人間万事塞翁が馬

~チケぞーのチラシの裏ブログ~

現実は漫画よりも奇なり

2008年12月08日 08時11分44秒 | 競馬
カネヒキリの復活があったらマキバオーの中の話みたいで面白いなあと思っていたら…

ほんとに勝った!

こんなことなら馬券買えば良かった。

レースは一度しか見ていないけど、回顧を


ティンカップ…は予想通りハナへ。

サクセスブロッケンは序盤からティンカップを牽制しながらの2番手。
カネヒキリは好位。
ヴァーミリアンは後方4番手はいくらなんでも後ろ過ぎた。

サクセスブロッケンのノリは珍しくペース配分をミスったのか?
ノリ自身は「勝つ競馬をしに行っての結果」との弁。
確かにカネヒキリくらいの位置からなら2~5着くらいはあっただろう。

思い返せば中山ダート1800mのジャパンカップダートでも同じ3歳馬ゴールドアリュールが逃げて完敗。

短距離馬も出てくる1800mの流れを先行して勝つほどの体力は3歳の段階ではついていないのだろう。


話はカネヒキリに戻す。

普通2度もエビになったら引退するもんだろう。
それもあれだけの実績を残した馬だ。

何故引退しなかったのだろう?

逆に考えればあれ程の馬だから引退させるのが惜しかったとも考えられる。
今は馬の医学も進歩している。

昔はエビになったあとにGIを勝った馬なんていなかったはずだ。



あと光ったのはルメールの騎乗。
メイショウトウコンとの差があれだけだったことを考えれば経済コースを通ったことが勝因とも言える。

そして今回対極に位置したのが岩田ヴァーミリアン。
でもあれは岩田じゃなく、豊だろうが、アンカツだろうが、そしてルメールだろうがああいう位置になったのではないだろうか?

圧倒的人気馬になればマークは厳しくなるし、騎手にもプレッシャーがかかる。
その分位置取りは悪くなる。

ルメールの勝利も人気が無い分、強気に最内に拘った騎乗が出来たのだ。


今年の秋は久々に外国人騎手の活躍が目立つ。

ルメール、デムーロ、ペリエ。

昨日のWSJS最終戦では上位を外国人騎手が独占した。

私は騎手の技術についてはあまり知識が無いが、昨日のルメールのようにインに拘った騎乗をしたり、人気馬で思い切ったことを出来る…

外国人騎手は度胸がある。

日本人騎手はその部分で劣っているのではないだろうか。


キタサンアミーゴ

2008年12月08日 07時55分14秒 | 競馬POG関連
キタサンアミーゴ(アドマイヤヤマト)が新馬戦を勝利!

正直私も今回の新馬を勝つのは厳しいかなと思っていました。


不安材料は…
・フジキセキ産駒で芝2000mの新馬戦
・ゲートが遅い。
・マツパク厩舎なのに騎手がアンカツや岩田ではなく、川田
・調教タイムが平凡
・利一がサブちゃんに売った時点で期待していないのでは?

などなど…


世間も同じことを思っていたらしく、単勝は30倍!(前日前売では10倍前後だったのに)

夕方のグリーンチャンネルのレースリプレイを見て、川田!と叫びました。

最後差せないか?と思ったところをムチに応えてもう一伸び。


ハイペースの新馬を差して勝ったのは何より。

これはクラシック戦線に乗ってこれるでしょう。

同じ配合のドリパスくらい活躍してくれたら最高だなあ。