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お葬式の後が大変だ!
Weblog
/
2006-06-18 14:40:15
高齢の祖父様がお亡くなりになったのは日曜日でした。
ご遺族は、全国各所からお葬式のためにお集まりになられてました。
集まったのは月曜日ですのでほとんどの方は、会社をお休みされ喪服を持参で慌てて来た方ばかりです、ある方はご近所に子供の面倒を頼んできたそうです。
ご長男は、孫に当たる子供さんも葬儀には参列させるため、高校を休ませて飛行機で、連れて来ておられました。
自営業のご次男は、急遽お店を臨時休業にして夜中に車を飛ばして来られています。
他のご兄弟や、亡くなった祖父様のご親族も皆、予定を変更して来られました。
皆さん、急な事なので忘れ物が有ったり会社に連絡したりバタバタとしながら葬儀社の担当を呼び葬儀の打ち合わせをしていきます。
葬儀社の担当者が、ご遺族の宿泊施設の用意や食事の用意その他の仕事をてきぱきとこなし、月曜の御通夜、明日火曜の葬儀の段取りはなんとか間に合いました。
しかしお通夜の前後からも、喪主のご長男の仕事は終りません。
何人弔問に来られるだろうか?どこまでの親族にご連絡をしなくてはいけないのだろうか?香典返しは何をどれくらい用意すればよいのか?弔問客の座る席の順番はどうしたものか????
突発的な状況下では、葬儀の式よりもその前の準備が大変なのですね。
それでも、葬儀が終わり火葬場へ行き骨上げをし、初七日、精進落としまで終るところまでは葬儀社の担当者がすべて指示をして下さいますので、喪主様は指示された事に結論を出すだけで、とどこおりなくお葬式は完了するのです。
ほとんどのご遺族は、ここでそれぞれの地元に帰って行かれるですが、喪主様は葬儀の支払いを終え、故人の自宅に戻りホッとした瞬間に、第二の葬儀の仕事が始まる事に気づくのです・・・・・・・・・・!
先ず気付くのは銀行の通帳や印鑑、保険証、年金手帳を捜す事と、遺言書の有無や相続手続きです、これがまた大変な仕事で何度も市役所に通い銀行に行き手続き、手続き・・の連続です。
子供と奥様を地元に帰らせ喪主様はお一人で・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
弊社にご連絡が入るのはこの後です。
緊張感が抜けて、くたくたになってから遺品の整理に気付く訳です。
もう、考えたくない!
なんて時に限って「もう誰も居なくなった」状態なのです、自分で考えるしか有りません。
遺された遺品の山を目の前にして、「毎週来て片付けたら1ヶ月で終るだろうか・・・・?」と考える方がほとんどなんだそうです。
自分の引越でさえ、梱包するのには大変な事です。
「もう引越は懲り懲りだ」と言う方も多いのではないでしょうか?
遠方の実家に何度も足を運んで分別をしながら梱包し、曜日を合わせて指定場所に持っていく、無理、無理、無理・・・・・・・
途中まで手伝ってくれていた次男も
「これ以上店を閉めておけないんで・・悪いけれど今日帰るね。」となります。
「あぁ、そうだな気をつけて帰れよ・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日、見積をさせて頂いた方に言われました。
「新聞で記事を見たときには、『天の助けだ!』と思いましたよ。」
少し大げさな表現ですが、このような事をおっしゃって下さる方は沢山おられるのです。
こんな事を言われると、恐縮しますがもっと喜んでもらえるように頑張っていきますね。
コメント (
18
)
|
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隠さないほう...
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コメント
Unknown
(
相談員
)
2006-06-18 18:26:57
よく判ります。その通りだと思います。
そして、今、ここを知っていることを幸運に思っています。
家人にも、もちろん見るように強要していますよ。ここのこと。(笑)
・・・・・これが私の「準備」です。
(相談員)さま
(
管理人
)
2006-06-18 18:36:21
重ね重ね有難うございます。
相談員様のご期待に応えるように頑張ります!
