5時10分 松屋で朝定食
5時25分 松屋を出た後に徹夜明けの怠さに襲われる
5時30分 怠さも手伝って、本当に札幌に行くべきなのか自問自答しながら電車に乗る。
6時10分 新宿駅。迷いを振り切って北海道東日本パスを購入。
6時21分 埼京線乗車。以降10回近くの乗り換えを行う。
・宇都宮線に乗ってしばらくすると一面緑の田が広がっていた。
都心から1時間程度のところにもこんなところがあるんだね。
・宇都宮を過ぎたあたりからいよいよ本格的に田舎に入ってきた感
・黒磯以北の電車にはドアにボタンがあって自分でボタンを押して乗り降りする。
なるほど北の地方ならではだね。
・黒磯を過ぎると車内は旅っぽい人が目立つ。
旅人は本当に老若男女。
・一ノ関行きの電車で爆睡していたら何やら車掌に起こされる。
私が乗っている車両は今止まっている駅で切り離されるらしい。
口を空けて爆睡していたからか、乗車口の外から高校生たちが俺を見てニヤニヤ笑っていた。
車掌も馬鹿にしたような口調で事実を伝えるので、何やら腹が立った。
・青森行きの電車をようやく見つけ、乗ろうとしたらドアが閉まりかけた。
都心の電車に慣れている癖でドアに手をやり必死に開けようとしたときにハッとした。
ボタンで開け閉めするんだよね…
電車の中の乗客からの視線が冷たかった。
・青森駅で2時間程時間が出来た。
「あおもり駅」と書いている駅ビルの周りには大して何もない。
青森だけじゃなくて東北は駅前が寂しく感じる。
せっかく時間もあるし、何か青森っぽいものを食べようと思ったが、資金が無い。
それでも朝松屋で定食を食べて以来何も食べてないし金も使っていないんだから1000円くらいの定食でも食べたいと思った。
必死に歩き回って店を探したが遂に見つからず。
少し良さそうな店があっても一人で入る勇気が無かったり。
そしてようやく決めた店は ガ ス ト
ただ腹ごしらえをしただけですねw
まあ今回の旅費じゃグルメなんて夢のまた夢。
諦めよう。
・急行はまなす
青森~札幌を結ぶ夜行急行列車。
北海道東日本パスにプラス急行・指定席代で乗れる。
早めに予約すれば横になれる席もあったんだけど、普通の椅子席しか残ってなかった。
横になれる席を見てきたけど、普通に寝れそうな感じで羨ましかった。
椅子は寝れてもせいぜい2時間。
・夜が少しずつ明けてきた
そんなわけで今は北海道。
30分くらい前に長万部だったかな。
あと2時間で行きの長い道のりが終わる。
あ、今東室蘭。
室蘭と言えばなっち。
・長いと書いたけど
「優駿」と徹夜明けの体と空腹状態のおかげで読書→睡眠→外を眺めるの繰り返しで全く退屈しなかった。
そして「優駿」を読み切った。
生まれて初めて小説を読み切った気がする。
「ジョッキー」とか読んだことはあるから初めてではないんだけど、達成感的なもの?
「優駿」は上下巻あってしかもそれぞれ厚いし。
何も知らない人間だからその読み切ったという事実だけで満足。
それにこれから小説の舞台になったところに行くわけだから尚更テンションが上がるよね。
さあ一眠りして札幌。
青森あたりからだけど、夜は肌寒いね。
東京から来る人は長袖を一枚持ってきて損はない。