小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

まさかまさかまさかまさかのファイナル進出!

2010-10-11 11:43:50 | 千葉ロッテマリーンズ
♪マリーンズが~ 本当に好きだからぁ~ みんなでこの喜びを 分かち合おう~♪。・゜・(ノД`)・゜・。

大一番でズバリ!西村監督「計算と信頼」の継投策 (スポーツニッポン) - goo ニュース
【ロッテ5―4西武】終盤崩れた西武とは対照的な6人の中継ぎ陣による無失点継投。そこにはロッテ・西村監督の「計算と信頼」が根底にあった。

 延長10回1死一、二塁で伊藤から内にスイッチ。サヨナラのピンチで内は佐藤を低めのスライダーで遊ゴロ併殺に打ち取った。「内なら低めの力のあるスライダーで併殺にできる。結果としてうまくいった」と指揮官は計算通りを強調した。

 伊藤と内は同じ右の速球派。決め球もスライダーと似ている。内は第1戦、同点の8回無死一塁から登板して4点を勝ち越された。経験も伊藤より浅く、伊藤は9回から2イニング目で22球を投げていたが、続投のほうがリスクは少なかったはずだ。それでも内を起用した西村監督は「打たれたら僕の責任。本人のためにも経験させたかった」。覚悟を決めた指揮官に対して25歳右腕も「きのうやられた分をやり返したかった」と期待に応えた。

 制球難から4失点の先発マーフィーを3回で早々と見切った。そしてシーズンの不調から中継ぎに回った2番手・渡辺俊の3回2/3、51球のロングリリーフもハマッた。新人監督の攻撃的な継投は吉と出た。


[ニッカン式スコア]

○ 撃ち 1勝
S 奥様は(以下略 1勝1S
● 力者 1敗
HR 奥様は(以下略1号、まんが1冊目

勝てた…。・゜・(ノД`)・゜・。

カーブが面白いように決まり、緩急自在のピッチングでマリーンズ打線を翻弄していた岸相手に、何度も何度もチャンスを貰いながら、ピンチで岸が窮々とするたびに全力で岸をアシストするマリーンズ打線。
それが6回表の1点返してなお無死2、3塁から無得点しかり、7回表の1点返してなお2死満塁から無得点しかり、9回表の里崎同点打の後西岡内野安打→清田送りバント失敗→無得点であったり。

こんな展開だもんで、ごめんなさい。

6回表で心が折れかけ、7回表で完全に心が折れちゃいましたorz

「いつもだろ ロッテ野球は 大人向け」と言われてしまえばそれまでなのだが、さすがに大一番でこうも岸を全力サポートしていたら、掴みかけた流れなどあっという間にライオンズに傾いてしまう。
9回表もそう。
土壇場で同点打が出たあと、剛の二遊間を抜きそうな当たりが内野安打になり、流れ自体は完全にこちら。
しかしながら、清田が送れない。
清田が倒れたあとの初球で剛がセカンドへスチールし、結果的には送ったのと同じ形にはなったけれど、続く井口、サブローと返せないのでは…。
土壇場で同点までは良かったし、里崎も雰囲気があったから、なにかしらやってくれそうな予感はあったけれど、だからこそ、あの場面で一気呵成に勝ち越しまで行けなかったというのは…。

う~ん、俺が高望みしすぎなのかな…。
気がつけば、土曜日の大逆転劇などどこへやら、がっぷり四つの戦いにされてしまっていた。流れは完全にこちらの手の中にあったのだから、堂々と上から見下ろして相手の牙を叩き折ってやればよかったのに…。

「大人のロッテ野球」を象徴するかのように、そんなこんなをしているうちに10回裏。
イニングを跨いだ伊藤が、先頭の中村に渾身の力で投げたストレートがボール判定、大島に送られ1死2塁、1塁が空いているので当然ブラウンは敬遠で1死1、2塁。
ここで西村監督は、なんとまあ昨日打ち込まれた内くんをマウンドに。
これは心底驚いた。
おそらくは昨日の今日、この大舞台を経験させて、ゆくゆくは…という腹づもりだということまでは瞬間的に飲み込めたが、短期決戦、しかもこんな大舞台を教育の場にするとは…。
もちろん、教育の場にするだけではなく、監督なりの深慮遠謀があった。

「内なら低めの力のあるスライダーで併殺にできる。結果としてうまくいった」
「内なら低めの力のあるスライダーで併殺にできる。結果としてうまくいった」
「内なら低めの力のあるスライダーで併殺にできる。結果としてうまくいった」
「内なら低めの力のあるスライダーで併殺にできる。結果としてうまくいった」