相談員さんのブログも人生の現実にある出来事ですね。(力が入ります。)
石女が葬儀に直面すると
(
うるかみるく
)
2006-06-19 09:13:06
祖母の葬儀で裏喪主をやったことがあります。父親すなわち祖母の長男が喪主。その娘であるわたしが裏喪主でした。
父親は父親で、祖母の死を受け入れることができずにほとんどノックアウト状態。要するに、ほとんど、私が喪主だったのです。
祖母や父の親戚たちはといえば、別段悲しむわけでもなく、棺おけを見た瞬間に「立派だね。どうせ焼くんでしょ? 高すぎるんじゃないの?」などという言葉を連発する始末です。祖母がきちんと貯金したお金で葬式をしているのに。
こんな状態ですから、喪主の妻である母と、母の親戚が頼りでした。
こちらのブログにも紹介していらっしゃいますように、葬儀も大変でしたが、遺品整理も大変でした。祖母はいろいろモノを集めるのが趣味なのに片付けが苦手なヒトでしたので、そりゃあもう、という感じでした。今思い出してもぞっとします。
なんとか母親一人にしても大丈夫、という状態にこぎつけたときに、私はとある病気で三週間入院しました。重症で、オペに四時間かかりました。
「何度も飛行機で沖縄まで往復するし、入院もするし、こんなお金ばかりかかって。論文を書くといってロクに働かないし、孫の顔も見せないし。とんだ不良品よねー」
義理の母がつぶやいた一言が今も胸に刺さっています。
離れているので。
(
タルコ
)
2006-06-19 09:29:38
私は千葉、両親は別府と離れて住んでいます。
年々小さくなっていく両親を見ていると、離れているゆえに「間に合わない」のではないかとの思いが、強くなります。
知っているようで知らない、両親の交友関係、様々に詰め込まれている家の中。
やはり元気な間に話し合っておくことが、本当はとても必要なのでしょうね。
帰省したおりに、勇気を出して話してみます。
悲しい勇気かも、しれないけれど・・・。
自分がかわいいんですよ・・・
(
rei
)
2006-06-19 13:26:59
祖母の四十九日も終えていない私には本当に身近な出来事のように感じます。
幸い祖母宅には伯母も伯父も住んでいるので遺品整理とかの必要がさほど無かったのですが、皆さんやっぱり自分がかわいいばかりに誰かに押し付けるというか…他人事のようになってしまうときもありますよね。伯母からすれば私もそのうちの一人だと思いますが…
詳しくは解りませんが正直、工程が難しい上に把握しにくいです。古来からのしきたりなんでしょうけど遺族にしては突然の悲しみにも関わらず様々な用意をせざるを得ない…ほんと、大変ですよね。
ちなみに私も旦那にはキーパー様の事を伝えております。そのときはよろしくお願いしますね。
(うるかみるく)さま
(
管理人
)
2006-06-19 14:02:06
こんにちは!
仰るように、葬儀代金の支払いのほとんどが亡くなった故人の預貯金で支払われているのが現状のようですね。
遠方までご苦労様でした。
現在、沖縄では対応できません。
ごめんなさいね。。
(タルコ)さま
(
管理人
)
2006-06-19 14:03:42
そうですね、声を掛けてあげてください。
きっとご両親は喜ばれると思いますよ。
Unknown
(
おふろでラジオ
)
2006-06-19 14:11:35
そう、そうなんですよね!
親の葬式って直面してそうで、しかし、まだまだ
先だと思ってる自分がいたりして…うちは
長男長女の夫婦なので、いろいろ心配です…
実の親ならまだしも、義父母に死ぬ前に
ちゃんと整理しておいてなんて、口が裂けても
言えませんし(^◇^;)
(rei)さん
(
管理人
)
2006-06-19 14:12:47
まだまだ早すぎるんじゃないですか?
それよりも、私の会社が長生きできるように頑張らないと!
まだ生まれたての会社なので、社会のウイルスに負けないように、頑張りますね。
(おふろでラジオ)さん
(
管理人
)
2006-06-19 14:33:20
そうですよね実家の親ならまだしも、義理のお父様やお母様に、突然そんな話できないですよね。
そういう場合はどうしたらいいのでしょうかね?
