従業員満足(エンプロイサティスファクション)と、
顧客満足(カスタマーサティスファクション)
という言葉があります。
従業員満足と、顧客満足は密接に関係をしていて、
従業員が本当に満足していないと、幸せでないと、
顧客に対して真の意味での満足を与えられないという事が言えます。
これは人間個人に落とし込んでも同じことが言える。
自分自身が幸せになっていないと、
他人を幸せにすることなんてできないし、
他の人に満足を与えることはできない。
だから人に満足を、幸せを与えたいのなら、
まずは自分が幸せになる必要がある。
経済的に、人間的に、環境的に。
そして企業でもそれが言えるわけで。
本当にそこで働く従業員が、その仕事や待遇に満足をしていないと、
真の意味での満足を顧客に与えることはできない。
だから企業は、末端の従業員まで、その仕事の重要性や、社会に与える影響、
会社に与える影響、貢献していることなどを伝えないといけないし、
今後のキャリア向上の道を与えなけれなならない。
従業員が満足するには、賃金や福利厚生や、仕事そのもののやりがい、人間環境など
色々人によって求めるものは異なると思うけど、
それらを満足するよう与えなければならない。
幸せに生き生きしている人が対応すると、お客様にもその幸せが伝わって、
顧客満足につながることになるから。
だから、従業員を大切にしないで、顧客満足だけを求めているような企業は
真の意味での発展は望めないと自分は感じている。
最近は顧客満足(カスタマーサティスファクション)から
顧客感動(カスタマーディライト)を言われるように、
満足では足りなく、顧客に真の感動を与えようという動きがでてきているので、
更に従業員満足は大切になっていくと思われる。
自分が経営するなら、そういった環境を構築したいなぁと
常々感じています。