
野田首相の欺瞞会見への怒りが高まる中、「大飯を止めて原発ゼロに さよなら!志賀原発集会」が中央公園で開催された。全県から、また富山県から、或いは福井県からも参集して、約2000人が約一年ぶりに結集した。
私たちの怒りの声を代表して、実行委員長の岩淵弁護士が、大飯再稼働は関電の経営破綻を恐れる財界の思惑だと喝破し、電力供給の理由は、欺瞞であることを関電自らが行ってきたでたらめな電力需給見通しを引き合いにして暴露した。
集会では、大飯原発3、4号機再稼働を巡る現地大飯周辺でのたたかいが報告された。町の産業転換のチャンスだと。富山は激烈にたたかっている。設置された原子力防災会議は原子力ムラそのものだと追及に気を吐いている。志賀町の堂下町議は、志賀町の財政も産業も既に原発依存の必要がなく、町民の本音はこのまま原発が眠り続けていくことだと対話から分かってきていると明らかにした。
市民運動の自由な発想を尊重した集会とデモ行進は、乗りの良い音楽とリズムにあふれる。笑顔で街を歩く。親子が楽しげに一緒に参加する。まちを行き交う人々もカメラを向ける。挨拶を交わしながら行進は進む。だが、二カ所、雰囲気が厳しくなった。北陸電力金沢支店前と、谷本知事公舎前だ。大飯原発再稼働は認めないぞ!志賀原発の再稼働も認めないぞ!原発依存反対!脱原発を実現しよう!北電は嘘をつくな!知事は県民の声を聴け! シュプレッヒコールが回復する空に向かって響き渡った。石川での脱原発の闘いはいよいよこれから次のステージになる。差し止め訴訟も動き出す。私も当然ながら原告になる。委任手続きは終わっている。数千人のサポーターの組織化も始まっていく。大飯原発再稼働は、野田政権の命取りになるに違いない。
『大飯を止めて原発ゼロにさよなら !志賀原発集会』決議文
私たちは、大飯原発 3、 4号機の再稼働に反対の意思を表明するため、本日ここに集いました。
私たちは、大飯原発だけでなく現在停止中の日本中のすべての原発、とくに北陸電力志賀原発の運転再開に反対します。
2011年 3月 11日の巨大地震と津波により引き起こされた福島第一原発事故は、1年 3カ月たっても収束の兆しは見えず、
いまだに大量の放射能が環境中に放出され続けています。原発から撒き散らされた放射能は、人々から暮らしや住まいを奪
い、いのちと健康を脅かし続けています。1年たっても 15万人をこえる人たちが避難生活をよぎなくされています。避難で
きずに被ばくの不安にさいなまれている人々も、そしていっになったら故郷に帰ることができるのか分からない悲しみを抱
えて暮している人々もいます。
このような、たいへん大きな犠牲の上にではありますが、今年の 5月 5日「子どもの日」、子どもたちの健やかな成長を祈る
祝日に、日本中の原発 50基すべてが運転を停止しました。じつは北陸電力管内に限って言えば、昨年5月 7日に敦賀原発2号
機が放射能漏れで停止して以来、私たちは原発の電気は使っていません。
いま私たちは、このまま原発には頼らない暮らしの実現に一歩を踏み出すのか、それとも原発の再稼働を許してしまうのか
という分かれ道に立っています。電力需要のピークであるこの夏を原発なしで過ごすことで、脱原発は現実的に可能であるこ
とを示すチャンスが、目前にあるのです。
一方、原発に依存し続けたい国や電力会社など、原子カムラの懲りない面々は何が何でも原発を動かそうとしています。
フクシマからは何も学ぼうとせずに、原発運転の大前提のはずの「安全性」の確認さえないがしろして、原発再稼働に向けて
突き進んでいるのです。この動きを許せば、第二、第三のフクシマを繰り返すことになりかねず、たとえ大事故が起きなくても、
未来の世代に押し付ける核のゴミをますます増やすことになってしまいます。
この危険な動きにしっかりと「反対」の声をあげ、脱原発の実現にむけて、知恵と力を出しあい、手をつなぎ合って、たしかな
一歩を踏み出しましょう。
1.私たちは原発の運転再開に反対し、石川、福井両県の知事および立地町の志賀町、おおい町の町長に、運転再開には同意しな
いことを求めます。
2.石川、福井両県の知事および立地町の志賀町、おおい町の町長には、原発に依存しない町づくりに政策転換していくことを求
めます。
以上、決議します。
2012年 6月 10日「大飯を止めて原発ゼロにさよなら!志賀原発集会」参加者一同
提出先 :石川県谷本正恵知事、志賀町小泉勝町長、福井県西川一献知事、おおい町時岡忍町長
