Guatemalaのそらの下

2008-03-25~2010-03 グアテマラ滞在、次はどんな旅をしようか・・・

コロール(色彩)

2008-09-27 06:47:18 | この国の文化
グアテマラの織物は色彩が豊かできれい。だから、他の中米で売られる織物や民芸品もグアテマラ産が結構あるのだ!と聞いたことがある。

使用する色やその組み合わせが我々には真似できない組み合わせ。真似できたとしてもその色彩を日常生活の中で普通に使用して生活することは多分できない。 ホント、街を歩いていて視界に入るたびに足が止まり、目を奪われる・・・足が止まることはないか・・・。

こうして女性が時間をかけて一つ一つ丁寧に作り上げる。こうした作業を見ると、「安くして」とはなかなか言えなくなる。

スバハスン(ウエウエテナンゴ県)

2008-09-26 01:34:01 | 水資源開発
ウエウエの北西にネントンという市がある。北と西をメキシコと接していて、標高700m程でウエウエの中では低く、少し蒸し暑い。そのネントン市にスバハスンという村があり、視察に行って来た。

幹線道路をはずれ、標高1600mのスバハスンまで山道を一気に登る。

村ではちょうど祭りが行われ、村中人で溢れかえっている。普段アルコールを飲まない村人達がこの日ばかりは浴びるようにビールを飲むので、あちこちで酔っ払いがふらふらと歩いている。

そんな祭りの中で村の状況を聞いていると、今は隣村から水の供給を受けているが十分ではなく、独自で水道施設を持ちたいという。水源の候補もいくつかあるというので一緒に見てきた。

村から1kmほど離れた山の中腹に洞窟がある。洞窟の中に入り、さらに梯子で人がかろうじて入れる程の穴を10mほど降りると、底に水が流れていた。水はきれいだが、水量が少なく、ポンプで洞窟の外にまで汲み上げないといけないので、もったいないけど使うのは難しい。

村から7kmほど、標高300m程上がったところに湧水があった。この水を買おうか迷っているということだったが、岩盤の割れ目から湧き出て水量・水質ともに文句なし。施設の建設費の問題は残るけどそれがクリアできれば村まで水を引くのは難しくないよと説明し、概略設計をすると約束して帰ってきた。

みんな水を欲しがっている。

トラバホ マヌアル(手仕事)

2008-09-25 00:02:20 | 暮らし・生活
以前にホームステイだと家族が増えると書いた。測量に使うスタッフ(標尺)を作るため、材料の木材を注文するため、以前のホームステイ先の嫁いだ次女の旦那のお父さんの仕事場へ行く。

お父さんは家具職人で工房を持っている。家を移ったことを伝えると非常に残念がってくれたが、少し待ってろと言って何か作り出した。

自作の作業機械に角材をセットして回転させ、のみで何かを削りだす。

頭の中にあるイメージを手に伝え、形にする。職人の技だ。

終了。この後、前後を切り離してドリルで中心に穴を開けて一輪挿しが完成した。その時間約10分。彼は普段はテーブルや椅子、家の扉など、家具や建具を作る街で有名?な家具職人だ。 ちなみに、頼んでいた標尺。絵に描いて長さ2.7mのが2本欲しいと説明したら、3m弱の材木使っているのに、後日2.4m足らずの標尺2本になって渡された。そんなお茶目な工房。

モダンサ ポル モオ(カビ発生で引越し)

2008-09-24 00:35:35 | 暮らし・生活
グアテマラは大体5月から10月までが雨季。少しずつ時間はずれるがほぼ決まった時間に雨が降り出す。最近は夕方6時くらいと朝に降る。 ウエウエは雨が降っても湿度が高くないのでじめじめせず、良かった良かったと喜んでいたら、住んでいる部屋が大変なことになった。

壁一面にカビが生えて、壁際の机の上に置いてあったハードカバーの単行本が文庫本のようにぺろんぺろんになり、ベッドも湿って寝返り打つと背中がひんやり冷たく、湿っぽい体がチョ~気持ちいい。ついでにダニにも数十箇所さされてチョ~気持ちいいやら、部屋中カビ臭くて鼻から喉からチョ~ラリってしまいそうやらで、状況が素晴らしすぎるのでお父さんに事情を話した。 そしたら隣家の雨水がこちら側に落ちてるらしく、隣家に話をすると言ってくれたけど、今住んでる部屋が家の内側に向かって小さな窓が一つついてるだけで換気が出来ず、昼でも

