東京 DOWNTOWN STREET 1980's

東京ダウンタウンストリート1980's
1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。

1984年1月20日板橋・雪

2015-01-30 18:52:56 | 板橋区
雪が降るというタイミングで、昔のネガをチェックしていたら雪の降った後に撮影したものが出て来た。31年前の1984年1月20日に撮ったもので、板橋四丁目から都営地下鉄新板橋駅前辺りで撮影したもの。面白いので、同じ位置で撮った現在の姿を並べて見ようと思う。自分としては珍しく日付入りで撮影していて、そのお陰で撮影日が特定できたわけでもある。確か、この1983年から84年に掛けての冬は、東京での降雪が異常に多くて、裏通りなど溶けきる前に次が降ってしまうと言う状況で三月頃まで根雪化していたのを覚えている。

板橋四丁目附近にて。正面に見えているのが、板橋スカイプラザ。今は板橋駅~王子駅間のバスが通っている道である。


現在の姿。31年の歳月が経過しているので、写っている民家がほとんど建て直されている。道路の向こう側は駐車場になっているし。


これも板橋四丁目。板橋スカイプラザの裏手の道。ここは積雪になってしまうと日陰がちでなかなか溶けない。


現在の姿。右手のスカイプラザ側は何も変わらないのだが、左側の建物が総て変わっている。


スカイプラザ側の大谷石を積んだ擁壁に雪が貼り付き、自重ではげ落ちていくところ。


現在。ここは全く変わっていないかと思ったら、上側のブロック塀が作り直されているのに気が付いた。


国道17号線、中山道の新板橋駅前交差点。見えているのは、板橋スカイプラザ。スーパーライフの看板も見えている。アイスバーン状態で、車が走っていない。


これが同じ場所から見た現在の姿。道幅は元から広かったので変わっていないのだが、首都高速道路の高架ができたので、景観が一変している。


新板橋駅入り口付近からの景色。線路沿いの高層マンションはまだ無くて、貨物駅があった頃。日通の倉庫が見えている。


これが現在の景色。道の向こう側のモルタルの二階家などは最近まであったのだが、今は総て高層マンション化されてしまった。こちら側の建物はあまり変わっていない。


その辺りから振り返って、国道17号線側を見たところ。角の建物は今と同じだが、店がまるで違っている。


こちらが現在の姿。通りの向こう側も、高層マンションが建ったところ。この角度も、首都高速道路で雰囲気が大きく変わっている。


最後に、ハリカのビルが完全に姿を消していたので。国道17号線沿いで、板橋スカイプラザの向かい側にあったのだが、板橋でも高いビルとしてはかなり早い時期の建物だった。ハリカのサイトを見ると、昭和43年に本社ビル一階に直営店をオープンと出ている。不動通り商店街入口にあった旧協和銀行とその並びの埼玉銀行のビルも大分古い方だと思うが、合併でりそな銀行になり、旧協和銀行の建物は既に取り壊されている。高さという点では、ハリカのビルが飛び抜けていて、板橋スカイプラザがその後を追うように高層ビルとしてできていったものだった。

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