「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

親父の思い出は、私に教えてる姿ばかり

2012年11月27日 | Weblog
奈良での仕事が終わってから、病院に寄って来た。
兄貴の家族が来て、病室は少し賑やかだったが、しばらくして
みんなが引き上げる、お袋も一緒に下まで送りに行くと、部屋には
親父と自分の二人きりになった時に、昔の思い出話をしてた時に
この話になった、。

親父との思い出で、印象深いのは田舎の川で水遊びをした時、
釣りをしたり、どっかから流れて来た戸板を筏にして遊んだり
散歩しながら色んな事を教えてくれていた、そんな親父が大好きだった。

田舎に帰ってきたら、親戚の家で楽しそうに酒を飲んでいる親父の周りで
遊んでいた、夜遅く、満天の星空の下、親父の背中で見た星空、ホタルの光
そんなに遠くもない家までのほんの数分の出来事が何十年も忘れられない。

親父が定年後には、家族で色んな所に行く様になり今は大学生の長男が
まだハイハイして階段を昇っていた時から一緒の旅行が楽しかった。
その時には少しずつ、小さい時の苦労話を教えてくれた、職人の仕事の事
考え方も酒を飲みながら語ってくれた。

そしてそんな話をしながら、悲しそうな顔で親父を見てたら「これも順番だよ」って
病床で痩せてしまった体で、親として生き様っていう、最後の教えを説いてくれている。

この時に感極まって、久しぶりに親の前で号泣した。 
素直に今まで育ててくれて、親父の子供であることの感謝を伝えた。
親父は目を潤まして、頷いてくれていた。

しばらくしたら先程から点滴を始めた痛み止めが効いてきたのか、少し寝息を
立てて気持ちよさそうにウトウトし始めた、その姿を見た時に。
何だか、酔ったらすぐに寝てしまう親父の懐かしい姿を思い出した。

このまま時間が止まれば良いのに・・・・

今日も幼い頃の思い出を抱いて眠りにつきます。


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