こんな感じで電気をつけないと真っ暗なので、引っ越すことにした。隣家に話してもすぐに対応してくれるわけでもなく、今日明日にカビがなくなることもないので、家族はみんないい人達だけど、自分の体壊してまで住むことは出来ないから家を変えた。

引っ越した先の家。2階は別の家族が住んでいて、自分が住んでいるのは1階の奥の部屋。ここもホームステイだけど部屋に個人のバス・トイレがついて快適。大雨が降ってもカビの心配なく超~快適。ただ、部屋の窓が家の中庭に向いてるので日光が直接入らず、前の家より明るいとは言うものの、なぜか昼でも電気を消すと天井に星が見える・・・。 


シトウリュウ(糸東流)

2008-09-23 02:59:01 | 活動いろいろ
アスレチックでみんなターザンになった後は、野外で体力測定。

準備運動の後、突きや蹴りの練習をし、子供達も一緒になって体力測定を行う。

体力測定は腹筋、腕立て伏せ、スクワットと50m走。

みんな少しでも多く出来るように競い合っている。少しでも多く出来るようチョンボする子もいる。それもかわいい。

体力測定が終わって今度はプールで水泳教室。普段泳ぐ機会がないのでプールで遊んでも泳げない若者が多い。

みんなでバタ足から。

お昼は子供達が中心になって各々のお昼ご飯を作る。親はたまに手伝って見てるだけ。

料理はまず恰好から。これ大事。

こうして一日に亘るウエウエテナンゴ、空手道糸東流の野外練習?が終わった。 最後は急に大粒の雨が降ってきたのでみんな即行で退散。

 

このブログ、原則日記を書き換えたり削除はしないのだが、この空手道場については一言。ここではその後、いろいろ問題があって現在はボランティアは活動していないし、今後も派遣される予定はない。(2010/4/28)


セ タルサン(ターザンになれ)

2008-09-22 23:55:05 | 活動いろいろ
空手を習っている生徒や子供達とイベントをするというので、手伝いも兼ねて一緒に参加するため、ウエウエの隣町、チャントラの町外れにある憩いの広場に行ってきた。 ここは、家族でバーベキューや敷地内にある池でボートで遊べるだけでなく、サッカーやバスケットボールの屋外コート、さらに嬉しいことにスライダー付のプールまであるから施設が充実している。 ここで、敷地内の林を利用して子供達のために臨時のアスレチックコースを作る。木の間にロープを張って30m程の綱渡りや斜面の綱のぼり、網くぐりやターザンの準備をする。

そのコースを大人も子供も一緒になってトライするのだが、大人も子供の前でなりふり構わず泥だらけになって挑戦している姿がかっこいい。 その中で今回はターザンの監視役。ターザンは木から吊るしたロープで2m幅ほどの特設泥溜まりを飛び越える。2m程なら普通に走って跳んでも超えられるがターザンだとそうはいかない。

案の定、みんな空手を習っているから簡単に飛べると思ったら、怖くていつまでも揺られるだけで手を離せない子、重くてロープにぶら下がれない子までいて、その度に彼らを抱きかかえて泥溜まりの反対まで渡してあげる。 中には泥溜まりに落ちる子もいて泥んこになるのが見てて面白いのだが、一度、ロープを離すタイミングがずれてロープから落ちた男の子を抱き損ね、その子が顔から地面に突っ込んで鼻血を出した。 顔中、体中泥だらけになって、最初は必死で痛くて泣きたいのを我慢してたのが、でも皆に励まされてるうちに最後にとうとう泣き出した姿が微笑ましく、抱き損ねた責任あるくせに、こうした痛い経験も大切なんだよなぁ・・・と勝手にしみじみ。