思った以上に冷静に聞いて下さると思いますよ。
責任は取れませんが・・・・・・・・
コミュニケーションが大事なんですね。。。
(
zero
)
2006-06-19 18:15:40
読んでいて亡くなった母方の祖父のことを思い出しました。今でも尊敬している祖父です。
祖父は自宅で朝、倒れたきり誰にも看取られることなく亡くなってしまいました。
一緒に住んでいた叔父や叔母は既に仕事に出掛けて夕方、帰宅するまで発見されませんでした。
『誰にも迷惑をかけず、静かに死にたい』
そんな祖父の意志のままに亡くなりました。
が、亡くなったことで大慌てだったのはやはり喪主の叔父。葬儀に必要な物や連絡先などいったい、どうしたらいいものか…と途方に暮れていると、亡くなった祖父の服から1つの鍵が。それは、生前母に自分に何かあったらこの鍵で物置を開けるように…と言っていたものでした。
早速、物置を開くと…遺産に関する書類から葬儀に関する必要なもの・連絡先などがきちんと整理され揃えてありました。また、母には祖母の形見である喪服も一式用意されていました。思わずそれを見つけて、母は泣き崩れてしまいました。
祖父が生前に用意してくれたおかげで、無事葬儀も済みましたが、もし、それがなければもっと大変だったと親戚が集まるたびに言います。
残念ながら母も私も祖父のような性格を受け継がなかったので、たぶんそちら様にお世話になるかもしれません。(苦笑)
まさしく『天の助けだ!』と、思います。
(zero)さま
(
管理人
)
2006-06-19 19:01:04
素晴らしい、お祖父様ですね。
私も、こんな仕事をしているわりにはまだ何にもしていないですね。
お祖父様のようなしっかりしたエンディングプランを目標にしたいと思います。
元気なうちに準備を
(
てるプー
)
2006-06-22 11:23:48
突然死の場合は 特に大変ですね。。うちの舅は持病がありましたが、余命宣告を受けるような病気ではなかったので 突然亡くなった後参りました。会社経営の場合、本当に影響が大きいです。主人が後を引き継ぐ準備が不十分だったので、悲しみに浸る時間もないほどでした。実家の父の場合は 余命宣告のある病気だったので 亡くなる前からいろんな準備ができましたが、急激に弱っていく過程を見ているのも辛かったです。先日 認知症だった身内の葬式がありました。今は残された知的障害の息子の処遇の問題でばたばたしてます。生きてるうち、元気なうちから準備すべきことは なんと多くあることかと思いしらされる日々です。
(てるプー)さま
(
管理人
)
2006-06-22 11:36:45
亡くなってからでないと、出てこない問題点も多いと思います。
少なくとも予測の出来る範囲での準備をしておく事は失礼ではない当然の事だと思います。
人間は、突然の出来事に弱いものですからね。。
てるプーさまのコメントを見て・・・
(
rei
)
2006-06-23 13:13:45
約一ヶ月前の事を思い出してしまいました。
祖母がまだ闘病中・余命宣告をされていた時期なんですが…毎日のように実家には兄弟・孫たちが行き来してる状態で私の父は唯一の息子であり長男ということもあってなのか、その後のことを考えているのか葬式に使う部屋を掃除したり葬儀のことを知り合いなどに聞きまわってる態度に…私はたまらなく「今、そんな事より…」と意見しました。
けど、よく考えてみると…きっと父は紛らわしてるという事とちゃんと見送ってあげれるようにという気持ちで動いていたのでしょう…
私のような変な感情よりもずっと立派だと思います。
故人にとって最後のときはどのような対応が嬉しく思うのでしょうか…
葬儀の仕事。
(
捺稀 zyunn
)
2006-06-23 14:41:28
こんにちは。今日は少しゆっくり訪問させていただきました。
(rei)さん
(
管理人
)
2006-06-23 18:33:47
お父様にしてみれば実の親ですので、悲しみや辛さは一番大きいはずだったと思います。
やはりお父様は、長男である自覚が強かったのでしょう、立派な行動だと思います。
お祖母さんは、分っておられたと思います。
故人様にとっては、目に見えないお気持ちは伝わっている筈なので、あまり形にこだわる事はないのではないでしょうか。
(捺稀 zyunn)さま
(
管理人
)
2006-06-23 18:36:36
有難うございます。
ゆっくりしていってくださいませ!!
