GT300で赤旗中断となり、10分遅れでGT500のQ1
が行われたため、Q2も10分遅れでスタートしています。
Q1では
GT300 25 VivaC team TSUCHIYA VivaC 86 MC 松井孝允選手 山下健太選手 GT500 100 TEAM KUNIMITSU RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴選手 伊沢拓也選手
がトップタイムをマークしています。
■ GT300
GT500のQ1を終えてからGT300のQ2が行われました。
夏のような日差しの中、気温は上昇を続けており、路面
温度の上昇していきます。
まず地元九州の応援を受けて走る井口卓人選手のスバル
BRZが1'44.336を記録してトップに立ちます。
高木真一選手のARTA M6や片岡龍也選手の初音ミク AMG
などが続々と好タイムを刻み上位に名を連ねますが、BRZの
タイムには届きません。
ウェイトハンデはあるものの、グッドスマイル初音ミクA
MGはQ2の序盤は2番手タイムをマークしますが、路面温度
の上昇のためか、二度目のアタックでタイムを更新するのが
難しくなっています。
そのような状況のなかでセッション後半にマッハ車検86の
藤波清斗選手が一時2番手となるタイムを記録します。最終的
には予選3番手となるが、坂口夏月との20代フレッシュコンビ
が地元九州で高ポジションを獲得しています。
そして、そのマッハ車検MC86を2列目に追いやったのは、
Q1トップ通過のVivaC 86。ディフェンディングチャンピオン
の松井孝充選手が第1ヘアピンの飛び込みでミスがありながら
も、1’43.702の驚異的タイムをマークし、ポールを確定させ
ます。VivaC team TSUCHIYAとしては昨年の第7戦タイ以来
のポールポジションとなりました。2番手にはスバルBRZがつけて
います。
3番手にはマッハ車検 86、4番手にARTA M6が入り、前戦
ポールポジションの初音ミクAMGは6番手、前戦優勝のJMS
P.MU LMcorsa RC F GT3は7番手となりました。
。
■ GT500
レクサスが強さを見せる中、Q1ではRAYBRIGがトップ
タイムをマークして終わりましたが、コンディションの変
わる中Q2はどうなるのか?も注目されるところです。
Q2は14時45分に開始され、Q1同様に序盤に各チームの
動きはなく、セッションが残り7分30秒になったあたりで
WAKO’Sのアンドレア・カルダレッリ選手がコースに向か
います。そこから各車が続々とコースへと向かいます。
そして、RAYBRIGの山本尚貴選手が一番最後までピット
に残っており、残り5分50秒のところでコースに向かって
います。
セッションが残り1分になったときS Roadの本山哲選手が
1'34.331でトップに立ちます。
しかし、その後、RAYBRIGの山本尚貴選手が1'33.740と
いうタイムでトップを奪います。
チャッカーが振られた後、ラストアタックで好ペースをみ
せていたのはau TOM’S LC500の中嶋一貴選手ですが、14
コーナーでコースオフしグラベルに捕まり、Q2を8位で終
えています。
チェッカーラップでは富士でのウィナーのZENT CERUMO
LC500の立川祐路選手が8位から4位に順位を上げたものの、
ポールはRAYBRIGの山本尚貴選手を超えるタイムは出ること
はなく、前戦富士でも素晴らしいレース運びをみせたRAYBR
IGが、朝のフリー走行からの好調さを持続して今季初ポール
を獲得しています。NSX勢にとっては開幕戦以来シーズン2度
目のポールポジションとなりました。また、チームクニミツに
とっては2008年の第6戦鈴鹿以来となるポールポジション獲得
となりました。
二番手には、S Roadの本山哲選手がつけ、フロント・ロウが
NSXとGT-Rという顔ぶれになりました。3番手にはDENSOのヘ
イキ・コバライネン選手が続くトップ3となりました。4位には、
前戦の勝者のZENTの立川裕路選手がつけ、5位にはMOTUL N
SXの中嶋大祐選手が5位となっています。