私たちの怒りの声を代表して、実行委員長の岩淵弁護士が、大飯再稼働は関電の経営破綻を恐れる財界の思惑だと喝破し、電力供給の理由は、欺瞞であることを関電自らが行ってきたでたらめな電力需給見通しを引き合いにして暴露した。
集会では、大飯原発3、4号機再稼働を巡る現地大飯周辺でのたたかいが報告された。町の産業転換のチャンスだと。富山は激烈にたたかっている。設置された原子力防災会議は原子力ムラそのものだと追及に気を吐いている。志賀町の堂下町議は、志賀町の財政も産業も既に原発依存の必要がなく、町民の本音はこのまま原発が眠り続けていくことだと対話から分かってきていると明らかにした。
市民運動の自由な発想を尊重した集会とデモ行進は、乗りの良い音楽とリズムにあふれる。笑顔で街を歩く。親子が楽しげに一緒に参加する。まちを行き交う人々もカメラを向ける。挨拶を交わしながら行進は進む。だが、二カ所、雰囲気が厳しくなった。北陸電力金沢支店前と、谷本知事公舎前だ。大飯原発再稼働は認めないぞ!志賀原発の再稼働も認めないぞ!原発依存反対!脱原発を実現しよう!北電は嘘をつくな!知事は県民の声を聴け! シュプレッヒコールが回復する空に向かって響き渡った。石川での脱原発の闘いはいよいよこれから次のステージになる。差し止め訴訟も動き出す。私も当然ながら原告になる。委任手続きは終わっている。数千人のサポーターの組織化も始まっていく。大飯原発再稼働は、野田政権の命取りになるに違いない。
『大飯を止めて原発ゼロにさよなら !志賀原発集会』決議文
私たちは、大飯原発 3、 4号機の再稼働に反対の意思を表明するため、本日ここに集いました。
私たちは、大飯原発だけでなく現在停止中の日本中のすべての原発、とくに北陸電力志賀原発の運転再開に反対します。
2011年 3月 11日の巨大地震と津波により引き起こされた福島第一原発事故は、1年 3カ月たっても収束の兆しは見えず、
いまだに大量の放射能が環境中に放出され続けています。原発から撒き散らされた放射能は、人々から暮らしや住まいを奪
い、いのちと健康を脅かし続けています。1年たっても 15万人をこえる人たちが避難生活をよぎなくされています。避難で
きずに被ばくの不安にさいなまれている人々も、そしていっになったら故郷に帰ることができるのか分からない悲しみを抱
えて暮している人々もいます。
このような、たいへん大きな犠牲の上にではありますが、今年の 5月 5日「子どもの日」、子どもたちの健やかな成長を祈る
祝日に、日本中の原発 50基すべてが運転を停止しました。じつは北陸電力管内に限って言えば、昨年5月 7日に敦賀原発2号
機が放射能漏れで停止して以来、私たちは原発の電気は使っていません。
いま私たちは、このまま原発には頼らない暮らしの実現に一歩を踏み出すのか、それとも原発の再稼働を許してしまうのか
という分かれ道に立っています。電力需要のピークであるこの夏を原発なしで過ごすことで、脱原発は現実的に可能であるこ
とを示すチャンスが、目前にあるのです。
一方、原発に依存し続けたい国や電力会社など、原子カムラの懲りない面々は何が何でも原発を動かそうとしています。
フクシマからは何も学ぼうとせずに、原発運転の大前提のはずの「安全性」の確認さえないがしろして、原発再稼働に向けて
突き進んでいるのです。この動きを許せば、第二、第三のフクシマを繰り返すことになりかねず、たとえ大事故が起きなくても、
未来の世代に押し付ける核のゴミをますます増やすことになってしまいます。
この危険な動きにしっかりと「反対」の声をあげ、脱原発の実現にむけて、知恵と力を出しあい、手をつなぎ合って、たしかな
一歩を踏み出しましょう。
1.私たちは原発の運転再開に反対し、石川、福井両県の知事および立地町の志賀町、おおい町の町長に、運転再開には同意しな
いことを求めます。
2.石川、福井両県の知事および立地町の志賀町、おおい町の町長には、原発に依存しない町づくりに政策転換していくことを求
めます。
以上、決議します。
2012年 6月 10日「大飯を止めて原発ゼロにさよなら!志賀原発集会」参加者一同
提出先 :石川県谷本正恵知事、志賀町小泉勝町長、福井県西川一献知事、おおい町時岡忍町長
気になる植物を預けたものです。お手間を取らせて申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。
いつも森さんが精力的に動いてくださることに、感謝しております。
大変な時代を生きる人間として、親として
森さんと一緒に、
できることを一つでも多くしてゆく所存です。