『皮下輸液はじめました』

冷やし中華みたいでしょ。いよいよ夏本番ですね。
本来ならば冬の風物詩であるシグマの『ストラバイト結晶が出来てオシッコ詰まる』症状（過去２回とも冬に発生）ですが、今年は夏になっても出てます。
もとはといえば、我が家で膀胱炎がブームになった４月に　“シグマもしばらく検査してないからしておこうか”って検査したらストルバイト結晶が出ちゃって。
それから薬飲んだり療養食食べたりしてたものの、なかなか良くならない。
もう大丈夫かなぁって思ったらまた詰まったりして。

シグマの場合は、ＰＨが正常範囲内であっても結晶ができやすく、オシッコの出口付近ですぐに詰まっちゃいます。
なので、とにかくＰＨを低く低く維持しなきゃならないのです。
それと水を飲む量を増やさないとダメなのです。
シグマはもともと水もあまり飲まないし、運動もそんなにしない。
療養食も食べないし・・・困ったもんです。

尿道を太くして詰まらないようにする手術も勧められてるのですが、
それだと膀胱炎になりやすくなるし、もともとの結晶ができなくなるわけじゃないし。。
術後の入院も１週間くらいになるようで、病院大嫌いのシグマには辛そうです。
と、どうも手術には踏み切れないでいます。

今はＰＨを下げるメチオニンというサプリを１日２回。
粉だと結構大量でご飯に混ぜても食べきれないので、カプセルに詰めて飲んでもらってます。
それから、水分補給のため皮下輸液を１日１８０ｍｌくらい入れてます。
実は、今までシグマの補液は自宅でやったことありませんでした。
いつも病院では全然ジッとしてないので、カバンの中でやってもらってたのよね。
それで家でもできないと思ってたのですが、やってみると意外にもダッコした状態でできました。

これで再発しないで正常値が維持できたらいいなぁ。
サプリはずっと続くかもしれないけど、副作用もないって言うし、飲むのもそんなに苦でなければ手術するよりいいよね。

薬もちゃんと飲むし、補液もできるしシグマ君すごくいい子です。
病院が嫌いなんだね。そうだよね、嫌なことばっかりするもんね。
先日先生が言ってたけど、先生と看護婦さんが数人で真剣にシグマのオシッコ詰まってるのをカテーテルで通そうと処置してたときに、シグマは『ふぅ～～』ってため息ついたらしいね。
『またこれか。もういいかげんにしてくれっ』って気分だったのかな？
先生笑ってたけど。
私たちも“シグマらしい”って笑っちゃった。

さて、薬が切れる金曜日にはまた病院行かなきゃならないんだよ。
がんばれ～シグマ。



　　　　柳だけ撮れてなかったトップの寝顔写真、昼間寝てるところがやっと見れたので撮ったのに、やっぱり目を開けちゃった。もう寝顔は諦めたわ。。　　かつお

紅葉の変化

萩が調子悪くなったのが７月始めくらい。そのころから紅葉の様子が変わったような気がします。
まずはそれまで毎晩続いていた夜鳴きがパッタリと治まりました。まだ時々は廊下で鳴くけれども、以前は夜中から明け方にかけてかなりうるさくて旦那が添い寝（？）してたくらいだったのに。

次に。いつも私たちがいる部屋では、ウロウロと徘徊を続けるか、隠れ家でジッとしてるかのどちらで。夜中に高いところに登ってるようですが、私たちに見つかると慌てて降りてしまいます。それが、私たちが居る部屋でも登るようになったし、慌てて降りることも無い。なにより、写真のように座って外を見てるなんてことは今までまったくなかったのです。しかもちょっと撫でられるようになったし。
急に近づいたり、しつこく撫でたりするとすぐに逃げちゃいますがすごい進歩です。

もう一つ。今まではおもちゃを目の前で振っても全く興味なく。たまーに手を出すくらい。だったのが！今は軽く羽のおもちゃを振っただけで手を出すのです。そして追いかけるのです。楽しそうに。

私は嬉しいです。嫌われてる旦那も、威嚇が減ったし撫でることもできたと喜んでます。
紅葉は顔の正面から手を持っていくと必ず嫌がって逃げてしまいます。
なので、歩いてる後ろからそっと捕まえるとダッコできます。
ダッコすると固まってしまうので、爪も切れるし耳掃除もできます。
ただ、顔の前に手をやると顔を背けてしまいます。
以前、honeyさんとこの日記で「手を振り上げた時の反応で信頼関係を量る」というのを見たのですが、以前虐待されたことがあったりすると逃げたりするみたい。
紅葉もそうなのかなーと思いました。そう思うとこんなに懐かないのも分かるし。。

