あれから

ボクたちは　何かを信じて来れたかな・・・
窓をそっと開けてみる　冬の風の匂いがした





うちのおっさんたちの、初動でミリオン越えをした所謂「大ヒット曲」の中で、夜空が別格に好きです。
あの頃の、あのおっさん達にしか出せないものが出ていて、歌えない曲だったと思います。
マスコミにあげたらいハ、もはや他人事の花と違って、一聴惚れでした。
聞きながら、ポロポロ涙が出てきて止まらなくて、聞いても聞いても聞きたくて、
聞いて、何度も繰り返し聞いて、歌詞を手打ちして書き出して、それを見ながらまた聞いて。
あんな風に出会った曲は、後にも先にも夜空だけでした。
（その後、ライブで聞きすぎて一昨年あたりからちょっと飽きてきたけど・笑）
それでも、冬になると聞きたくなるし、久し振りに聞くと、やっぱりいいなぁと思います。
夜空だけは、他のどんな歌の上手い人が歌うより、おっさんたちの下手な歌のほうが、
何十倍・・・いや、何万倍もいいと断言できます。


で、このカテゴリーでなんでこんな話をしているかといいますとね。
去年の今日のワタクシは、一年後のワタクシのこのウキウキっぷりを知ることもなく、
焦燥感に追い詰められていたな・・・と思い出したからです。

あの頃の未来は、こんな未来だよと、
あの頃のワタクシに教えてあげたいなと、ふと思いました。

もうすぐクリスマス。
イブイブに、生タカコさんを拝んできます