60~90年代名作漫画(昭和漫画主体・ごくタマに新しい漫画)の紹介と感想。懐古・郷愁。自史。映画・小説・ポピュラー音楽。
Kenの漫画読み日記。
●漫画・・ 「怪談」・「オール怪談」..(1)
「夏は、死の季節です。お盆、怪談、そして戦争の記憶。…」と、週刊現代の酒井順子さんの連載エッセイの、この回の冒頭にありました。季節的になかなか良い導入文だな、と感心した次第です。酒井順子さんといいますと、数年前に「負け犬の遠吠え」という著書がベストセラーとなり、「負け犬」という言葉を流行語にまでした人ですね。僕はこの酒井順子さんというエッセイストの書かれるものは、時々、この週刊現代の連載エッセイを読むくらいです。あまりよく知りません。30代の頃の僕は、新聞はほとんど読まなかったけど、エッセイというのは週刊誌の掲載ものから文庫まで、けっこう貪欲なほど、読んでいました。だいたい20代30代って、エッセイ文読むの、好きでしたね。何でも、面白く読んでた。でも今は読まないですね。たまに暇つぶしにそこらに放ってある週刊誌の掲載エッセイ、ぱらっと読むくらい。歯医者とか床屋の待合の週刊誌とかのもね。まあ全体的に、今は昔に比べたら、僕は活字を読まなくなりました。小説も。この半生の、僕の読書遍歴は、小説よりもエッセイ集の方が圧倒的に多かったと思う。
まあ、僕の、そういうことは別にどうでもいいんですけどね。8月の6日と9日が広島と長崎の原爆記念日。8月15日が終戦記念日。今はあまり重たいテーマを考える気分でもないので、この日本の敗戦については今回は触れません。まあ、僕がここで戦争についてなにがしか考えを書き連ねたからといって、何ということもないのですが。しかし戦争ということは人間は誰しも考えねばならない、とても重要なことですけども、今回はここでは、というか今は僕は、特に考えません。戦争についてはここでは何も書きません。でも、断っておきますけど、平和な状況に居て、人に殺される心配も、人から殺される危惧も無い、安全下に生きて、腹いっぱいご飯も食べれて、いつでも喉が潤せるし、生存の為の基本的な条件は満ち足りた立場に居る、といっても、自分は関係無え~や、といって戦争のことをまるで考えないというのは、やはり駄目だと思います。核についても同じことで、人間としてやはり考えなければいけない事柄です。でも今は、僕はシリアスなリアルな重たいテーマは考えたくないので、日本人が戦争を考える季節、時節なのかも知れませんが、そういう文章の記事書き込みは止めときます。世界的には、今正にイスラエルとレバノンが戦争状況にあり、大勢の人たちが殺戮され、深刻な事態でしょうが、またつい一日、二日前という、英国ヒースロー空港でのアメリカ行き国際便のテロ計画の発覚と阻止など、国際テロという重大な問題のニュースがあったばかりで、戦争なんて重たいテーマは考えたくないよ、なんていうのは人としてとても無責任で薄情で、自分さえ良ければ後はどうでもいいんだ的な、ひどい白痴的なパフォ-マンスで恐縮しますが、今の僕があんまし難しいこと考えたくない、白痴的脳味噌状況ですので、戦争なんて深刻な問題を考えるの、今はしません。でも人として、当然、平和は希求してますけども。世界平和。
