心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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やったー、おめでとう♪

2018年02月17日 | ほんのすこし
今日はなんて日だ!
何度も母に言った。
昨日のフィギュアショートプログラム、母とふたりで見る事にした。どきどきしながら見ていて羽生くんが滑り終わったあと、ふたりとも「ほぉ~」とため息をついた。
良かった、何事もなく済んで。そして以前の優美な滑りを見ることができて。
そう思った昨日だった。
そして今日。
午後の演技に間に合うよう、早めに買い物を済ませて母の所に行った。
お昼を食べて、ふたりでテレビの前に待ち構えていた。
羽生くんが滑る前から何人も見ていた。母が
「ほら、お前が好きだという人が出るよ」って。そうそう前にわたしはパトリック・チャンが好きだといったことがあったのだ。それを母は覚えていて、何年経ってもわたしが彼のファンだと思っている。まあ彼のことはいいなとも思うけど。母が思うほどではないとわたしは思っている。でも母の印象を否定する気はさらさらない(笑)。
今日の彼の演技もまた素敵だった。母も
「この人はジャンプ以外の手の動きとかいいね~」と目を細めていた。曲に合っている振り付けの良さというか、曲を演じる美しさというか、そういうものに惹かれる。

でも、なんといっても羽生くん。母がずっと応援してきた羽生くんがあのケガを乗り越えてショートでもすごい点数を出して、今ここにいるんだよ。
ふたりでどきどきしながら見ていた。
母はその前の選手の演技にはあれこれと感想を言うのだけど、わたしはその都度合いの手を挟んでいたのだけど。
もう羽生くんのときには何も応えなかった。母もわたしの様子を見たのか黙っていた。ふたりで固唾をのんで画面を見る。どうか最後まで滑りきってほしい・・・それだけを祈っていた。

演技終了後、羽生くんが滑り終えたあとの達成感を味わう姿に拍手の嵐を送った。

そして宇野くんも最終滑走で登場。最初の四回転が失敗だったけど(そのとき母が「最初を失敗するとその後うまくいくもんだよ」と言った)、その後は最後までやり遂げた。母の言う意味がなんとなくわかった気がする演技だった。
羽生くんと宇野くんワン・ツーでメダル! すごいよ。

もうずっとふたりで今日の奇跡のような時間を振り返っていた。
途中でスマホに速報が入った。将棋の藤井君があの羽生さんに勝利したという速報だった。母に知らせると「六段になったのか?」という。
いや、決勝で勝たなければねと言った。
ところが、だ。母のところから戻ったらなんと藤井くん、決勝で勝ったではないですか!
すごいすごい、中学生で六段ですよ!
もう、今日はなんて日なの。
フィギュアスケートでは羽生くんが66年ぶりという大偉業をなし遂げるし、将棋界では藤井くんが中学生という若さで六段になるという。しかも五段になってから15日しか経っていないのに。
こんな若い力がいまの日本にはあるんだね~

最高の嬉しさを与えてくれてありがとう。
おっと、母に知らせなくちゃ。藤井くんが六段になったって♪