しかし紅葉くん、急にどうしちゃったのかしら？
紅葉は萩を保護して病院に行った帰りに道に倒れてた子です。
萩が居なかったら助かってなかったはず。
もしかして、萩が天国に行く前に紅葉に、「このお家でいい子にしてないとダメだよ。せっかく助かった命なんだからボクの分も長生きするんだよ。」って言ってくれたのかなー。
紅葉は事故の状態を診断した院長先生に「運動機能に障害がでるでしょう。そんなに長く生きられないかもしれません。長くても４年くらいか。。」と言われました。
そんな寿命なんてブッとばせ！萩の分もずーーーっと長生きするんだよ、紅葉！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉ともっと仲良くなりたいなー。かつお。

初七日

先週、萩が息を引き取った後、葬儀屋さんを探し移動火葬していただけるところにお願いしました。
翌日の月曜日の夕方６時ごろに移動火葬車で近くの田んぼで焼いてもらいました。
その時、形見袋という物が貰えまして、その中に萩の小さいお骨を入れられるとのこと。葬儀屋さんから「歯、手の骨、尻尾の骨から」と言われて悩んだ結果、尻尾の骨にしました。
萩って身体を撫でてあげたりするとその短い曲がった尻尾をグルグル廻してて。
よく二人で「竹コプターみたい！飛んでくんじゃーねーの？」って言ってたんです。
それくらい尻尾の動きに特徴あって。だから尻尾の骨を形見袋に入れてもらいました。


今日は萩が居なくなって一週間。初七日ですね。
１１時４０分に萩の写真とお骨に向かい手を合わせました。
今は天国でどーしてるかなぁ～？なんて思いながら。
萩のことだから、やっぱり天国に行ってもみんなからスリスリされているんじゃないかなー。どこにいっても人気者だもんね！

昨日は台風の影響で一日中雨。夜もずーっと雨。
そういえば、以前に萩は２回脱走ことがあって、その両方とも雨だった。
その内の一回は大雨でね。
夜８時ごろに傘さして長靴履いて１時間ぐらい探し回った。でも見つからず。
二日後の朝にひょっこり現れて何事も無かったかのようにご飯バクバク喰ってたっけ。
そんなことを昨日は思い出しました。
どれも今は良い思い出です。
萩は私達や猫達にとても楽しい時間を与えてくれました。
萩！ありがとう！
この萩と過ごしたことをいつまでも忘れずに大事にしていきたいとと思います！
それと形見袋も。無くさないように大事にしなきゃ！


みなさんからの萩への応援、暖かいお言葉、ありがとうございました。
萩も天国で喜んでいると思います。


　　　　　　　　　　　　　　今日本当は萩のお骨をベランダに出して
　　　　　　　　　　　　　　あげたかったんだけど…また今度ね。萩！　ManaBoo!

お別れ

みなさんに応援して頂いていた萩君ですが、昨日８日の午前１１時４０分ころ、安らかな眠りにつきました。
写真は前日７日に萩のテリトリーであったであろう場所をダッコして散歩したときのものです。２度も自分で網戸を開けて２階から脱走した萩だから、お外が好きかなと思って。
その晩は殆ど動けないものの、１時間おきくらいには起き上がって２，３歩移動して倒れての繰り返し。どこに行きたいのだろうか。外だろうか・・
萩にとっても私たちにとっても眠れない辛い一晩を過ごしました。
萩は小さく「なぁー」ってなきました。きっと「まだまだ生きたいよ。」って言ってたのかな。
８日の朝、ダッコして動くと負担になるだろうからとベランダに出してあげようかなと思ったのですが、ちょっと寒そうだったのでお昼くらいにしようかなと。
昼ちょっと前に旦那がベランダで一緒に過ごすというので、私はカメラを持ってベランダに行きました。
そしたら萩君、「やっと外に出れた～」と言う感じに鳴き、普段あんまりしないモミモミをして気持ちよさそうです。その数分後痙攣が起き、静かに息を引き取りました。。

萩のＢＵＮ、特にクレアチニンの値はものすごく高い値でした。本当ならばもうとっくに死を迎えていたのかもしれません。
でも萩はがんばって生きてました。私たち二人が休みの日で一緒にいられる日まで。。
ありがとう萩。お疲れさま萩。ようやくゆっくり寝れるね萩。
萩と出会って１年と３ヶ月。ものすごく短いけれど、萩の存在感はものすごく大きかった。
我が家で孤立してる「くるみ」が唯一心を許してた萩。舐めて欲しくていつも萩の周りをウロウロしてた。
松も萩が大好き。狭いまんまるベットでいつも一緒に寝てたね。
みんなが萩のこと好きだったね。私たちも。
ご飯をおねだりする時の「なぁ～」って声が今でも聞こえる気がする。

寂しいけれど、お別れです。今日、これから移動火葬車が来ます。
萩君、先に虹の橋を渡るんだね。そこにはラムダやなぎさや月や沢山のお友達猫達が待っててくれてるはず。そして、そのうち私たちも行くから待っててね。また会おうね。

