風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

09秋『Touch 孤独から愛へ』東・西日本ツアースタート!

2009-10-31 23:37:41 | 全国巡回公演
更新が遅れてしまって申し訳ありません。
10月14日から『Touch 孤独から愛へ』のツアーがスタート致しました事をご報告させて頂きます。
既に東日本での12ステージを終え、来週からは西日本のステージを迎えます。
各週の詳細はまた改めてアップしますので、もう少々お待ち下さい!

12回の出会いの中で、12個の『Touch』を創る事が出来ました。
まだ12月まで『Touch』の旅、出会いは続きます。
その一つ一つをこちらでご報告出来ればと思っていますので、是非ご期待下さい!

画像もなくて本当にごめんなさい。
次回からは旅の風景もお伝え出来ると思いますので、宜しくお願い致します。

09「肝っ玉おっ母とその子供たち」ツアー③

2009-10-27 23:21:34 | 全国巡回公演
10月から始まった「肝っ玉おっ母とその子供たち」の公演は3週目を迎えました。
10月19日~23日の週は、

宮崎県 日南学園高校
大分県 森高校
長崎県 猶興館高校
福岡県 久留米筑水高校

での公演を行いました。

各学校見方は様々でしたが、ご担当の先生方には、「子どもたちが普段接するテレビとは違う感動、引き続き考えさせられるテーマでした」「生徒たちが真剣に観ている姿を発見し、びっくりしました」などの感想をいただきました。

改めて全校生徒、先生が一緒にひとつの場所に集まり、芸術に触れるということ、「子どもたちにみせたいもの」を持って先生方が協力してつくってくださった“芸術鑑賞”の場の大切さを感じさせられました。

風の公演というだけでなく、この風の「肝っ玉」の公演を何度か鑑賞している学校もありました。先生方の思いや、これから出会う子どもたちとの交流を大切に公演をつくっていきたいと思います。

公演後には掲示板や、BLOGに早速感想をいただいています。
みなさんありがとうございました!



公演後撤去を手伝ってくれる生徒さんたち。
先生方も一緒に手伝ってくれました。



文化祭行事の一環として、公演を行った学校もありました↓。
「肝っ玉」の舞台を使って行われる文化祭の様子。



俳優・スタッフと一緒に行う撤去の場では、生徒さんたちと公演後少しでも話をできるのが楽しみです。




旅はまだまだ始まったばかり。次週は鹿児島県・薩摩川内市から公演が始まります!



2011年 春 『肝っ玉おっ母とその子供たち』東日本ツアー その10

2009-10-27 10:39:39 | 公演情報
お待たせしました。2011年 春 『肝っ玉おっ母とその子供たち』東日本ツアーの最終号です。

7月20・21日 那須海城中学・高校(レパートリーシアターKAZE)
  22~26日 レパートリーシアターKAZE凱旋公演

栃木県にある那須海城中学・高校は三年前にも『Touch』を上演した学校です。このツアーでも三年前同様に学校の体育館での上演を予定していました。しかし東日本大震災により校舎が大きな被害を受け、今現在は学校機能自体を都内に移している状況です。

その中でも「子供たちに演劇を見せたい」という先生方の情熱により、私たちにとっても初めての試みとなるレパートリーシアターKAZEでの鑑賞行事となりました。



↑開場前の受付の雰囲気もいつもと違い生徒の元気な声に溢れていました。

目の前で繰り広げられる世界を彼らは真剣な眼差しで見ていました。そしてカーテンコールでは鳴りやまない拍手が沸き起こりました。



↑カーテンコールの様子。客席と舞台で手を振りあい大きな熱気となっていました。






↑公演後は有志の皆さんとバックステージ、役者との座談会を行いました。小道具に触れたり、舞台の裏側を覗いたり、座談会でも感想だけでなく劇団活動に関しての質問があったり沢山の刺激を受けてくれたようです。彼らにとってはこの一日が劇場という異空間を感じる特別な機会になったのだと思います。



↑最後は幌車前での集合写真。



そして21~23日の三日間は中野区の中学生3人が職場体験として劇場に来てくれました。初めて体験する劇団活動は劇場に観に来るだけでは絶対に目にすることの出来ないものばかりだったと思います。



