ウエウエのアグアカタン市のとある村で。
以前に何度か水道と灌漑設備を整備したいということで足を運んだが、
特に自分が何かをしたということでもなく、ウニオン・エウロペア(EU)からの援助が得られたということで、
それは嬉しい話だが、水源が河川水で濁ることもあるからろ過池を設置しないといけないと話したんだが、どんな設計になっているのだろうか?ちょっと気になる。多分タンクだけの可能性が大きいなぁ。
ウエウエのアグアカタン市のとある村で。
以前に何度か水道と灌漑設備を整備したいということで足を運んだが、
特に自分が何かをしたということでもなく、ウニオン・エウロペア(EU)からの援助が得られたということで、
それは嬉しい話だが、水源が河川水で濁ることもあるからろ過池を設置しないといけないと話したんだが、どんな設計になっているのだろうか?ちょっと気になる。多分タンクだけの可能性が大きいなぁ。
こいつ
顔がキモい。
肌露出でぼこぼこで内臓が顔にくっついてる感じがキモい。おまけにくちばしの上に被さるように垂れ下がってる、何かは知らないけれど、キモい。
あー、キモい、あーあーキモい。でも・・・おいしいから許す。
今年はエルニーニョの影響で雨が少ないといわれているが、実際非常に雨が少ない。でも今日は午後から土砂降りの雨が降り、
雨があがったら鮮やかな紅の空。グアテマラレインボーが生まれる理由がわかる。
久しぶりにトドスサントスの村に向かう。
ロス・クチュマタネス山脈を越えて、雲を突き抜け、
さっそく仕事開始。
航空写真を見ながら、実際に給水する家庭を1件1件確認する。
グアテマラでは、日本のように住宅地図や地形図が整備されてなく、あっても5万分の1の地形図なので、おおよその地形は把握できても道路や建物の詳細は全くわからない。
でも、首都に行くとおよそグアテマラ全土の航空写真が簡単に購入できるから、便利なのか便利じゃないのか、よくわからない。
ちょうど今はトウモロコシの収穫時期。
そんなことは置いといて、仕事、仕事。
集落の家を確認をしている間、奥さんが採ったばかりのトウモロコシを茹でてくれている。
航空写真を見るのは初めてだろうし、地図もほとんど見ることがない彼らだが、なんの問題もなく、1件1件確認していく。
当初遊んで欲しくて近くに寄ってきたこの家の犬も、相手にされないので次の遊び相手を物色中。
採れたてのトウモロコシ、エロテという。採れたばかりで乾燥させてないので実も柔らかく、日本のトウモロコシのように甘くはなく、味はそんなにないが、塩とレモンで食べる。
アティトラン湖。
山もはっきり見えて気持ちいい。
パナハッチェルの町。
観光地。建物もおしゃれ。
おばあさんも観光客にお土産を売り、
自分がパナハッチェルに行くといつも寄るパスタ屋さん。
夜はバーにもなって音楽を聞きながら時間を過ごせる。
この日は日曜日。
朝早くから屋台が出て、皆教会に向かう。
チチカステナンゴの市。
インディヘナの人々が多い。
サントトマス教会前の階段には花屋が並び、
男性も年配の人は民族衣装をを着る。
市の中を売り歩く売り子。
花屋さんの女の子は話し中。
市も華やかだけれども
人も華やか。
パナハッチェルからバスで1時間半ほど北に行くと
チチカステナンゴという町に着く。
そこにあるサントトマス教会、内部は撮影禁止だが木の梁と柱で構成されており、
それらが人々の祈りを捧げる際の香で黒く煤こけて時代を感じさせる。
この日は日曜日で町では市が開かれ周辺の町や村から人が集まり、市を見るために観光客も集まって賑わう。
サントトマス教会の向かいにあるカルバリオ教会。
信仰する人の暮らしが変わると、同じキリスト教でも異なる宗教に見える。
カルバリオ教会とサントトマス教会、
その間が市で埋まる。
ここ、グアテマラの滞在は来年の3月まで。水道の整備がされていない集落の施設の設計をしているが、建設まで実施出来ているのは現在1か所のみ。
施設の建設には資金がいる。資金を調達するためにさまざまな援助団体にプロジェクトの申請をするが、そのためには設計図面や事業費を算出して書類として提出しなければならない。でも申請しても、実際に資金がおりて建設出来るのは極々一部。でも設計図書がないと申請すらできないので、自分のやってることは無駄じゃないと自分に言い聞かせて毎日を過ごす。
ここは今、プロジェクトの申請が下りるかどうか、待っている集落。決まれば10月過ぎから施設の建設が始まる。といっても3年ほど前に井戸と配水池の予定地までの導水管の布設だけは市の協力で完成しているのだが、150mの深さにポンプが浸かったまま、放置されている。
すぐに施設工事を続ける予定が資金が調達できなくなってそのままになっているらしい。
井戸と導水管のみ、発電機もないので電気もなく、ポンプだけ水中に設置して動かすこともできず、それならどうしてポンプを地上で保管しておかないのか不思議だが、井戸を掘り上げた後の揚水試験で使用して、引き揚げるにもお金がいるので結局そのまま水没する結果になったらしい。
施工業者もやりっぱなし、村人も水は必要だし、頼るところもなく、どうすることも出来なくなって自分のオフィスに相談に来る。
早く申請が下りるのを待つ。
街中の人がパレードを見るために沿道に列をなす。
もう気持ちはパレードなんか、どうでもいいんです。
姉弟かと思ったら親子。
パレードの続き。
クラブの仲間だったり、仲良しグループだったり、
この辺はその他大勢か・・・
ゲーム大好きグループに
どうしてもこの恰好がしたかったんだろうなぁ・・・
マトリックス軍団は50mごとに映画の動きを再現してくれた。お疲れさま。
なんのクラブかよくわからないが、電源が入るとタケコプターがまわって彼女も動き出す。止まってるときに笑わせてみたけど表情を変えなかった。エライ。
街の少しはずれにある学校から出発して街の中心に向かい、学校に戻ってくる、延長約2.5kmを約300mにわたって生徒たちがパレードをする。
街中では渋滞が起きたが、待ってる車から降りて見物している人もいて、街全体がお祝いモード。
みんな思い思いの衣装で街をパレードする。
いつから準備をしていたのか、パレードでもただ歩くだけでなく、
パレードを見に来た子供たちにマジックを見せ、
自転車も操り、
たかだか8万人のウエウエの街にこんなに多才な子供たちがいることにインクレイブル。