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●漫画・・ 「ハリスの旋風」..(1)

 ♪ドンガンドンガラガッタ、ドンガンドンガラガッタ。国松さまのお通りだいっ。 屋根の子猫さん、こんにちは!… という歌を頭の中に記憶しているが、そこから先の歌詞はあやふやにしか覚えていない。というか、もうよく覚えていない。TVアニメは見ていたのは、はっきり覚えているが、初めの方を見ていたという記憶しかない。果たして、アニメ放送、中盤や最後の方を僕は見ていたのかどうか‥。

 漫画は毎週欠かさずに読んでいた。TVアニメは漫画で読んだストーリーどおりだった、と思う。ひょっとしたら、多少違っていたのかも知れない。毎週毎週30分の番組だから、途中でいくつか、原作漫画にないエピソードも入れているかも知れない。漫画追随の連続アニメでは、よくあるコトだし。週刊誌連載漫画、当時の毎週16Pから20Pでは、TV放送の毎週30分にはすぐに追いつかれるし、一度抜かれると追いつかないのだ。

 超人やロボットのスーパーヒーローが活劇する、SF漫画の熱狂子供だった僕が、初めて熱中した、普通の人間の少年が学校という普通の環境で活躍する、SFに比べれば等身大ドラマ漫画。まあ、本当はまだ、この時代でも、子供の僕は、「ハリスの旋風」よりも、スーパー超人や正義のロボットの活躍するSF漫画の方が、数倍大好きだったんだろう。しかし、熱血学園漫画「ハリスの旋風」は大人たちにもウケた。僕が小学生の時代は、TVで学園ドラマ、夏木陽介の「青春とはなんだ」、竜雷太の「これが青春だ」「でっかい青春」が大人気で、毎週、放送が続いていた時代だ。これらTVの実写青春ドラマは舞台は高校で、熱血教師が主人公の、それこそ等身大の学園生活ドラマだ。週間(週刊)少年マガジンの連載漫画、「ハリスの旋風」は、中学校が舞台で、主人公は暴れん坊の問題児生徒、石田国松。

 当時の僕の家には、家の前面に隣接する、オヤジが勤める会社の営業所というか事務所があり、そこにはオヤジの、まあ部下になる若い社員が、数人、毎日来ていた。日によっては関連会社の人たちも多数来ることもあった。僕の歳の離れた兄貴や、これら会社の若い人たちが漫画が大好きで、毎週、僕の買って来た週刊少年マガジンを事務所で回し読みしていた。そして、特に「ハリスの旋風」が大人気だった。

 という訳で、今回のお題、「ハリスの旋風」は、『2』へと続きます。Kenの漫画読み日記。の「ハリスの旋風」..(2)をご期待ください。「‥またか!」という感じですけど。済みませんねえ‥。

◆(2010-06/16)漫画・・ 「ハリスの旋風」..(1)
◆(2010-06/17)漫画・・ 「ハリスの旋風」..(2)
◆(2010-06/24)漫画・・ 「ハリスの旋風」..(3)

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