誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

フシグロセンノウ

2012-07-31 14:04:25 | 日記
節黒仙翁(ナデシコ科;センノウ属)花言葉は、転機。最も普通に見られる野生種。花は朱紅色で直径5cm。センノウ属ではエンビセンノウや、オグラセンノウなど、花弁の先が複雑に切れ込んだものが多いが、本種の花弁の先には切れ込みがない。萼は筒状で長さ2.5~3cm。先は5裂し、無毛。和名は節が黒いセンノウの意味で、本種の節が黒褐色でやや膨らむことによる。センノウは中国原産の栽培植物で、江戸時代までは広く栽培されたが、いまでは一部の地域で細々と作られているに過ぎない幻の植物である。センノウの名は京都の仙翁寺にちなむ。「せんのうに翁は色をたずねけり 伊藤四郎」。同属に『松本仙翁』があるが花の形が、歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に似るのでこの名がつけられという。「まのあたり咲くやふだらく仙翁花 伊 貞」「松本草妖しき花をこぼしけり 石田小坡」。漸くロンドン五輪の日本選手に、金、銀、銅3色のメタルが揃う。今夜は、撫子の出番、また夜更かして、応援しよう。時差のある場所での試合は、睡眠時間を削つての応援で、今夜も冷房のお世話になる。遠征するよりは、安いが、つまらぬ事を考えず、途中で眠らないで。TVのほうが時折「消灯しました」と断りをいれている。今夜の成行きは如何か?・・

ハマボウ

2012-07-30 06:27:14 | 日記
ハマボウ;浜朴(アオイ科)花言葉は、楽しい思い出。ハイビスカスと同じ仲間。本州、四国、九州、沖縄北部など日本西南部原産で、河口付近によく自生する。太平洋側の沿岸部は、防風林や庭木として利用されている。高さ2~4mに達し、円形またはハート形の葉を互生させる。開花は7~8月、花は鮮やかな黄色の盃状で中央部が暗紅色、径6~10㎝である。漢名「黄槿」。「河原木槿」の名もある。「浜朴や涙のあとに風とゐて 東 玉泉」「浜朴と知ればにはかに潮の春 坂本ふく子」。(紺碧の 潮おしよせて 浜朴の黄 ケイスケ)

チングルマ

2012-07-29 18:54:39 | 日記
チングルマ(バラ科)花言葉は、可憐。本州中部以北の高山帯で、雪解け後の湿った場所などに群生する。枝は地を這い、葉は羽状複葉で、6~8月、高さ10~20cmの花茎を伸ばし、径3cmの花を1個、上向きに咲かせる。花色は白で基部が黄色を帯びる。花が終わると花柱が羽毛状に伸び広がり、全体が風車のようになる。これが玩具の「稚児車」に似ることから、転訛して「チングルマ」の名となる。「ちんぐるま露りんりんとわれを待つ 杉山岳陽」「先に行く子が霧に消えちんぐるま 渡辺正のぶ」「一面に一輪づつのちんぐるま 清崎敏郎」。時差のある五輪開会式、選手入場など見ていると終日何も出来ない。下馬評も日本贔屓の引き倒しか、まだ金を獲得できず、予想を覆す結果とならぬ事を祈りたい。23年7月29日。詳報は明日の新聞待ちとしよう。

コマクサ

2012-07-28 10:27:07 | 日記
コマクサ;駒草(ケシ科)花言葉は、高嶺の花。高山植物の女王といわれる。本州中部以北の高山の砂礫地に生える。高さ約10cm。葉は長い葉柄をもち、数枚が根生して多数にこまかく裂け、粉白色を呈する。7~8月、葉の間から花茎を伸ばし、先に約2cmの紅紫色の美しい花を数個下向きにつける。四個の花弁のうち、外側の二個は基部が袋状で先が反り返り、内側の二個は細長く突出する。それを横から見ると馬の顔に見えるので、「駒草」の名がある。古くは「おこまくさ」と敬称されて霊草の扱いをされた。「駒草に石なだれ匂ひ立つ 河東碧悟限」「岩昃りそめて駒草昃りけり 森田 峠」「駒草や膝つき火口覗き見る 岡田日郎」。オリンピック開催の行事に、今朝4時半から現在11時25分開催宣言まで、7時間かけて終了した。

