森かずとしのワイワイ談話室

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金沢駐屯地の自衛隊員よ、命を大切に!日米合同訓練中止申し入れ

2010-02-02 23:50:39 | 平和のために
 政権交代で改まるどころか、悪化しているとさえ見えるのが、日米軍事同盟路線ではないでしょうか。今日は、71回目の「社民党の声」(田井町交差点、兼六園下)から戻って、正午前に、金沢の陸上自衛隊第14普通科連隊(金沢駐屯地)に、平和運動センターと社民党の議員団が申し入れに行きました。夕方のニュースを見られた方もいらっしゃるでしょう。
 2月から3月にかけて、岡山県の日本原演習場で、日米合同訓練が行われます。こともあろうに、相手は沖縄で都市型戦闘訓練を受け、アフガン、イラクへ殴り込み部隊として投入されてきた海兵隊です。普天間基地問題ともリンクし、自衛隊を指揮下に組み入れ、対テロ戦争の前線に自衛隊を駆り出す思惑を持つ訓練と言わなければなりません。(コメントに申し入れ文書を掲載しておきます。)

 門前での応対という失礼な対応に加え、訓練に関しては一切分からない、上司に伝えると繰り返す担当者には、文民統制はまずもって市民への説明責任であること、侵略軍の手先になるな、即答できないなら追って、回答を出すように求めました。小松基地では、広報担当者が基地内へ招き入れ、一定のやりとりがなされますが、金沢駐屯地は、極めて閉鎖的です。3年前の市街地行進訓練中止要求の際も同じ対応でした。

 自衛官オンブズマンの制度化を連立政権で行うことが、社民党の要請で動き始めます。海外派兵が市民権を得ることは認めては成りません。自衛官よ、命を大切に。

 明日、あさっての二日間、市議会が観光交流協定を結んでいる松本市、高山市を訪問します。相互理解と観光資源、施策の交流から、互いの交流人口を増やそうという使者となってきます。寒そうですね。スキーならうれしいですが・・・。

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申入書 (森 かずとし)
2010-02-03 00:14:05
2010年2月2日
陸上自衛隊第14普通科連隊長
兼金沢駐屯地司令
海 田  英 昭 様
石川県平和運動センター
代 表  柚 木  光
                       社民党石川県連合
代 表  宮下 登詩子
金沢地区平和運動センター
議 長  中村  照夫

申   入   書
 
 陸上自衛隊金沢駐屯地第14普通科連隊は今月中旬から3月上旬にかけて、岡山県の日本原演習場で、米軍海兵隊との合同演習に参加すると報道されています。
金沢駐屯地からの日米合同演習への参加は初めてとのことですが、日本原演習場での日米合同演習の実施は3回目となります。1回目は2006年2月から3月にかけて、2回目は2007年11月に、いずれも13日間の日程で、イラクやアフガンに派兵され、実戦を経験してきた第三海兵遠征軍との間でおこなわれてきました。内容は攻撃戦闘や小銃・拳銃を使用した実弾射撃、携帯用対戦車ミサイルを使用した訓練といわれます。つまり自衛隊員にとっては、ファルージャなどイラクの各都市で市民の無差別殺戮を展開し、自爆攻撃の恐怖にさらされた米兵から、至近距離実弾射撃や市街地戦闘について直接特訓を受け、米軍と一体となった戦闘に備えるための場だと言えます。まさに米国の先制攻撃戦略に沿った日米軍事一体化を目指す訓練に他なりません。
今回の訓練も沖縄県に駐留する第3海兵遠征軍の第3海兵師団との訓練と報道されています。私たちは2005年1月、金沢駐屯地からイラクへと派兵される際にも、ブッシュ政権による侵略戦争と不当な占領行為に加担するものであるとして派兵中止を求め抗議の申し入れをおこないました。当時の派兵は「人道復興支援」が大義名分でしたが、日本原演習場で繰り広げられてきた訓練は、まさに米軍と一体となった「敵地」での戦闘訓練以外の何ものでもありません。平和憲法をまたもや踏みにじる新たな派兵への準備であり、絶対に許すことはできません。
金沢はかつて中国大陸への侵略を推進した第九師団の本拠地「軍都金沢」としての歴史を歩み、アジア諸国に対し甚大な被害と犠牲をもたらす中で敗戦の日をむかえたのです。過ちを二度と繰りかえすわけにはいきません。日米合同演習に強く抗議し、以下2点を申し入れます。
 


1. 米海兵隊との日米合同演習への参加を中止すること。

2.予定される日米合同演習について、その日程と参加人数、訓練内容の詳細を明らかにすること。

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