賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

外務省は全員クビ!

2007-07-31 21:48:09 | モブログ
アメリカ下院議会で慰安婦謝罪決議案が採択された。外務省は何をやっていたのか?こんな外交的失策をするようじゃ、全員クビだ!

「キャリアアップをしたい」は“建前” 社員が辞める本当の理由

2007-07-31 16:18:03 | ビジネス
「キャリアアップをしたい」は“建前” 社員が辞める本当の理由(日経ビジネスオンライン)

に寄せられたコメントを読んでいてちょっと違和感を覚えた。

殆どの人が記事の内容に対して「自分は会社を見限って辞めたのであって上司との関係で辞めるなんて柔な人間じゃない」という意見を書き込んでいた。「ああ、こういう人はずっと転職を繰り返していくんだろうな~」と思った。結局、会社っていうのは”人”で構成された組織なので、他人との関係性の中で成果を出していくもの。しかし、人ではなく何がしかの「概念」に価値を置く人もいて、そういう人は自分でその価値を支配しない限り満足することはないんだろうと思った。
会社というのは経営者や上司、同僚、部下によって構成されているので、会社だけが独立して何かを言ったりやったりしているわけではない。だから、会社に対する不満は全てその会社に属している”人”に由来しているわけだ。なので、一つには会社に対する不満をそこに属する人を自分が関与して変えていくことに希望を見出せるかどうかがポイントだと思う。なのに、会社を擬人化して対抗している時点で物事の本質を見失っている意見ではないかと思う。

僕は単純に自分がこの会社の人たちの中では(仕事内容も、人間関係も)あまり長く続けられないな~という限界を感じたので転職をしました。このこと自体、何も恥じることはありません。会社が人の集まりである以上、「合う/合わない」はあるものです。合わなければ、辞めることに躊躇は要りません。

多分、転職=負けっていう意識がまだまだあるんだろうな・・・と思った。

安倍続投に今更意外感はないだろう

2007-07-30 19:33:25 | モブログ
新聞各社が「安倍続投」に疑問を投げかけている。でも、誰が?

今回の参院選は自民党の負けは見えてた。参院選の前に派閥領袖の間でも後継についての動きがなかった時点で安倍続投は決まっていたのかも。

それで少し考えた。安倍内閣は去年の総裁選の論功行賞の性格が強い。でも、その結果が度重なる不祥事と参院選の結果。となれば、安倍改造内閣は党内に遠慮する必要がないってことにならないか?

自分の思う通りの組閣が出来るかも。まあ、それも自分の想いがあればの話だが。今回の結果でしばらくは解散総選挙なんてことは自民党には出来ない。だから、例え不満があろうと安倍政権を支えなくてはいけない。

支持率回復の為に安倍政権に手を入れようとするのか?それとも安倍が排除して我を通すことになるのか?

いずれにしても、民主党は自民党の切り崩しを図るだろう。民主党に鞍替えするものを探すかも。でも、小沢一郎を知る人は簡単には転向しないだろうから、狙い目は若手議員だろう。

まあ、しばらくはゴタゴタするだろうけど、政局にばかり熱中していると支持を失うことになる。ご用心…ご用心。

何を選択するか?

2007-07-28 12:35:40 | モブログ
参院選の投票が迫って来た。年金問題や政治家の事務所費問題で幕を開けた選挙戦はイマイチ争点がはっきりしない。お祭り的な泡沫候補も少なく、注目されている気がしない。

年金や政治と金の問題は確かに大事な話だが、政党が組織ぐるみで経済犯罪を犯している訳でもないのだから選挙戦の争点として掲げるのはおかしい気がする。秘書費問題をうやむやで切り抜けた社民党が声高に叫ぶのは矛盾してる気がする。年金問題は確かに行政責任が問われる。でも、これは社会保険庁をはじめとする官僚組織や官僚の問題で、官僚制度改革などが争点になるべきだろう。
個別の年金問題解決は確かに必要だが、それは穴の開いた鍋を修理するような話。道具があれば誰にだって出来る。だけど鍋を取り替えるって話をしなきゃいけないんじゃないの?
官僚組織をぶっ壊す!このスローガンを言える政治家を探してみようと思う。

