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Vol.29 中国での体験ばなし

2013年10月11日 | 旅行

 にせ物のマールボローの話をVol.19で中国の体験で書いた。この種の体験は山ほどある。中には中国人ならではの恐ろしくて、とても書けない話もあるのだが、後で確かめると実話らしい。

 特に岡田英弘氏の中国話は面白い。そもそも氏の奥方の宮脇淳子氏が書いた「朝青龍はなぜ強いのか?」を読んだのがモンゴル、中国に関心を持ったきっかけである。題名の答えは自分で本を買って下さい。それと司馬遼太郎氏が大阪外語大のモンゴル語学科専攻と言うのも大きな動機になった。

 上海にある豫園に妻と観光に行った。少し疲れたのでお茶の呼び込みに、例の高い所から注ぐ芸に釣られてご馳走になった。やはり中国はお茶の国だ、なかなかに美味しい。

 上海の豫園。小籠包が大変美味しい

 店を手ぶらで出る訳にも行かず、今飲んだお茶を買った。そして日本に帰って封を空けると・・・・・、みなさんの予想通り、飲んだお茶とは違う極悪品だった。ここまでやる国なのだ。

 もう一つ豫園での話だが、我々がある店を出ると、高齢のおっちゃんが高級な財布を1000で買わないかとすり寄ってきた。にせ物と判っているからプーヤオ(要らない)。

 次の店を出ると、またおっちゃんが居て、今度は同じ1000円で小物入れを付けると言ってきた。やはりプーヤオ(要らない)。 

 「店を出るとそのおっちゃん」を繰り返して、とうとう1000円で7つになった。この根性に負けて買おうとしたが、女のにせ物嫌いで妻の猛反対にあって結局買わなかった。

 にせ物と言えば、上海の一角に堂々とにせ物横丁が存在する。シャネルの財布なんか無造作に大きなカバンに大量に詰め込んで、「ホンモノ、ホンモノ」と叫びながら、ガラ違いを出してくる。 

 にせ物は財布、時計、カバンに限らない。自動車部品、バイク、ゴルフ用品何でもある。噂では新製品が出る前に「にせ物が出ている」とか。

 国際ルールなんか尻食らえの国だ。まともに相手にできますか?

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