たくさんコメント頂いたようですね。。
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相談員さんのブログも人生の現実にある出来事ですね。(力が入ります。)
父親は父親で、祖母の死を受け入れることができずにほとんどノックアウト状態。要するに、ほとんど、私が喪主だったのです。
祖母や父の親戚たちはといえば、別段悲しむわけでもなく、棺おけを見た瞬間に「立派だね。どうせ焼くんでしょ? 高すぎるんじゃないの?」などという言葉を連発する始末です。祖母がきちんと貯金したお金で葬式をしているのに。
こんな状態ですから、喪主の妻である母と、母の親戚が頼りでした。
こちらのブログにも紹介していらっしゃいますように、葬儀も大変でしたが、遺品整理も大変でした。祖母はいろいろモノを集めるのが趣味なのに片付けが苦手なヒトでしたので、そりゃあもう、という感じでした。今思い出してもぞっとします。
なんとか母親一人にしても大丈夫、という状態にこぎつけたときに、私はとある病気で三週間入院しました。重症で、オペに四時間かかりました。
「何度も飛行機で沖縄まで往復するし、入院もするし、こんなお金ばかりかかって。論文を書くといってロクに働かないし、孫の顔も見せないし。とんだ不良品よねー」
義理の母がつぶやいた一言が今も胸に刺さっています。
年々小さくなっていく両親を見ていると、離れているゆえに「間に合わない」のではないかとの思いが、強くなります。
知っているようで知らない、両親の交友関係、様々に詰め込まれている家の中。
やはり元気な間に話し合っておくことが、本当はとても必要なのでしょうね。
帰省したおりに、勇気を出して話してみます。
悲しい勇気かも、しれないけれど・・・。
幸い祖母宅には伯母も伯父も住んでいるので遺品整理とかの必要がさほど無かったのですが、皆さんやっぱり自分がかわいいばかりに誰かに押し付けるというか…他人事のようになってしまうときもありますよね。伯母からすれば私もそのうちの一人だと思いますが…
詳しくは解りませんが正直、工程が難しい上に把握しにくいです。古来からのしきたりなんでしょうけど遺族にしては突然の悲しみにも関わらず様々な用意をせざるを得ない…ほんと、大変ですよね。
ちなみに私も旦那にはキーパー様の事を伝えております。そのときはよろしくお願いしますね。
仰るように、葬儀代金の支払いのほとんどが亡くなった故人の預貯金で支払われているのが現状のようですね。
遠方までご苦労様でした。
現在、沖縄では対応できません。
ごめんなさいね。。
きっとご両親は喜ばれると思いますよ。
親の葬式って直面してそうで、しかし、まだまだ
先だと思ってる自分がいたりして…うちは
長男長女の夫婦なので、いろいろ心配です…
実の親ならまだしも、義父母に死ぬ前に
ちゃんと整理しておいてなんて、口が裂けても
言えませんし(^◇^;)
それよりも、私の会社が長生きできるように頑張らないと!
まだ生まれたての会社なので、社会のウイルスに負けないように、頑張りますね。
そういう場合はどうしたらいいのでしょうかね?
思った以上に冷静に聞いて下さると思いますよ。
責任は取れませんが・・・・・・・・
祖父は自宅で朝、倒れたきり誰にも看取られることなく亡くなってしまいました。
一緒に住んでいた叔父や叔母は既に仕事に出掛けて夕方、帰宅するまで発見されませんでした。
『誰にも迷惑をかけず、静かに死にたい』
そんな祖父の意志のままに亡くなりました。
が、亡くなったことで大慌てだったのはやはり喪主の叔父。葬儀に必要な物や連絡先などいったい、どうしたらいいものか…と途方に暮れていると、亡くなった祖父の服から1つの鍵が。それは、生前母に自分に何かあったらこの鍵で物置を開けるように…と言っていたものでした。
早速、物置を開くと…遺産に関する書類から葬儀に関する必要なもの・連絡先などがきちんと整理され揃えてありました。また、母には祖母の形見である喪服も一式用意されていました。思わずそれを見つけて、母は泣き崩れてしまいました。
祖父が生前に用意してくれたおかげで、無事葬儀も済みましたが、もし、それがなければもっと大変だったと親戚が集まるたびに言います。
残念ながら母も私も祖父のような性格を受け継がなかったので、たぶんそちら様にお世話になるかもしれません。(苦笑)
まさしく『天の助けだ!』と、思います。
私も、こんな仕事をしているわりにはまだ何にもしていないですね。
お祖父様のようなしっかりしたエンディングプランを目標にしたいと思います。
少なくとも予測の出来る範囲での準備をしておく事は失礼ではない当然の事だと思います。
人間は、突然の出来事に弱いものですからね。。
祖母がまだ闘病中・余命宣告をされていた時期なんですが…毎日のように実家には兄弟・孫たちが行き来してる状態で私の父は唯一の息子であり長男ということもあってなのか、その後のことを考えているのか葬式に使う部屋を掃除したり葬儀のことを知り合いなどに聞きまわってる態度に…私はたまらなく「今、そんな事より…」と意見しました。
けど、よく考えてみると…きっと父は紛らわしてるという事とちゃんと見送ってあげれるようにという気持ちで動いていたのでしょう…
私のような変な感情よりもずっと立派だと思います。
故人にとって最後のときはどのような対応が嬉しく思うのでしょうか…
やはりお父様は、長男である自覚が強かったのでしょう、立派な行動だと思います。
お祖母さんは、分っておられたと思います。
故人様にとっては、目に見えないお気持ちは伝わっている筈なので、あまり形にこだわる事はないのではないでしょうか。
ゆっくりしていってくださいませ!!
たくさんコメント頂いたようですね。。