う~ん、奥が深い。
或いはケンカの心理に近かったのかもしれない。
相手は内くんと言うだけで、昨日打ち込んだ相手だからカサにかかって叩いてくるはず。真っ正面から向かってくる相手の鼻っ柱をぶっ叩く…というわけだろうか。
1死とはいえ1、2塁、サヨナラのチャンス。内野を抜かれたら、おそらく3塁は回してくるだろう。
そこをなんとまあ2球で6-4-3。佐藤の当たりも強かったが、飛んだ場所がモロに剛の正面。
このゲッツーの瞬間、思わず立ち上がって両拳を天に突き上げたあと、なぜか腰の力が抜けて、ヘナヘナとその場にへたりこんでしまったww

なんていうか、これが「痺れる試合展開」って言うんだな。

こんな試合展開、プロ野球ファンをやっていたって、そうそうお目にかかるシーンではない。
一打サヨナラの大ピンチ。
その場に昨日打ち込まれた内くんを、敢えてマウンドに立たせた西さん。
その起用に全力で応えた内くん。
もちろん、後先関係無しの一発勝負だからこそ起こりうる展開なのだけれど、上位に進出していれば、こんな緊張感のある、手に汗を握る、一瞬の判断で勝負が決まる、がっぷり四つのギャンブルを見られるのだから…。

そしてその裏11回、ワンチャンスを井口がものにして、最後は…。

こんな感覚は、2005年のプレーオフにもあったし、昨日のような「神がかり的」な勝ち方も、2005年のシーズン中には何度かあって、「神がかり的な勝ち方をするチームがそのシーズンは勝ち抜ける」という基準が、個人的に中で出来上がったのだけれど、まさかその「神がかり的な勝ち方」を、この大舞台でやってのけるとは…。
この「神がかり的ななにか」は、もう完全に忘れていた感覚ですな。

2005年は、「神がかり的ななにか」でホークスを打ち破った。
2010年は、果たしてどうだろうか。


ハナっからチケットがなかったということもあるのだけれど、連戦連勝した所沢参戦の皆様には大変申し訳ないのだが、土曜日の試合、9回表の同点劇の時点で精根尽き果てていたので、さすがに昨日はパス。当日券狙いなら1塁側のチケットも買えたと思うのだが、それよりもあまりにも疲れすぎていて、翌日参戦しようなどという気持ちが全く起きなかったのは、歳を取って体力配分というものを覚えてしまったからなのか、或いは徐々に若さを失いつつあるのか、どちらなのだろうか…。
さりとて、このまま家で一人で見ているのもつまらないので、パブリックビューイングを行っていた千葉マリンへ。
球場に着いたのは13時半過ぎだっただろうか。
先発マーフィーが、前夜あれだけ「初回の立ち上がりで点を取られたらやばい」と話していた通りの展開になり3失点。
岸は緩急自在のピッチングでマリーンズ打線を翻弄。

流れが変わったのは、まっとんに代打里崎からだっただろうか。
4回からマーフィーに替わって俊介が中継ぎで登板。
まっとん相手にも4回は無難に抑えていたけれど、やはり俊介には里崎がよく合う。
里崎をめがけてすいすい投げていた印象。
そうした風を受ければ、自然とサトものっていくのだろうか。

里崎また救った!2戦連続の土俵際9回に同点打(スポーツニッポン) - goo ニュース
【ロッテ5―4西武】この男が、ことごとく勝負の風向きを変えた。1点を追う9回、先頭のロッテ・里崎が初球のスライダーをとらえると、打球は左翼席へと飛び込む同点ソロとなった。前日の第1戦は9回に中前2点同点打。2戦連続の大仕事に「やばいね。吹いているかどうか分からないけど吹いているとしかいいようがない」とおどけた。

 2試合続けて先発出場は的場に譲ったが、その勝負強さは圧倒的だった。5回に代打で右前打。7回は1点差に迫る中前適時打。8回の守りは2死二塁から、栗山の左前打で本塁突入した二塁走者の佐藤を体を張ってブロック。決定的な追加点を許さなかった。「左手首がメッチャ痛かった。バットを振れるかなと思ったけど逆にその分、力が抜けてコンパクトに振れた」という直後の打席で劇砲。延長11回の無死一塁では初球にバントを決めて、井口の決勝打のおぜん立てをした。

 パ・リーグ最多となるプレーオフ、CS通算6本塁打目。今回のファーストS2試合は計4打数4安打4打点の大当たり。西村監督は「下(2軍)に行って歯がゆい思いをしただろうけどしっかりやってくれた結果が出た」と最敬礼した。

 ヒーローインタビューでは目を潤ませ、何度も声を詰まらせた。「この2カ月間、長かったもん。頑張ってよかった」。今季は4度も背中を痛めた。レギュラーシーズン最後の出場は8月5日の楽天戦(Kスタ宮城)。ティー打撃やマシン打撃だけで実戦なしのぶっつけ復帰も連日の大活躍。1打席ごとに増す声援への感謝と安ど。普段は陽気な男もこみ上げるものを抑えられなかった。

 FA権を取得し、去就が注目されるが今は目の前の一戦に集中するだけだ。「福岡でも風を逃さないようにやっていきたい」。幕張のミスターポストシーズンの大暴れはまだ続く。


ヒーローインタビューで、今にもあふれ出しそうだったのが印象的だったな…。

試合後は、西村ダンスをおどるでもなく、その場にへたって全く動けなかったおいら。
これ、現地にいたらどうなってたんだろう…。

いやねえ、俺…。試合中にね…。
こんな展開でしたでしょ?

