『ジャンヌ・ダルク~ジャンヌと炎』西日本地域巡回公演は第5週目を迎えました。
今週は、
6/15 山口県 山口農業高等学校 同校体育館
6/16 広島県 鈴峯女子中学校・高等学校 アステールプラザ
6/17 愛知県 千種高等学校 日本特殊陶業市民会館フォレストホール
6/18 懐風館高等学校 同校体育館
6/19 三重県 暁中学校・高等学校 四日市市文化会館第一ホール
山口農業高等学校
山口農業高等学校での公演は風初めての学校でした。
初めて出会う学校とどのような公演をつくれるのか、期待に胸をふくらませて今週が始まりました。
この日の公演は、学校の130周年創立記念行事の一環としての公演でした。
体育館がとても暑くなっている中で行われた公演だったのですが、生徒さんたちの集中力は途切れることなく、舞台上には熱い視線が注がれていました。
また、舞台撤去時には、ラグビー部、バトミントン部、サッカー部等の大勢の各部活動の生徒さんたち、有志の生徒さんたち、そして先生方が手伝いに駆けつけてくれました。
熱い中、一生懸命トラックに荷物を積んでくれました。
素敵な時間作れたことをとても嬉しく思っています。
最後はみんなで学校を去る劇団員が乗った風バスを見送ってくれました。
鈴峯女子中学校・高等学校
鈴峯女子中学校・高等学校での公演は、語り手がフランスの歴史を語る最初の場面で大きく盛り上がり、私たち役者を迎え入れる生徒さんたちの心地よい視線を感じられたことが印象に残っています。
それはこの日の公演を心待ちにしていてくれたことが伝わってくる瞬間でした。
(舞台見学の様子)
終演後には、ジャンヌ役の白根と演劇部の生徒さんたちとの座談会が行われました。
千種高等学校
千種高等学校での公演は、すべて生徒主導で行われた公演でした。
公演の作品を決める際も、生徒のアンケートでこの日の『ジャンヌ・ダルク』が決まったそうです。
開演前の進行、終演後の進行も、すべて生徒さんたちが行っていて、その姿はとても頼もしかったです。
(進行を務めた生徒さん)
終演後はこれからそれぞれのクラスで自分たちで舞台を創るという3年生の生徒さん200人と、ジャンヌ役白根との座談会が行われ、生徒さん達の熱で盛り上がっていました。
座談会が終わった後にもジャンヌ役の白根に駆け寄り、声をかけてくれている生徒さん達もいました。
懐風館高等学校
懐風館高等学校は2013年の芸術鑑賞行事で風の『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』を会館にて上演、
今回は同校体育館での上演と2年ぶりの再会となる公演でした。
自分たちの学校の体育館が劇場に変わったとき、どのようなことを見て、感じてくれたのでしょうか。
公演中はシーンごとに様々な反応や表情を見せてくれました。
また、終演後すぐに舞台見学に体育館に来てくれた生徒さんたちも。
舞台撤去の作業には先生の呼びかけもあり、各部活動の生徒さん、有志の生徒さん合わせて50人ほどの生徒さんたちが集まってくれ
劇団員に力を貸してくれました。
暁中学校・高等学校
暁中学校・高等学校での公演は、学校の69周年創立記念行事の一環としての公演でした。
69周年という学校の節目に、共にいた公演の2時間は彼らにとってどのような時間となったのでしょうか。
この公演が彼らの心の中に一つの思い出として残ってくれていたら嬉しいです。
また、終演後には演劇部との座談会も行われました。
『ジャンヌ・ダルク~ジャンヌと炎』の西日本巡回公演は残り半分となりました。第5週目を終え、私たちの旅は折り返し地点です!
これから先にはどのような出会い、どのような景色が待っているのか。
ジャンヌ・ダルク班の旅はまだまだ続きます!
車 宗洸(ベットフォード役 他)