さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴15年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

手当て

2018年09月09日 18時55分31秒 | 日記
紙パンツ一枚で横たわるトド二頭。
姉行きつけのペンションでの全身オイルマッサージを体験した。
何年ぶりだろうか。

20代の頃は、月2回ペースでマッサージに通っていた事もあった。
疲れていたし、身体も辛かった。
しかし、今思えば、その頃は時間もお金もあった。生活にむしろ余裕があるから通っていたと思うと、滑稽な状況。
通い続けて感じたのは、改善するのは一時のこと。日常生活を改善したり、根本的な原因を改善しないと変わらない、という事だった。
以降、マッサージには縁遠くなっていたのだ。

今は、リビング中央にストレッチポール、マッサージチェア、ヨガやストレッチと気にはしている。
でも、肩凝りを感じない事はないし、階段をスムーズに降りれない。関節のぎこちなさが常にある。

姉が月一ペースで通うマッサージ。
気持ちいいと勧められ一緒に行く事になった。

全身オイルマッサージ。
ツボにダイレクトに伝わる指の圧と全身の気が流れるのを優しく感じる。
心地よいオルゴールの音色とゼラニウムの香り。

眠りはしない。
初めての場所と初めてのセラピスト。
でも、非日常の世界に、
心と身体が癒されるのを感じる。
溜まっていた老廃物とともに、心さえも浄化される。血行が良くなり、別世界に居ながらも、今だからこそ感じる本当の癒しに触れた気がした。

今の私には手当てが必要なのかもしれない。

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