こうした子供達を見てると、砂場のない公園や遊具の事故が起こるたびに大きく報道される日本がものすごく貧弱に見える。

昔は日本にもいっぱいターザンが居たのにと思うとすごく寂しい。「三丁目の夕日」見て郷愁に浸ってる場合じゃない。

もっとわん白に。男の子も女の子も、みんなターザンであれ。

 

このブログ、原則日記を書き換えたり削除はしないのだが、この空手道場については一言。ここではその後、いろいろ問題があって現在はボランティアは活動していないし、今後も派遣される予定はない。(2010/4/28)


クイルコ(ウエウエテナンゴ県)

2008-09-20 06:50:53 | 水資源開発
ウエウエからメキシコに向かって1時間半ほど走るとクイルコ市に着く。そこからさらに約30分揺られて目的地に向かった。

途中、数年前のハリケーンで洪水が起きたというクイルコ川を渡る。台風で橋が流されて仮設の人道橋は架けられているが、車道橋がまだ架けられてないので直接川を横断する。水深の浅い所を選んで走っているのだろうが、こっちは初めての現場で状況が分からず川底が見えないのと、ドアの4分の1くらいまでは水に浸かりながら走っているので正直びびる。

川を渡れば後はひたすら目的地目指してひた走る。

この村では村人が各々自分で湧水を引いて生活しており、村としての給水施設はない。当然給水施設のない家も多く、数件共同で水を使用しているところもある。上の写真は共同の水場。 今回は、村として全戸が利用できる統一した給水施設を持ちたいという話が出て、現地視察と水源の水量調査のためにこの村を訪れた。

バナナの幹の皮で水源の水を集めて水量を量る。 水量は十分、水質も多分問題なし(首都にしか検査機関がないのと検査費用が高額で水質検査が出来ない、とりあえず直接飲んでみたが今のところ問題なし、これまでも住民が同じ水を利用して生活している)、なので施設を建設するための調査・設計を引き続き行うことになった。

ファミリア(家族)

2008-09-18 00:34:05 | 暮らし・生活
ウエウエではホームステイで生活している。つまり、普通の民家の一室を間借りして家族と一緒に暮らしている。そうするとどうなるか?答え-家族がどんどん増える。 ここに住んでいると、毎日入れ替わりでお父さんの兄弟(14人)の家族、お母さんの兄弟家族が家を訪れ、子供達の従兄弟が来たかと思えば嫁いだ嫁が旦那を連れて遊びに来たり、その旦那の親兄弟が遊びに来たり、カトリック信者の仲間が来たりと、とにかく毎日人が絶えない。

人が来るということは、こちらも同じように相手を訪れるということで、この日はホストファミリーの嫁いだ次女の夫のお父さんと、嫁いだ次女の夫の弟の奥さんの誕生日を祝うということで、ホストファミリーの嫁いだ次女の夫のお父さんの家を訪れた。料理しているのは嫁いだ次女。

家の外では、嫁いだ次女の夫と嫁いだ次女の夫の末の弟、それに嫁いだ次女の夫の友人の甥っ子が肉を焼いている。

肉。

嫁いだ次女の夫のお父さんはこの日50歳になった。日本で50歳の誕生日をこうして家族や親戚一同で祝ってもらうことはまずないんじゃないか?

嫁いだ次女の夫の弟の奥さんの誕生日も祝う。ここでは誕生日を祝ってもらう人が大きなケーキを一口かぶりつき、その瞬間皆でケーキに顔を押し付けるのが慣わし。だからこの後、嫁いだ次女の夫のお父さんと嫁いだ次女の夫の弟の奥さんの顔型がついてぐちゃぐちゃになったケーキを取り分けて皆で食べた。

エル ディア デ ラ インデペンデンシア(独立記念日)

2008-09-17 02:08:29 | 旅行・観光資源
9月15日はグアテマラの独立記念日。独立してから187年目ということで、各地で盛大なイベントが行われている。来年は188年目ということでやはり各地で盛大なイベントが行われる・・・きっと。 独立記念日で3連休だったので、グアテマラ第二の都市、ケツァルテナンゴに行ってきた。ケツァルテナンゴはマヤの人々がこの地を「Xelajú:シェラフ」と呼んだことからシェラとも呼ばれ、ケツァルテナンゴ行きのバスも普通に「Xela」と書かれているので、別の呼び名があることを知らないと一生ケツァルテナンゴにたどり着けない。