病院経営のいびつさ

2007-07-26 19:26:35 | モブログ
日本では病院の経営者には医師免許が必要だ。見直しは検討されているようだが、医師免許がないと病院は経営出来ない。かといって、経営免許がないと医師になれない訳でもない。だから、経営に疎い院長が沢山いる。

株式会社も病院経営が出来ない。公益性が必要な病院経営には営利企業が参入すると患者が蔑ろにされるからという理由らしい。

一見筋が通っているようだが、騙されてはいけない。営利企業が患者を蔑ろにして利益を優先するからダメというのは消費者である患者を馬鹿にした話だ。消費者は賢い。百円のジュースだって一番良くて美味しいものを選ぶ。単にCMが派手なだけじゃ直ぐに売れなくなる。
だから、営利企業は必死に改善してより良いものをより安くしようと努力する。病院を経営したって同じこと。患者を増やさないとやっていけないから、患者に選ばれる病院になろうと必死に努力するはずだ。だから、営利企業が公益に反するというのは誤った認識だ。

病院は医療という高度に専門的なサービスだから医療の知識がないと判断を誤るという意見もある。しかし、医療サービスの基本や現場で何が起きているかを知っていて、その目で見ていれば判断するには十分だろう。経営者に専門知識があるに越したことはないが、必須ではない。

要は、これらの規制は医療業界の利権になっているってことだ。意味のない規制は撤廃した方がいい。経営者としての能力がない院長も救われるだろう。

三越 伊勢丹と資本提携交渉へ

2007-07-25 07:05:51 | モブログ
「三越 伊勢丹と資本提携交渉へ」
日経新聞 7月25日 朝刊 一面

不振の三越が伊勢丹に救済されるというのが実態のようだ。社風も得意領域も違う両社が合併をするとは思えないので、ホールディングスの配下でコスト圧縮を共同して行うということになるだろう。

伊勢丹は百貨店業界の中で独自のマーチャンダイジングが出来る会社。昔は他の百貨店もその機能を持っていたが、今では弱まっている。伊勢丹以外の百貨店が大型店舗の出店で規模を追求する中で、マーチャンダイジング能力に競争力の源泉を見いだした伊勢丹の先見性が光る。

百貨店はサービス業であるという基本を見失って新店舗などのハードウェアに投資をしたのが、ここに来て徒となった。伊勢丹が三越を変えることが出来るのか。三越が伊勢丹を利用して変わることが出来るのか。注目したい。

民間物流共同戦線

2007-07-25 00:06:40 | モブログ
ヤマトと日通、セイノーが株式の持ち合いによる提携を進めていると伝えられている。民営化される郵政への対抗策として、民間物流連合が生まれるとみられている。佐川が含まれていないのは何故か?郵政民営化以外の理由がないのか?

少し考えてみようと思う。

安倍政権の倒閣を企てた官僚たちの二重クーデター

2007-07-24 13:31:13 | 政治
安倍政権の倒閣を企てた官僚たちの二重クーデター

田原総一郎の言うとおりだとすれば、官僚に踊らされている政治家(与野党)もマスコミも国民も阿呆ということだ。僕の周りでも、公務員制度改革を自民党が最後までやることに疑いを持つ人がいる。しかし、民主党であれ、社民党であれ、共産党であれ公務員制度改革は絶対に出来ない。

民主党は公務員の労働組合「国公労連」が支援をしているので、公務員制度をいじる様なことが出来るはずもない。社民党も共産党も労組とはべったりなので、支援者の不利益になるようなことが出来るわけがない。更に、民主党はまだしも、社民党も共産党も公務員がいなければ行政運営が出来る力は無い。

政権交代が出来たとして、交代後数年は官僚がいなければ政権政党は行政運営が出来ないだろう。すると、官僚にとっては政権交代が数年おきにあった方が都合が良いと思っているかもしれない。だが、官僚がやっていることがどれほど凄いのか?というのは疑問だ。誰にでも出来ることをもったいぶっているだけかもしれない。すると、官僚の仕事を「見える化」することが公務員制度改革には重要ではないだろうか?