応援してくださったみなさま、ありがとうございます。
私たちが萩にしてきたことは、ベストだったかどうかはわかりませんが、
きっとみんなの声も私たちの声も聞こえて、寂しくない最後だったと思います。
幸せだったね、萩君。私たちも一緒に過ごせて幸せだったよ。ありがとう。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忌引休暇が欲しいな。かつお。

ヨタヨタです。。

萩君ものすごくがんばってます。
点滴の量が増えたせいか、頻繁にトイレまで行こうとするのですが辿り着かないことも多くトイレの前で横になりそのまましてしまうことも。
じっとしていることも辛いのか、ヨタヨタと少し歩いて横になるのをときどきしてます。
ご飯をみこさんから頂いた粉ミルク状のものを溶かすタイプにしてから、吐くこともなくなりました。少しずつですが食べてくれてます。

昨日は通院の予定でしたが辛そうだったので病院に相談したら、家まで往診に来てくれることになりました。
血液を増加させる注射をしてもらい、採血もしました。
貧血なので血をとるのはどうかなと思っていたのですが、今大量に輸液を入れていることによって貧血がさらに進む可能性があるので輸液の量を決めるのに検査が必要と。
結果は貧血の値は変わらずで、異常に高かったクレアチニンの値も下がってるとのこと。
なので、このまま１回２５０ｍｌを続けることになりました。
あぁ、このままどんどん下がってくれるといいな。。

昨日は１日中２階に居たのですが、夜中にいつのまにか１階に降りたようです。
ヨタヨタなのに階段がんばって降りたのだなと思うとまた切なーくなりました。
今は洗面所の暗い隙間で寝ています。
なるべく部屋を暗くして静かにして萩が過ごしやすいようにしています。
そんな雰囲気を察してか、萩の状態を心配してるのか、他の猫達もここ数日すごく大人しくしてくれてます。
とくに、連日続いてた紅葉の雄叫びがまったくない。やっぱり猫同士分かるんだろうか。
紅葉は他の猫とはまったく交流をもってないと思ってたのだけど。
松もいつもの「遊んで～」が殆どない。松も我慢してるのね。
みんなで萩君を見守っていこうね。
少しでも楽に快適に過ごせるように・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あぁ、変わってあげたい。。かつお。

お散歩萩くん

ここんところ調子悪いながらも食欲、元気もあった萩君ですが、日曜日から急激に調子が悪くなりました。
まずは日曜日の話。
あちこちに胃液のようなものを吐いた後があり、萩かもしれないと血液検査をしたところ、腎臓の値がものすごく悪くなってました。
ＢＵＮは２００を超えています。今までも腎臓の値は高かったのですが、２００超えは初めて。クレアチニンも１５超えてます。貧血も進んでます。
今まで皮下点滴は２日に１度だったのですが、１日２回にし１回の量は１５０ｍｌすることに。点滴に混ぜる薬も４種類です。
薬が効いて楽になるといいんだけど・・
月曜日。食欲はまったくないけれど、少し動き回るように。お外をじーーーっと見てます。その哀愁漂う背中をみてるとなんだか悲しくなってきて。
そういえば、猫友達のみこさんとこでは、お外deご飯の方が機嫌よく食べてるってことを思い出して、萩君を散歩させてみることにしました。
リードをつけて歩かせてみると、家ではヨタヨタしてたのがお外ではスタスタと歩いてます。目の色も生き生きとしてきたような。おぉ、いいぞ。
んじゃ、ご飯を。あー、やっぱり全然食べません。
ご飯は無視してマンホールの雨水を舐め始めました。そんなの飲んじゃダメだって。

ホンの少しの散歩でしたが、楽しかったかなー？
と思ったら、その後また吐いてしまいました。あー、あの雨水が良くなかったのか？
しかも、外に出して～（なのかな？）と泣き叫ぶようになっちゃった。あー。
火曜日。食欲がまったくないので、ペースト状のご飯をシリンジに詰めて強制給餌しました。が、口が痛そうでなかなかうまくいきません。でも食べないと体力がもたないのでもう少しがんばってね。お外出た～いコールが続いてますが、また吐いたら困るのでじっとしててね。
で、本日水曜日。お休みだったので朝から病院に。血液検査をしたところ、ＢＵＮは２４４。Ｃｒｅ１９．７。前回より上がってしまいました。（涙）
貧血の値は変わらないので、まずはこの値を下げるために１回の点滴の量を２５０ｍｌに増やします。検査している間に病院で強制給餌したらしいのですが、暴れたらしく、鼻にカテーテルを通して給餌する案も提示されました。でも、それも辛そうなので今は保留に。飲み込める力があるうちはどうにか口から食べて欲しいな。
病院から帰ってきたら、いつもは紅葉の隠れ家に入っちゃってぐったりしてます。かなり疲れたみたい。点滴をしてしばらく経った今はちょっと落ち着いたようですが・・・

萩君。がんばってこの状態を乗り越えてください。病気に勝ってください。
みんなも心配して萩の顔を舐めてます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　覚悟しとかないとな。。。かつお