マツバボタン

2012-07-27 07:04:20 | 日記
松葉牡丹(スベリヒユ科)花言葉は、可憐、無邪気。ブラジル原産。19世紀前半にヨーロッパに渡り、ほどなくオランダ船によって日本に入ってきた。こぼれ種で毎年咲く美しく丈夫な花なので、今ではいたるところで栽培されている。紅色または紫色の花が普通だが、園芸品種では、白や黄色もあり、八重咲きのものもある。真夏の晴れた日中だけ開き、午後2時頃にはしぼむ。一つな花は一日だけの命しかないが次々咲き続けるので、けっこう長い。乾燥気味の土地を好み日照りに強いので日照草。また爪で茎を切って土に刺しても根づくので爪切草ともいう。松葉牡丹の名は葉の形を松葉に、花の形を牡丹の花に見立たものにほかならない。「鯵干すや松葉牡丹のかたえより 水原秋桜子」「自動車に松葉牡丹の照りかへし 中村汀女」「日照草麻疹のはやる村はずれ 三谷 照」「松葉牡丹に塵もとめず寺の庭 加藤岳南」「松葉牡丹の七色八色尼が寺 松本 旭」「松葉牡丹の知恵子の育つ眠る間も 古賀まり子」「松葉牡丹日ざしそこより縁にこず 大野林火」「足裏の熱砂の記憶松葉牡丹 山田径子」今日も熱暑朝から32℃。ロンドン五輪男子サツカー日本1;0で、スペインを破る。世界ランク1位;欧州選手権2連覇のスペインを破る。夏負けを吹き飛ばす決戦を観て暫くは寝不足が続きそうだ。

ムクゲ

2012-07-26 07:03:19 | 日記
ムクゲ;木槿(アオイ科)花言葉は、デリケートな美;柔和。落葉低木で。シリアあたりの原産でるが、平安時代に中国から薬用植物として伝わったらしい。白花品種の蕾を乾かしたものを胃腸カタルや下剤の薬に用い、木の皮にも同様な効果があるという。木の肌は灰色でまっすぐに立つ性質があり。初秋、直径五、六センチの五弁花を開く。この花は美しいが朝開いて夕方にはしぼんでしまうので「槿花一朝の夢」と栄華のはかなさに例えられた。花の色は紅紫色が普通だが、白色のほかピンク.黄色などの園芸品種が生まれており、八重咲きのものもある。韓国ではこの花を国花としている。(道のべの木槿は馬に喰われけり 芭 蕉」「川音や木槿咲く戸はまだ起きず 北 枝」「木槿垣明治の作家ここに住みし 大橋越央子」「墓地越しに街裏見ゆる花木槿 富田木歩」「木槿咲く籬の上の南部富士 山口青邨」「白木槿このころ母は病みがちに 平 絵美子」「亡き父の剃刀借りぬ白木槿 福田蓼汀」。オリンピック開催:女子グループの初戦に「撫子対カナダ」の対戦を観る2:0で撫子の勝利。 この調子で時差のあるTVを観ていると、寝不足と暑さ負けが気懸りとなりそうだ。録画かニュースに頼らないと・・?。(木槿咲く 今日も一日 30℃ ケイスケ)

