誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

二つの中国問題

2013-07-31 06:57:32 | 日記
中国問題其の一。毒餃子事件の初公判が、30日午前、石家荘市の元臨時従業員.呂月庭被告の初公判が開かれた。中国公安省の発表。2008年1月発覚。被告は罪状認否で、起訴事実を認めた。事の起こりは、待遇の良い正規従業員に登用されなかったことから会社に不満を抱き,腹いせにやったと供述したという。中国の刑事裁判は、通常外国人には非公開だが、今回は日本の報道陣に2席用意された。事件が日本で対中感情悪化の大きな要因となったため、日本側に配慮したと見られる。判決の期日は未定。問題其の二。米上院対中けんせい決議:全会一致尖閣巡る挑発行為などを牽制する「アジア太平洋における海洋問題の平和的解決を支持する決議」を全会一致で採托した。決議は、上院外交委員会のロバート.メネンデス委員長ら、民主、共和両党議員が共同提出した。今年1月の中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダー照射などを明記し、「現状変更のために軍事力や強制力を用いることを非難する」と名指しを避けながらも、中国を牽制する内容となっている。中国二つの問題解決が待たれる。全てが平和に向けて解決を望む。今日で7月は終わる。

節黒仙翁

2013-07-30 05:26:48 | 日記
フシグロセンオウ(ナデシコ科)花言葉は、転機。山野に自生する草花。園芸種かと思うぐらい鮮やかで見栄えのする花を咲かせます。本州.四国.九州のやや日陰の山野に見られる野草。日本にはほかにも「マツモトセンソウ」などの近種が6種分布している。草丈40~90cm。花期は7~10月にかけて、直径5cmくらいの五弁の花を咲かせる。花色は鮮やかで、かつ品のある朱色。信州では「ベニバナ」と呼ばれる。花弁の中央に葉脈のような筋が入っている。「酔仙翁」と同じ由来で、京都.嵯峨の「酔仙寺」に伝えられた花に似て節が黒いから…という。節がふくらんで暗紫色になるのが特徴。ほかにも膳花:炬燵花:櫓花といつた地方名があうようです。花弁を重ねて.お膳にしたり、コタツにしたりする子供の遊びがあつたようです。昔は玩具が乏しく子供達が考えたでしょうが、現代ではIT機器が発達して、自然の草花で遊ぶ子供が居なくなった事は淋しい事です。花言葉の転機も人生の筋目の一つこの花のように明るい未来が花開くと信じて突き進みましょう。「大暑を生きわが老体の氣負うかな 金子兜太」「朝だけ鳴いて里の鴉の暑さ負け 金子兜太」。(神を拝し愁眉を開く花明り ケイスケ)

チングルマ

2013-07-29 06:40:25 | 日記
チングルマ(バラ科)花言葉は、可憐。常緑低木。本州中北部以北の高山帯で、雪解け後の湿った場所などに群生する。枝は地を這い、葉は羽状複葉で、6~8月、高さ10~20cmの花茎を伸ばし、径約3cmの花を一個、上向きに咲かせる。花色は白で基部が黄色を帯びる。花が終わると花柱が羽毛状に伸び広がり、全体が風車のようになる。これが玩具の風車「稚児車」に似てるところから、転訛して「ちんぐるま」の名がある。「ちんぐるま露りんりんとわれを待つ 杉山岳陽」「先を行く霧に消えちんぐるま 渡辺正のぶ」「一面に一輪づつのちんぐるま 清崎敏郎」。(噴煙の這い来るところ ちんぐるま ケイスケ)