↑凱旋公演に向けて今回のツアーで撮った写真を掲示板に貼り付けてくれています。



↑開場前にも舞台上では色々な準備が必要です、彼女たちも一生懸命に手伝ってくれました。



↑最終日に撮影した集合写真、三日間お疲れ様でした。



今回のツアーで初めて東日本地区を巡演した『肝っ玉~』ですが、この4カ月の間に公演を通じて様々な出会いがありました。
東日本大震災という未曽有の災害により、沢山の方々の協力なしには出来なかった公演もありました。

先生方の「子供たちに見せたい」という言葉に込められた願いや想いを受けとめ、あらためて私たちが子供たちの前に立つ意味を考え、それぞれの場所でそれぞれの『肝っ玉~』を創り上げていったツアーでした。

来年も肝っ玉おっ母の東日本を巡る旅は続きます。お楽しみに。

09 秋 「肝っ玉おっ母とその子供たち」関西・九州ツアー②

2009-10-26 10:36:02 | 全国巡回公演
2009年秋の「肝っ玉おっ母とその子供たち」ツアー

二週目は
10月13日 宮崎県 都城商業高校
   15日 福岡県 嘉穂高校
   16日 大分県 大分大学教育福祉科学部附属中学校

での公演が行われました。

一回一回の公演で、生徒さんたちの反応は様々です。
わっと盛り上がるときもあれば、じっと食い入るようなまなざしを感じる
ときもあります。
舞台と客席との一瞬一瞬の出会いをお互いに感じる公演でした。



公演後、舞台の片づけを生徒さんに手伝ってもらいました。
公演の感想や劇団員への質問を話しながら、元気に手伝ってくれました。





自分たちが観た公演の舞台を実際に触れて、また公演中とは違った興味や
興奮を感じているようでした。



公演後の座談会の様子。
演じることとは、演劇とは、ひとつの公演を通して感じたことや思ったこと
などを話したり、生徒から鋭い質問があったりと面白い場でした。

肝っ玉の旅はまだまだ始まったばかり。
まだ見ぬ出会いに胸をふくらませ、歩を進めています。

09 秋 「肝っ玉おっ母とその子供たち」関西・九州ツアースタート!

2009-10-14 18:08:40 | 全国巡回公演
2009年秋
「肝っ玉おっ母とその子供たち―あとから生まれてくる人たちに」
の関西・九州ツアーが、10月2日に三重県の津高校での公演からスタートしました。

第一週目は三重の津高校から始まり、鹿児島市教育委員会主催の芸術鑑賞事業
での市内中学校5校の公演でした。

10月2日 三重県 津高校
   5日 鹿児島県 明和中学校
   6日   〃   坂元中学校
   7日   〃   甲東中学校
   8日   〃   吉野東中学校
   9日   〃   武中学校

生徒たちが「肝っ玉おっ母」を通して何を観るのか。
私たちはどんなことを生徒たちと創りたいのか。
ひとつひとつの公演に対してそのことを考え、捉えながらの公演でした。



体育館での公演では生徒たち、先生方がパワフルにお手伝いをしてくれ、
旅メンバーは皆元気をもらいました。
公演は、静かにジッと舞台に真っすぐ向けられる視線を感じるもので、
先生方も生徒たちの真剣な眼差しに驚いていました。



中学校の公演は、鹿児島市教育委員会の主催事業ということもあり、地元新聞社や
テレビ局の取材などもあり、地域の関心が向けられていました。



この週は、文化庁の公演で同じく九州を巡演している「星の王子様」班と合流しました。
互いの公演の様子を話し、旅の成功と無事を祈りました。

「肝っ玉」の旅は12月18日まで九州で公演し、22日、23日には東京で凱旋公演があります。
旅はまだ始まったばかり。これから、九州全土を駆け巡ります!