向日葵

2012-07-25 06:22:54 | 日記
向日葵(キク科)花言葉は、尊敬;あなたは素晴らしい。原産は北アメリカ、インカ帝国では太陽神の象徴とされ、神殿につかえていた巫女たちが、この花の意趣の冠や装身具を身につけていたといわれる。インカがスペインに滅ぼされた16世紀に向日葵はヨーロッパに伝えられ、広く栽培されるようになる。欧米ではどこでも「太陽の花」という意味で呼ばれ、中国でも迎陽花などの名がつけられている。日本でも貝原益軒の「花譜」に向日葵の名が残されている。ギラギラと照る太陽の下に、30㎝もあろうかという大型の花が輝くさまは印象ぶかい。昔、太陽の神アポロンを恋した海の精クリテイが恋に破れ、九日間土の上に立ちつくしてアポロンをみつめていたので、とうとうヒマワリになったという。太陽に向かって回るといわれているが、実際にはそのようなことはない。詩にも詠まれ、画材にも多く使われてきた。園芸品種には、一茎に花を幾つもつけるもの、八重咲き、また丈の低いヒメヒマワリなどもある。種をとつて食用にする種類もある。「向日葵の空かがやけり波の群 水原秋桜子」「向日葵に天よりも地の夕焼くる 山口誓子」「向日葵の大声で立つ枯れて尚ほ 秋元不死男」「向日葵の真昼いささか動く雲 山口草堂」「向日葵と闘う如く描くなる 相生垣瓜人」「海の音ひまはり黒く瞳ひらく 木下夕璽」「向日葵を支へし棒も傾けり 桜井博道」「向日葵をホースの水が乗り越ゆる 橋本美代子」。好んで向日葵の絵を描いたゴッホの墓には向日葵が植えてあり、詣でる画家達がその種をもらって帰ることがはやったとう。(校庭の 向日葵寂し 夏休み ケイスケ)  

ニツコウキスゲ(補足)

2012-07-24 10:31:09 | 日記
日光黄菅=ユリ科;キスゲ属の属名「へメロス」と「カリス」、このふたつのギリシャ語が合わさったもので、「へメロス」は「一日」、「カロス」は「美しい」、従い「美しい一日花」が属名の意味。上河内;聖平小屋周辺が東京からは、一番近い見所か?。今朝は、6時半~10時の間、メンテナンスの為、途中で使用停止となり、二度手間となるが敢えて補完する。その間TVのニュースは、大リーグの「イチロー」選手(38歳)が、ニューヨークヤンキースに電撃移籍のニュース背番号31と発表された。驚きの朝となり、補足完了。(速報は 驚き悲し 裏おもて ケイスケ)

日光黄菅

2012-07-24 05:19:48 | 日記
ニツコウキスゲ:禅庭花(ユリ科)花言葉は、日々新たに、心和らぐ人。萱草と同じ仲間。高原に咲く花として「日光黄菅」の名で知られているが、日光だけでなく、本州中部以北の山地草原などにしばしば群生する。長さ約50cmの線形の葉が根きわから二列に扇形に出る。7~8月、高さ50~80㎝の花茎を伸ばし、その先端に百合に似た橙黄色の花を数個つける。花は径約8cm、花弁は6個、一日でしぼむ。「禅庭花」「セツテイカ」の名があるが、その由来は不明。夏の山地や高原で一面に黄色のジユウタン絨毯を敷きつめたような大群落に出あうことがある。草原を渡る風や夏の楽しさを謳歌した若々しい句も詠める。「日光黄菅咲き初めくま蟹漁期くる 金子兜太」「日光きすげ風の濃淡流れたり 鍵和田柚子」「荷を降ろす二ツコウキスゲの風の中 松尾隆信」


大暑の句 (補完)

2012-07-23 08:43:08 | 日記
「なんとけふの暑さは石の塵を吹く 鬼 貫」「大蟻のたたみをありく暑さかな 土 朗」「念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城」「汽車たてばそこに極暑の浪の群れ 吉岡禅寺洞」「暑のこもるズボン畳めば小石出づ 松本 旭」「嘴あけて烏も暑きことならん 田村木国」。