架空庭園の書

音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から

ドヴォジャークの弦楽セレナード

2013-04-29 | 音楽
スタートのボタンを押してあのフレーズが聴こえてくるのを待つ。もちろんそこに至るまで、そしてそこを過ぎてからも素晴らしい音楽の流れは続くのだけれども、この演奏で最も美しい瞬間はここだ。 なだらかな弧をいくつも折り重ねるようなホ長調の最初の主題が終わり、中間部ト長調で付点のリズムで弾むような主題が現れる。その主題が繰り返されるときにチェロが対旋律を歌うのだ。小節でいうと43小節目、時間でいうと2分ち . . . Read more
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領有問題

2013-04-23 | 時の歩廊
今月の名古屋の旅 今回は、少し遅い朝食として小倉トーストそして遅めの昼にミラカンという予定だったが、携帯に連絡がはいり、その対応に追われなかなか思うようにはならない。 出張の魅力(の1つ)は、外部からの連絡を遮断できるということなのだが、携帯電話によりそれはもはや昔ばなし。さらにPCはバッテリーをコンセントに挿せる環境なら仕事場と変わらない.... 新横浜から新幹線に乗ったのだが、すでに隣席 . . . Read more
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しづか

2013-04-10 | 音楽
信州の旅。今回は松本に1泊。 ということは「しづか」へ行くのはデフォルトとなる。 20年以上も前から通っている「しづか」。もっとも年数はあるが、回数としては10回程度だから、顔なじみとか常連などというわけもない。ただ、思い返すとどういうわけか節目節目にこの店に来ている。 鬱屈を抱え煩悶中だった一人旅、それから数年後の二人旅(今の嫁)などなどで、今回もよく考えると(考えるまでもなく?)一つの節 . . . Read more
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