仕事が終わるとバスで帰るのが、ちょうどバスが出た後だと次のバスまで20分ほど待たないといけないので、ただ立って待つのも嫌なので、バスが来るまで時々歩く。
道路の脇、排水溝の中にゴミと一緒に人が横たわっていて、死んでいるのかと思ったら、道路を挟んだ向かいの家の人が酔っぱらって寝ているだけだと教えてくれる。
しばらく歩くと、今度は二人で仲良く寝ている酔っ払い発見。やっぱり寝る場所は排水溝。酔って火照った体にはひんやりとした排水溝が気持ちいいらしい・・・
仕事が終わるとバスで帰るのが、ちょうどバスが出た後だと次のバスまで20分ほど待たないといけないので、ただ立って待つのも嫌なので、バスが来るまで時々歩く。
道路の脇、排水溝の中にゴミと一緒に人が横たわっていて、死んでいるのかと思ったら、道路を挟んだ向かいの家の人が酔っぱらって寝ているだけだと教えてくれる。
しばらく歩くと、今度は二人で仲良く寝ている酔っ払い発見。やっぱり寝る場所は排水溝。酔って火照った体にはひんやりとした排水溝が気持ちいいらしい・・・
ウエウエのカテドラル。
ここに滞在するのもあと1ヵ月ほど。自分の中の大切な記憶に留めておこうと、静寂な中で小1時間ほど佇む。
祈り。
ウエウエのセントロにある喫茶店。
半分に割った丸太をコンクリート壁に張り、固定するためのネジや釘が見えてるとこがお洒落。
休みに時々来るこの店で、いつもはツナサラダを頼むのが、自分でも分からないがハンバーガーを頼み、
大して読めもしない新聞を見ながら優雅に時間を過ごす。
あっ、ハンバーガー食べる?
最近、勝手にヒスイと思っている石を探すのに下ばかり見ていて、
上を見ることを忘れてた。ふと空を見上げると
きれいなうろこ雲。羊の毛。
子供たちの名前を漢字で書いてると
私も書きたいというので自分の名前を書かせてみると・・・漢字を知らないから当然絵のようになるけど・・・悪くない。でしょ?
ガラスケースの上に無造作に並べられた楽器。
ギタロンと呼ばれるこの楽器がウエウエのとある工房で作られている。
ギターよりふた回りほど大きく、太いナイロンの弦が6本。ボロンボロンと音が鳴る。
後ろが船底のようになってて面白い。ボロンボロン。
井戸。多分深井戸。どのくらいの深さなのか、どのくらいの揚水が可能なのか、データがないので今のところ、全く分からない。ウエウエ市の所有らしい。
この井戸を使って、500件あまりの家に給水したいと自分のオフィスを訪れたあるNGOの女性が現地まで案内してくれる。というか、自分はあと1ヵ月ほどでウエウエを離れるのに、どうしてギリギリになって仕事がくるのだろう。
場所はウエウエテナンゴ市の外れ、自分の配属先のあるすぐ近く。市の中心部は水道施設が整っていて、それでも乾期になると断水することがしょっちゅうだが、この辺の人々は自分で浅井戸を掘り、ポンプで汲み上げて生活している家庭が多い。でも10メートルからせいぜい20メートル前後の浅井戸は、あっという間に水が枯れ、配属先も井戸水を使っているが、最近は朝の10時くらいになるともう水が出ない。その後はみんなでトイレを我慢する。
ここも以前に水道の計画があったのが、途中で頓挫して、配水池になるはずの場所には底版と錆びた鉄筋が空しく風に揺れている。
それにしても、配水池なのに鉄筋の組み方が違うんだよなぁ。
毎日歩く配属先までの砂利道。
最近、自分の中でこの砂利道が熱い。
ふと目にとまった石を拾うと深い緑色のきれいな石で、よーく見るとぽつぽつと落ちてる、というか地面に埋まってる。
グアテマラは翡翠の取れる世界でも数少ない国のひとつで、インカやアステカ文明は金だが、マヤはヒスイ文化でヒスイのマスクや宝飾品が見つかっている。今もヒスイはウエウエの近所の県で採掘しているらしいので、その辺から持ってきた砂利に混じってたと思うんだが、翡翠敷の砂利道って優雅だ。誰も砂利に関心がないみたいなので、一人せっせと集めているが、
でもこれ、ヒスイだよなぁ。
グアテマラでの滞在も2ヵ月を切り、少しずつお世話になった人たちへの挨拶を始める。
最初に住んでいた家の二女の旦那。去年の3月末に生まれた長男坊は今10ヵ月。
おじいちゃんに抱えられ、従姉と一緒に写真に収まり、
一枚一枚が自分にとっても大切な彼らとの思い出になる。
先週の前半、ものすごく寒かった気候も、日中は半袖で街中を歩けるくらいにまで回復し、
ウエウエは快晴。
中央公園ではとあるジムがトレーニングのデモンストレーションをし、
勧誘の女の子たちもあちこち。
耳が不自由な彼は今日もせっせと靴磨き。
別の街からも壺を売りに来て、
ハイチ地震の義援金を集めるために軍が吹奏楽。