09・秋『星の王子さま』九州・沖縄ツアー③

2009-10-11 19:08:47 | 全国巡回公演
九州・沖縄地方を巡回している『星の王子さま』の公演も今週で最終週となりました。

10月 5日  鹿児島県 荘小学校
    6日   〃   米ノ津東小学校
   10日  沖縄県  山田小学校










『星の王子さま』の舞台は本番の前夜にほぼ設営されます。そして当日の朝、最終設営をし、みんなの体育館をみんなの劇場に変えます。
当日、体育館に一歩、足を踏み入れると「体育館じゃないみたい!」とあちこちで歓声があがります。
みんなのワクワクしている表情や気持ちがヒシヒシと伝わります。






本番では、感じたところで大声を出して笑い、寂しくなったり、緊張したり、毎秒、毎分、体育館の中でいろんな気持ちが動いています。
芝居を見るだけじゃなく、演じるだけじゃないという客席と舞台上の交流関係、それは体育館にいる全員で作っているということを改めて感じます。

それぞれの場所で出会い、近づき、知り合い、別れる、ひとつひとつの公演でとても素敵な出会いがありました。

『星の王子さま』九州・沖縄の旅は幕を閉じます。
そして新たな、また再びの出会いに向けて続いていきます。





09・秋『星の王子さま』九州・沖縄ツアー②

2009-10-11 16:13:11 | 全国巡回公演
『星の王子さま』九州・沖縄ツアー第二週目は

9月28日 宮崎県  高千穂中学校
  29日  〃   児湯るぴなす支援学校
  30日  〃   三財中学校
10月2日 鹿児島県 桜山中学校

2県4校での公演が行われました。





今週の公演では、各校の吹奏楽部が、劇中に歌われる「光と影」「僕は行く」の演奏に参加をしてくれました。
一緒に共演する王子、飛行士、ヘビ役と事前にリハーサルをし本番を迎えました。生の演奏には迫力と暖かさがあり、さらに作品を盛り上げてくれました。



また6月に行ったワークショップに参加出来ない学年があった学校もあり、本番前のわずかな時間ではありましたが、6月に行ったものと同じワークショップ行いました。その後に迎えた本番では、全学年がひとつの気持ちになり歌を歌い王子に向かって台詞で呼びかけました。体育館中めいっぱいに広がる声は心に響くものでした。



さらに舞台見学や公演終了後の片付けなど、生徒さんや先生方と触れあう時間がたくさんありました。ひとりひとりと出会い、過ごし、本当に良い時間を過ごすことが出来ました。

「大切なことは目には見えない」サン=テグジュペリの残したメッセージは今を生きる私たちに、ちゃんと届いています。






09・秋 『星の王子さま』九州・沖縄ツアースタート

2009-10-03 16:20:59 | 全国巡回公演

平成21年度文化庁“本物の舞台芸術体験事業”『星の王子さま』の九州・沖縄地方への旅公演が始まりました。

第一週目は、9月15日、大分県の大野小学校を皮切りに大分県で4校の校の公演が行われました。

9月15日 大分県 大野小学校
  16日  〃  若宮小学校
  17日  〃  西馬城小学校
  18日  〃  緑が丘中学校

文化庁“本物の舞台芸術体験事業”のミュージカル『星の王子さま』は児童参加型の公演です。各学校の最高学年生が体育館のフロアに設置されたステージ上がり役者と一緒に歌う場面や、全校生徒が歌を歌い、さらには星の王子さまに向かって台詞で呼びかける場面があります。



本番が行われる2、3ヶ月前には事前にワークショップを実際に出演する役者と行い、歌や台詞の練習をしました。
ワークショップの始めは緊張な表情、恥ずかしいといった気持ちが見え隠れしますが、最後には自分達が『星の王子さま』という作品をつくるんだという想いがこちらに伝わってきました。
本番の日は、どの学校もワークショップの日から歌や台詞の練習を重ねてくれた成果、そして本番でしか味わえない、「1回きりの今」への興奮、緊張、喜びが溢れていました。







成功も失敗もない、自分達のために自分達がつくるミュージカル、先生方の出演、観劇にきて下さった保護者の皆様、近隣の方も一緒になってつくりました。

二週目は宮崎県、鹿児島県に向かいます。
どんな出会いが待っているか、楽しみです。