トランプの就任演説を読んだ。聞いたと言えないところが歯がゆいが、日本語訳を読んだ。
なんだか、トランプが神になったような演説で、宗教的な感じで、気持ち悪い印象をもった。
自分は実業家で大富豪なのに、グローバル化した世界の中で、格差をまねいた要因や、アメリカがイラク戦争をはじめたことによる、中東のさらなる混乱などまったく頭にないような、アメリカファーストのことばに、幼稚さを感じる。
同じ日に、安倍さんも施政方針演説を行った。それを読んで感じるのは、文章の中に、民進党が民主党時代に政権をとったときの無策をこきおろして、「自分はこんなにやっている」「自分になってからはこんなによくなった」といちいち比較して、自分をもちあげる、自己愛的パーソナリティだ。
これは、トランプもまったく同じだ。
「うそ」を「ほんと」らしくみせる話し方のうまさもこのふたりに共通するものだと思う。
安倍さんの施政方針には、「子どもたちが夢に向かってがんばれる国づくり」とあり、奨学金給付についてもふれてあった。
この国の大学生が、4年間で、借金を700万から1000万円を背負って卒業し、ブラック企業と知っていても働かないと返済できない苦悩を抱えていることを、安倍さんは知っているのだろうか。
先日もフィリピンに1兆円だかあげると言ったそうだが、国内の教育費に税金を使ってほしいものだ。ある意味、安倍さんも、ニッポンファースト、ニッポンの大企業が外国で仕事をしやすいように、国民の税金をポンポンと配ってあるいている。(飛び回っている・・だな)
かつて、アメリカの大統領は、日本の大統領でもあると書いたこともあるが、それだけ密接な関係にあるアメリカだが、トランプは嫌である。
希望は、世界の女性たちが、ウィメンズマーチで、抗議デモをしている。CNNでみるマドンナはかっこいい!!。つながろう!シスターたち!
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