昨年の夏、能登町まで茅葺き民家の葺き替えのご相談を承りに行った帰り、
山道に迷いこんで通った林道の一隅にこんな場所がありました。
周囲とは明らかに植生が変わっており、ナラの若木と笹だけ。
きっと薪炭林として、
手入れをされてきた場所なのだろうと感じました。
笹葺きの笹は、このような薪炭林とともにあり、
循環させていたとききます。
4月7日(土)金沢湯涌江戸村で行われる
「旧園田家移築現場見学会」でプレゼンしてくださる立命館大学の学生さんからは
そんなお話もお聞きできそうでとても楽しみです。
この林を抜けた先にはトタンをかぶった茅葺き民家もあり、
もしかしたら中が笹葺きだったりしてと思ったり。
機会をみつけまた行って見たい場所です。