土曜日のような奇跡なんて、立て続けに2度も起こるわけなんかねえよって思ってたんですよ。

奇跡は、誰もが想像してなかったから奇跡なんで。
某佐藤●子みたいに、「最初からロッテがファイナルステージに勝ち上がることを信じてました」って言えりゃいいけどさ。少々古いネタだけど。

まあ…ね。
「信じるものは救われる」じゃないけどさ。
やっぱり、これって最強ですよね。

え~。
拝啓、東原亜紀様。
渋谷西武でのお買い物、誠にありがとうございましたm(_ _)m

http://ameblo.jp/higashihara-aki/entry-10669234200.html


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6 コメント

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Unknown (MS)
2010-10-11 14:02:55
もの凄い試合でした。
西武戦のポイントは如何に早く俺達を引っ張り出すか。
その通り先発が降りたら試合がおもいっきり動くなんて。しかも2戦連続で。
(シコが俺達化してしまったのは何となく複雑な心境でしたけど。)
あとはナベキュー監督の迷采配にも救われた感がありますね。
特に11回の攻撃はなぜ同点狙いにせず強行したのか、マリーンズファンから見ても疑問ですし。

福岡では更に厳しい戦いが予想されますけど何とか勝ち上がって欲しい!
♪ここから勝ち上がろうぜ必ず♪
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失礼いたします。 (tenjin95)
2010-10-11 19:03:33
> 管理人様

またしても、「東原デスブログ」が炸裂していたとは!!

次は、ソフトバンク携帯辺りの記事を希望。ロッテ商品の記事は書かないで欲しいです(-人-)
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サトちゃん (かわじゅう)
2010-10-11 20:25:18
昨日は参戦しなかったんだ。てっきり現地参戦かと。拙者はマリスタPVもあきらめますた。なんせ 土曜日の激闘で身も心も消耗しきったので(笑)。土曜は大変お世話になりますた。昨日は家でおとなしくTV鑑賞ですた。サトちゃんの撃砲もスンゴイけど、本塁突入阻止のブロックにしびれますた。まさに漢なり。惚れますた・・・・
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もしかしてパート2 (とおる)
2010-10-12 08:31:58
まさにミラクルマリーンズ!結果をニュースで見ただけですけど、2試合連続しびれる逆転劇でしたね。去年の母校のミラクルぶりを思い出させてくれました!こうなったら阪神秋山を日本シリーズで打ってしまえ!
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神風マリーンズ (仙台鴎の親)
2010-10-12 09:26:13
まさにマリーンズに強烈な追い風が吹いていますな
この風を逃さないようにしたいものです
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レスが遅くなりました (小馬太郎兵衛)
2010-10-13 04:27:45
>MSさん
もの凄い試合でしたね…。
終盤の投手陣のへばりように、つけいる隙は十分あるとは思っていたのですが、まさかこうも綺麗に逆襲が、しかも2戦連続で決まるとは…。

勢いはこちらにあるでしょうが、先発中継ぎ盤石のホークス相手に、勢いだけで通用しますかどうか…。

>tenjin95さん
恐ろしいほどですね…。
5月頃に「パイの実食べた」と書いた途端にマリーンズから故障者が続出しましたから、今回ばかりはお菓子類は明治か森永あたりにしていただいて、ケータイをソフトバンクにするか、検索でYahoo!を使って欲しいんですが…w

>かわじゅうさん
サトが出てきただけで流れが変わったというのもあるのですが、吉見起用で、結果打たれましたが本塁は阻止…というプレーで、完全に流れが変わりましたね。
「俺に風が吹いてる」というのは、おどけたセリフでもなんでもない、本音だと思います。日本シリーズで今江に吹いた風のように。

>とおるさん
結果だけを見ても十分痺れますが、内容を見たら本当に痺れます。こんな試合を観られるからこそ、プロ野球ファンはやめられないってーもんです。
本当に高校野球を見ているような感じになりました。
ただ、ホークスの壁は厚いでしょうね…。

>仙台鴎の親さん
風は大事にしたいです。
ホークスは風だけでは倒せませんが、勢いごとぶつかれば、もしかしたら…。
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