8月12日というと、日航大阪行き便B747機の群馬県御巣鷹山墜落事故を思い出します。もう21年も前の出来事となりました。今から考えると僕も若かった。僕はあの当時調度、群馬とか、埼玉の群馬との県境に住んで仕事をしていた時期でした。この記憶に残る大惨事については昨年の、僕のブログの今頃の記事で書き込んだので、これに関しても今回は特には何も書き込まないことにします。昨年、05年8月13日の僕のブログ記事、タイトル「電人アロー」の中で、ですね。んー、お盆というと、盆踊り、お墓参り(墓参は彼岸か‥)、仏壇のお供え物とかですかねえ。ご先祖様や身内や、縁の霊が、家に帰って来る。日本人てやはり、こういう意味では、神道というより仏教信仰ですかねえ。お正月は神社の初詣で神道ですけど。結婚式はキリスト教で、葬式は仏教と、日本人て儀式ごとはみんなミックスですねー。こんなんでいいのかしらん?というくらいに、ゴチャマゼ。でも、日本人て大部分が霊って信じていますよね。現代は、逆に、霊なんてあるもんか!っていう常識派の方が少ない。これでもかこれでもかとTVで一年中やってる、心霊バラエティー番組の功績だろうなあ。僕は20代前半までは霊なんて信じていませんでした。神様も信じてませんでした。少なくとも建前的には絶対に、心霊的なもの、宗教的なものは信じてませんでした。20代後半から霊というものはあるのかも知れないと思うようになったし、神社仏閣にもしょっちゅう拝むようになりました。ここでは長くなるので、そのいきさつなどは語りませんが。
何かとりとめなく、ちゃらんぽらんと文章が進んでおりますが、多分、今の僕の脳味噌がちゃらんぽらん状態だからなんでしょう。脱力系。今は、どーも、精神状態が脱力系でしっかりしとらんので、何か、何言いたいのかよく解らん文が、つい続いてしまう。しかし、小泉首相は8月15日は靖国参拝に行くのだろうか?このテーマも、昭和天皇の私生活での独り言的口走りの、当時側近のメモ文とかが出て来て、世間では大騒ぎになり、靖国問題がまたヒートアップしましたが、これに関しても、今は脳味噌ぼーっと脱力系なので、ここでは考えるの、止めときます。難しいこと書きません。これもまた、英霊とかっていう、霊の事柄関係ではあるんですけど‥。さて、怪談の季節‥と。僕は、若い時は、さっきもいったように、幽霊も神様仏様も、超自然的なものは信じませんでした。そんなものがこの世にあるものか、というスタンスを取っていました。けど、僕は元々臆病者で、相当な恐がりでしたから、居てたまるもんか!と口走りながら、幽霊関係はものすごく恐がってる状態でした。当時、恐いホラー映画でも見た日には、夜は明け方まで眠れなかった。昔の僕は、宗教なんて全部、否定していました。けれど、25、6歳頃か一度、心霊体験をしまして、それから何となく霊というものもあるのかもしれないゾ、という考え方に変わってきた。同時に、神様仏様も何となく信じるようになって来た。別に特定の宗教の信者になった訳ではありませんけど。今でも、新興宗教というのはあまり好きではない。
宗教に関しても、ここでは何か書くことは止めときます。今は、難しいこと考えたくないんで。ホント、どーも、はっきりしない、とりとめなく、何がいいたいのかよう解らんちゃらんぽらん文が続いて来ましたが、そういう事で、夏で、幽霊で、怪談です。で、テーマの漫画。怪談の漫画。昨年のこの時期の僕のブログ記事も、怪談関係で、ホラー漫画を取り上げてますよね。昨年はちょっと前になり、05年7月末記事。ホラーっていっても、シリアスな本当に恐いホラー作品じゃなかったけど。今回は超昔の漫画本で、昔々の、貸本の中の怪奇アンソロジー単行本。「怪談」と「オール怪談」ですが、この項の初め頃からいうように、脳味噌ぼーっと、活動休止状態、精神脱力系で、ここまで何となく綴って来たので、もう疲れて、この辺で書くの止めときます。「怪談」「オール怪談」については、次回に持ち越し、続きます。次回に続く。
◆(2006-08/13)漫画・・ 「怪談」・「オール怪談」..(1)
◆(2006-08/14)漫画・・ 「怪談」・「オール怪談」..(2)
◆(2006-08/23)漫画・・ 「怪談」・「オール怪談」..(3)