俳人正岡子規

2013-07-28 18:34:14 | 日記
明治の俳人。正岡子規(1867~1902年)の直筆原稿が、長野市の民家で見つかる。江戸の俳人.小林一茶(1763~1827年)の全集に寄稿したもので,子規記念博物館(松山市)によると、確認されている子規の直筆原稿は十数点と少なく,貴重という。見つかつたのは、原稿用紙5枚。縦に並べて掛け軸に貼り付けられていた。筆が使われ、書き出しには「一茶の俳句を評す」とある。一茶の35句を紹介しながら「一茶の特色は主として滑稽、諷刺、慈愛の三点に在り」と分析。人柄については、「苛政を悪み無慈悲になる人を悪み俗気多き人を悪む」と評している。原稿は一茶の全集「俳人一茶」(1897年刊行)に掲載されたが,原稿そのものが現存していることは知られていなかった。全集の編集者のひ孫宮沢豊穂さん62歳が今月11日長野市の自宅の土蔵で発見。署名は子規の雅号の一つ「獺祭書屋主人」となっており、一茶記念館(長野県信濃町)などが子規記念博物館の図録など参考に筆跡を調べ、子規の原稿と断定した。原稿は8月1日から一茶記念館で公開される。(7月27日読売新聞夕刊より)。

コマクサ

2013-07-28 08:02:40 | 日記
コマクサ(ケシ科)花言葉は、高値の花。高山植物の女王と言われ本州中部以北の高山砂礫地に生える。葉は長い葉柄を持ち、数枚が根性して多数に細かく裂け、粉白色を呈する。7~8月、葉の間から花茎を10㎝程伸ばし、先に約2cmの赤紫色の美しい花を数個下向きにつける。四個の花弁のうち、外側の二個は基部が袋状で先が反り返り、内側の二個は細長く突出する。それを横から見ると馬の顔に見えるので「駒草」の名があり、ふるくは「おこまぐさ」と敬称され霊草の扱いをされた。「駒草に石なだれ山匂い立つ 河東碧梧桐」「岩昃りそめて昃けり 森田 峠」「駒草や膝つき火口覗き見る 岡田日郎」(駒草は 遠くに在りて 想う草 ケイスケ)

松葉牡丹

2013-07-27 07:43:02 | 日記
松葉牡丹(スペリヒユ科)原産地はブラジルであるが、1230年前、ヨーロッパからオランダ船によって日本に運ばれて来た。草丈15cm位で、地面を這うように、枝が分かれてひろかってゆく。葉は肉質の線形で、その名のとおり松葉に似ている。暑さに強く、真夏の乾いた土の上でも、焼け付くような砂地でも、赤、黄、白、桃、牡丹色などの五弁の愛らしい花を開く。一日花で晴れた日中だけ開き、太陽が隠れると、さつさと花びらを閉じてしまう。爪で茎を切ってしまて土に挿してもよく根づくので爪切草ともいう。「おのづから松葉牡丹に道はあり 高浜虚子」「鰺干すや松葉牡丹のかたへより 水原秋桜子」「松葉牡丹の敷石大跨郵便夫 梅津杜丘」「松葉牡丹の七色八色尼の寺 松本 旭」「百姓の豊かな暮らし日照草 増田湖秋」「松葉牡丹子の知恵育つ睡る間も 古賀まり子」。(軒先の 小さな物干し 日照草 ケイスケ)

木槿

2013-07-26 04:28:31 | 日記
木槿(アオイ科)花言葉は、柔和、デリケートな美。「道のべの木槿は牛に喰われたり 芭 蕉」の句から、木槿は草と思われるが、アオイ科の落葉低木である。これによく似ている花に芙蓉があるが、この方は花期が短い。木槿は早いものは梅雨のころから咲きはじめ、十月ごろまで咲き続ける。「槿花一朝の夢」と古事記にあるように朝開き、夕方に閉じるのが、寒くなると二日咲いているものもある。底紅のものを宗旦木槿、白いものを遠州木槿と呼び、初秋の茶花には欠かせないもの花である。夕方にはしぼむので、この花が活けてある部屋に通された場合には長居をしないのが礼儀とされている。ものをあかるさまに話さない日本人が花に語らせていた一例である。「道のべの木槿は馬に喰われたり 松尾芭蕉」「道すがらうかぶ木槿や徒労ばかり 石田波郷」「白木槿暮れて越後の真くらがり 森 澄雄」「一日づつ澄ゆく木槿その夕日 藤田湘子」。木槿垣、白木槿、きはちす、底紅とも言う。我が家にも一鉢、木槿があるが、既に花は終わる。「ゆめに見し人のおとろへ芙蓉咲く 久保田万太郎」「哀歓の常に酒あり酔芙蓉 福田蓼汀」「芙蓉咲き誰にも言葉優しくす 塩谷はつ枝」。(寂しさは 木槿と同じ 吾一人 ケイスケ)。先般紛失の、カード類、昨日全て再発行される。夫々の銀行により、認証方式が異なる事は,言うまでもないが、更に最近の認証は、左右とも登録するように、厳重になっていた。

