架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

Les Miserables

2012-12-22 | 時の歩廊
公開されたばかりのミュージカル映画「レ・ミゼラブル」を嫁と見に行った。なにしろ長い(3時間)。最近では珍しいのではないだろうか。だから(?)途中でだれるところもある。フランス革命の後、世情は収まらず革命の火種がくすぶり続けている。そんな時代の雰囲気が垣間見られるようだ。ファンテーヌ役のアン・ハサウェイが美しい----というのはこの映画のプロモーションのために来日しメディアに登場しており、よくわかっ . . . Read more
Comment

In Tune

2012-12-21 | 音楽
なんでも出来るから、ついつい弾きすぎる。だから、聴いていて時にうるさい、もう少し抑えて弾けばいいのに、と思うこともしばしば。 オスカー・ピーターソンはそんなピアニストではないかと。 大きな体格と手(10度も楽につかんでしまいそう)から生まれる豊かな響き。抜群のテクニックを駆使して鍵盤をところせましと上下動する。 そのピーターソンがトリオとしてバックについて超絶無比なコーラス・グループを引き立 . . . Read more
Comment

Ballads & Burton

2012-12-20 | 音楽
ルイス・ヴァン・ダイク----またこの人の登場だ----のトリオにテナー・サックスが加わりアン・バートンをサポートしている。少な目の音で、つまりやたらと弾きまくるというタイプではないこの人のプレイはセンスの塊。そのプレイは多彩で、時にはクラシックのような端正なフレーズも交え、すべてをジャズ一辺倒で塗り込めるということをしない。 今聴きなおしてみると、アン・バートンの声は、渋さの中にそこはかとない . . . Read more
Comment

ステルス・マーケティング

2012-12-16 | misc
タレントがやってもいないオークションで落としたことをブログに挙げていたことが話題になっている。タレントを隠れ蓑にしたステマ(ステルス・マーケティング)ではないかと。「IT企業」と持てはやされても、そのほとんどの実態はこんなものというのが実情。 さて我が愛読紙である朝日新聞。昨日(土曜日)は投票日の前日ということで選挙の記事が紙面のあちこちを賑わせた。 読んでいて「うん?」と思った記事がある。3 . . . Read more
Comment

I Got Rhythm

2012-12-09 | 時の歩廊
  氷の状態がいまひとつじゃないか?それにしても観客が少ないなぁだからか会場に熱気も感じられないし  盛り上がっていたのは観客の日本人がぐらい? というのがフィギュアスケートGPファイナルを観た感想。 とはいっても男女ともに優勝に拍手。-------------------------演技もさることながらどんな音楽を選ぶのかも気になるところ。 限られた時間のなかで音楽的なまとまり . . . Read more
Comment