大学選手権１回戦

この日、夕方のアポイントがキャンセルになったため、
自宅でＪスポーツのチャンネルをクルクル変えながら、
各地の１回戦を観戦した。
12:00からの試合で、一番の注目はやはり帝京vs関東学院だった。
強い強いと言われてきた帝京だったが、この日は関東学院の
接点の激しさに戸惑い、思うような試合運びができない。
しかも、２度の危険なプレーでシンビン２人。８０分のうち、
２０分間も１４人で戦わざるを得なかった。

１トライ差、関東リードでロスタイムを迎えたが、最後の最後、
右隅に帝京がトライ、同点でノーサイド。
試合は引き分けだが、２回戦への進出権はトライ数の差で
帝京に。
優勝候補の一角が俵ひとつで踏みとどまった。
このトライ、外に出るのが先か、タッチダウンが先か、微妙な
プレーだった。
レフリーの宣告まで時間がかかり、場内も騒然としたが、
トライが認められ、同点となった。
リプレイを見ると確かに現行ルールではトライが認められる
ものだったが、数年前までのルールでは、コーナーフラッグに
触れた時点でデッドだったので、誤審じゃないかと思った人も
かなりいたのではないだろうか。

14:00からの試合は瑞穂で早稲田vs立命館があったので、
それを当初見ていたが、つまらない内容で、途中で
居眠りしてしまった。
結果は完封だが、ファンとしては選手起用、交代に疑問が残った。

これで、今週末、２７日は秩父宮で早稲田vs帝京となる。
巷では事実上の決勝戦とまで言われているが、さてどうなることか。
帝京は昨年の方が強かったような気がするが、それよりも
早稲田の力が、以前より落ちてきていることは明白なので、
またも接戦が予想される。

早稲田のつまらない試合を見ているの飽きて、チャンネルを
東海vs筑波にチェンジ。
こっちはまれに見る熱戦だった。
最初からこっちを見ていれば良かった。
チャンネルを変えたとき、筑波は１トライ１ゴール差で負けていたが、
見事なＢＫのランでトライを奪い、ゴールも決めて同点にする。
このまま抽選になるかと思いながら、観戦を続けたが、ロスタイムも
もうミスでゲームが止まれば終了という中、東海が執拗に攻め続け、
最後に決勝トライを決め、筑波の敗戦が決まった。
ほんと惜しかったなあ。

それにしても、昨日の１回戦、接戦が予想以上に多かった。
楽勝が予想されたチームも思ったようなゲーム運びができず、
思ったほど差がつかなかった。

なかなか面白かったと言えるが、如何せん大学チームのレベルの
低下が気になる。

やはり、早稲田佐々木組が大学チームのピークだったんだろうか。