向日葵

2013-07-25 05:28:12 | 日記
向日葵(キク科)花言葉は、崇拝;あなたは素晴らしい。北アメリカ原産の一年草。日本へは江戸時代前期に中国経由で渡来。草丈90~200cm、その先端に径10~30cmの頭花をつける。頭花は多数の筒状花が集まり、その周囲は大きな舌状花が並び、花の形は太陽そのもの。真夏の太陽を象徴する花である。若い茎は太陽の動きに合わせて向きを変え、開花するとどれも東を向いて咲く。園芸品種が多く、一茎多花のものや八重咲きもある。種子は食用となり、油をしぼる。「白妙向日葵」や「小向日葵」は同属別種。「向日葵に天よりも地の夕焼くる 山口誓子」同時作(昭和十年)「雲焼けて向日葵のみを昏くせる 山口誓子」黄の大輪が残照に輝き、空よりむしろ地上の夕映えが濃いと捉えた鋭く、かつ逆説な表現が一句を支えている。向日葵を詠んだ句は20句を超える。その一部「向日葵の空かがやけり波の群れ 水原秋桜子」「向日葵をふり離したる夕日かな 池内友次郎」「向日葵の一茎一花咲きとほす 津田清子」「向日葵の金粉眠り誘ひに来る 中嶋秀子」。(向日葵の 花美しく 汗を呼び ケイスケ)

ニコウキスゲ

2013-07-24 06:03:17 | 日記
ニコウキスゲ;(日光黄菅;ユリ科)せつていか;禅庭花。花言葉は、日々新たに、心安らぐ人。萱草と同じ仲間。高原に咲く花として「日光黄菅」の名で知られているが、日光だけでなく、本州中部以北の山地草原などにしばしば群生する。長さ約50cmの線形の葉が根ぎわから、二列に扇形に出る。7~8月、高さ50~80cmの花茎を伸ばし、その先端に百合に似た橙黄色の花を数個つける。花は径約8cm、花弁は6個、一日でしぼむ。「禅庭花」「せつていか」の名があるがその由来は不明???。「日光黄菅咲き初めくま蟹漁期くる 金子兜太」「日光きすげ風の濃淡流れけり 鍵和田柚子」「荷を降ろすニツコウキスゲの風の中 松尾隆信」「日光キスゲとその名覚えてまた霧へ 加藤楸邨」。(キスゲ咲く 茅野の山並み 夕暮れる ケイスケ)

夏の花 色とりどり

2013-07-23 10:51:53 | 日記
夏の花といえば、ヒマワリや朝顔を思い浮かべるが、最近は暑さや日差しに強い、新顔が出てきている。「ポーチュラカ」はハナスベヒユムと呼ばれ、夏の暑さに強い。1990年「花と緑の博覧会;大阪」で栽培されたことをきっかけに、徐々に普及してきたという。昨年から新品種「サンちゅらか」黄色やピンク、白などの3~4cmのかれんな花が咲く。販売元サカタの種。一般的なポーチュラカは昼過ぎに花を閉じる事が多いが、サンちゅらかは、品種改良により、開花時間が長いという。また夏の花の一つに、ツリフネソウ科の「サンパチェンス」は空気中の二酸化炭素の吸収能力が高いほか、水辺に植えると水中の窒素やリンなどを多く吸収することから、水質の浄化作用も期待されているという。横浜市の横浜美術館前の「グランモール公園」の池には水上花壇か設けられ、サンパチェンスが植えられている。赤紫や、ピンク、オレンジなどの花があり、真夏に元気な花を付け、秋まで長く楽しめる。(斑入りあり 色鮮やかさ 競いあう サバンチェンスは夏の花 ケイスケ)