市庁舎も独立記念日を祝ってグアテマラ国旗とケツァルテナンゴの県旗で飾り付けられ、準備完了。

近隣の市町村や学校から聖火を求めて市庁舎にやってきて、庁舎で聖火を受け取ると自分達の市町村に戻り、各地で独立記念日を祝う。

夜は街のメイン道路を封鎖して歩行者天国にし、道路の真ん中にステージを設けてコンサート。グアテマラで有名なガヨ(Gallo:最も有名なビールの銘柄、雄鶏の意味)の協賛で、グアテマラで有名なグループが歌った後、トランペットでアレンジしたグアテマラ国家が演奏され、それが痺れるほどすばらしかった、らしい。(その時、ちょうど会場のはずれでハンバーガーに夢中になっていたので気づかなかった。)

花火も上がった。

ボルカン デ アグア(アグア火山)

2008-09-14 00:55:58 | 旅行・観光資源
アンティグアの南にでんと大きな火山が構えている。名前は「ボルカン デ アグア」ボルカンは火山、アグアは水の意味なので「水の火山」となるか。

綺麗な円錐形で、標高も3760mと富士山に近いことから日本人の間で「グアテマラ富士」と呼ばれている・・・なんて旅行雑誌なんかには書いてあるが、こっちで「グアテマラ富士」と呼んでる日本人には会ったことないし、日本への郷愁を込めてアグア火山を「グアテマラ富士」と思ったこともない。

富士山は富士山だし、グアテマラの気候・風土の中で凛とそびえるアグア火山は形は似てても全く別の山、それを富士山に形容するのはアグア火山にも、富士山にも失礼だと思う。

アグア火山の西側に今も噴火を続けている火山がある。名前は「ボルカン デ フエゴ」フエゴは「火」の意味で「火の山」「水」の山と「火」の山。好きな人には好きな話題かもしれない。 でも、どうして火山なのに「水」なのか、確かに興味はある。

ピエドラ パビメンタード(石畳)

2008-09-13 01:24:58 | この国の文化
グアテマラに着いてからウエウエに赴任するまでの約1ヶ月間、首都から1時間ほどにあるアンティグアという町でスペイン語の語学研修を受けた。 1773年の地震で町が破壊されるまではここがグアテマラの首都だった町で、今も破壊された状態の建造物が保存されており、町全体が世界遺産に指定されている。

観光客もパナハッチェルと並んで多く、町中では周辺の村からグアテマラのカラフルな布や民芸品などを売りに来ているマヤの人々を見かける。

遺産もいいがアンティグアで好きなのは石畳で出来た道路。町全体が舗装ではなく、石が敷き詰められて出来ている。補修もちゃんと石を抜いて路盤を固めてから改めて石を敷き直しているから徹底している。というより、世界遺産の町なので石畳しか許されていないのが本当のところか。

車も走ると揺れるし、ごつごつして実際は歩きにくいのだけど、その不便さを超えて町の雰囲気をぎゅっと締めているというか、落ち着きを町全体に与えている、そんな感じ。

石畳だと、新聞売りのおばさんも締まって見えるから不思議だ。 えっ?見えないって?

ミニリエゴ(小規模灌漑)

2008-09-12 05:10:29 | 水資源開発
灌漑用水として水を引きたいから現場を見て欲しいと言われ、ウエウエから車で1時間半ほどにあるシェポンという村に行った。

川幅約5m(広いところで10m程度)、両岸は岩が切り立っており、聞くとここに高さ10mのダムを建設して水を下流に送りたいとのこと。

ダムは県の許可が必要だし、建設費も高いが当てはあるのか?と聞くと「ない・・・」受益者も聞くと6家族、約4ヘクタールだけだそうで、そのためにダム建設は・・・言葉を濁しつつ、とりあえず概算の事業費を出してそれからまた考えようということで話はまとまった。

今は各家族がポンプで汲み上げて畑に水を撒いているが、燃料費が嵩むためにダムを考えついたらしい。まぁ、一度水位を上げてしまえば後は自然に流れるだけなので経費はかからないけど建設費はそれ以上にかかるだろ!と言いたいのを我慢して、お昼をご馳走になるために、案内してくれた内の一人の家へ行った。

