいただきありがとう!また佐世保のステキスポットを教えてね~

 

海きらら

場  所:長崎県佐世保市鹿子前町1008番地
電  話:0956-28-4107
営  業:3月~10月 9:00~18:00 / 11月~2月 9:00~17:00 *最終入館は30前まで
入場料:大人1400円(佐世保市民990円)、子ども700円(佐世保市民350円)
駐車場:あり(最初の1時間は無料、以後1時間100円)


KAZAN

2009年08月19日 | 美味しいお話

皆様、ご無沙汰しています。真夏の猛暑に干からびそうになっているkero-keroです 随分長い間ブログを更新できずにいましたが、今日からまた復活です!この一ヶ月間の空白を取り戻すべくばんばんアップしていきますよー

まずは佐世保っこchieちゃんに連れて行ってもらった佐世保市中里町にあるKAZANというレストランをご紹介します 

住宅地の中にひっそりと佇む隠れ家的レストランKAZAN。中に入るとレースのカフェカーテンがかけられた大きめの窓から優しい木漏れ日が溢れ、曲線の多い家具がゆったりと置かれていて、とても落ち着いた雰囲気が広がっています。さて、一体どんなお料理が出てくるのでしょう?

この日私達が注文したのは1200円のランチ

最初に出てきたのはかぼちゃの冷製スープ。暑い夏には嬉しい一品です。

お次はライスとサラダ。野菜は有機栽培のものを使っているとのこと。

そしてメインはスペアリブ!注文するときにお店の方が「食べにくいけど美味しいですよ」とおっしゃっていた通り、骨付きなので手で持ってかぶりつかなければ食べられなかったけど、とても美味しかったです

デザートは口当たりの軽いあっさりとしたプリン。ブルーベリーソースがよいアクセントになっていました

そして食後のコーヒー。こだわりをもって淹れている感じでとても美味しかったです。ごちそうさまでした~

 

珈琲は悪魔の。恋のようにく、地獄のようにく。

 

…って、表には分かるような分からないようなことが書いてありましたが、お店の雰囲気も良かったし、お料理も満足の内容でした パフェなどのデザートも充実していたようなので、次回はティータイムに出かけてみたいと思います

 

KAZAN

場  所:長崎県佐世保市中里町161-3
電  話:0956-74-2844
店休日:火曜日
駐車場:あり(3台くらい)