お昼は鶏肉ご飯スープとトルティーヤ。トマトや玉ねぎ、香草を細かく切った具が入ったおじや。上にゴロンと肉の塊がのっている。かなり味が薄い。でも文句を言わず「おいしい、おいしい」と食べる。あまり「おいしい」を言い過ぎるとおかわりをする羽目になるので、そこは絶妙な回数の「おいしい」で食べ終わる。

食べ終わって外に出ると、同行していた一人がにこにこしながら死んだリスを持って立っていた。どうするのかと聞くと「今夜食べるんだ」と答えたので、旨いか不味いかは別にして日常的にリスを食べる習慣がこの辺りにはあるんだろう。実際この家では何匹かリスを飼っていて、人に売ったり自分達で食べたりしているらしかった。 でもリスは食べるよりちょこちょこ可愛く動いているのを見るほうがやっぱりいいな。

帰りの空、きれいだった。

ジュビア(雨)

2008-09-11 01:40:22 | その他情報
ウエウエで初の停電。朝6時から夕方6時までの12時間。明らかな計画停電。ガソリンも上がって電気料金上げたいけど、庶民の反感きらってとりあえず計画停電で落ち着いたか?と思っていたら、山中の送電線に木が当たって危険なので木を切る作業が終了するまでの間停電にしたそうだ。 「最近は雨が多いから木の成長が早くて大変だ」 何が大変なのか全く分からないが、ここ数ヶ月の期間で急に送電線にかかるほど木が伸びるわけでもなし、単なる仕事の怠慢だろ!と思いつつでも確かに今年は例年に比べて雨量が多いらしい。 例年1600mmの降水量が今年は既に2000mmを越えたと一緒に仕事をしているエンジニアが話してた。

ソロラ-パナハッチェル間にある滝。普段は道路の目と鼻の先をちょろちょろ流れ、道路下を通って湖まで流れ去る。観光客も車を止めて記念写真を撮る綺麗でかわいい滝が集中豪雨で水量が一挙に増え、今にも道路を超えようとしている。 でもそんな中でもバスはたくましく走っていく~。

カサ マテルナ(母の家)

2008-09-09 04:02:24 | 暮らし・生活
今の配属先はウエウエテナンゴにあるPCIというアメリカに本部のあるNGO団体。主に保健衛生の改善を目的とした活動をしている。PCIには「カサ マテルナ」と呼ばれる病院が併設され、小児科、婦人科、産婦人科の三科が運営されている。 子供が生まれる寸前にならないと普通の病院は入院させてくれないため、地方に住む妊婦さん達は予定日の1週間ほど前にカサマテルナに来て療養し、陣痛が始まると市内の国立病院(PCIの隣)に搬送され、出産に臨む。

この日はPCIのディレクトーラ(所長)が出産のためにしばらく職を離れるということで皆でお祝いのパーティ。

ミルク早飲み競争。

中央の目隠しをしている女性が所長。 不思議なのは自分達が経営している病院なのに、出産をより設備の整った都市部にある総合病院でするところ。 ま、無事に元気な赤ちゃんを産んでくれることを期待します。

エドゥカシオン アンビエンタル(環境教育)

2008-09-06 01:09:23 | 活動いろいろ
ソロラの町で環境教育セミナーが開かれた。

セミナーはソロラ県内の学生や教師を対象に、日本の公害、環境問題を絡めつつ、グアテマラの環境を守っていこう!というのがねらい。 環境系のボランティアが講師となって環境概論・水・森・ゴミについてそれぞれ15分程度の講義をする。それを一日で6回繰り返す。聴講者は全部で600人はいたんじゃないか?正直人の多さにびびった。 ちなみに僕は水資源開発で仕事をしていることもあり水担当。琵琶湖と人々の暮らしをベースに水質汚濁、水質改善の取組みについて話した。 ここには世界一のアティトラン湖もあり、町の近くでは湖水の汚染も見られることもあって学生達も身近に感じることが出来たんじゃないかと思う。

ちょっと身近すぎたみたいだな・・・