■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 第四戦 SUGO:GT500決勝はDENSOが今季初優勝 【 SUPER GT 】

2017年07月24日 | ☆ SuperGT

 SuperGT第四戦SUGOは二日目を迎え、決勝レースが

行われました。公式連中は曇天の中行われていましたが、

予選前に雨が降り、ウェットになるかと思われましたが、

予選ではドライタイヤでアタック出来る状態にまで回復し

ていました。予選では、ARTAが速さを見せ、Q1,Q2とも

にトップタイムをマークし、ダウンフォースの減ったマシ

ンで暑い中、コースレコードに迫るようなタイムでポー

ルを獲得しています。

 

 

 そして、迎えた決勝ですが、天気予報の通りに、悪天

候で東北地方は大雨に見舞われ、その影響はSUGOでも

出ていました。

 予報通り朝から雨時々曇りで、コース上では、雨は降

ったり止んだりを繰り返していました。

 

 その為、チームで戦略が解れ、スタート時のタイヤチ

ョイスは

 

 【19】WedsSport ADVAN LC500

 【24】フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R

 【12】カルソニック IMPUL GT-R

 【38】ZENT CERUMO LC500

 

の4台がスリックタイヤ(ドライヤイヤ)をチョイスして

います。つまり、この雨がシャワーで終わり、そのまま

ドライになれば、この4チームは第一スティントで相当

なタイムを稼げるとともに、ドライになるタイミングが

早いと、他のチームはイレギュラーなピット作業を余儀

なくされるので、相当大きなアドバンテージを第一ステ

ィントで得る事が出来ます。

 

 しかし、魔物大活躍+安定と梅雨場の信頼の大雨で

完全な川が出来てしまうと真逆の状態になるので、その

状況だと、インターミディエイトやドライの場合には

問題が出ますが、ハーフウェットや川にならない程度

のウェットが続くようだとインターミディエイトのほう

が優位性が出てきます。

 

 スタート前から、ドライをチョイスしたチームが出

ており、スタート後のコンディション変化ではレース

が変わるような状態でしたが、やはり梅雨は開けてお

らず、フォーメーションラップを行っている段階で雨

は強くなります。


 雨の中始まったレースですが、スタート直後の1コー

ナーで4番手スタートの関口雄飛選手のドライブする

【19】WedsSport ADVAN LC500がオーバーランし

ます。一方10番手スタートのベルトラン・バゲット選

手がドライブする【64】 Epson Modulo NSX-GTが追

い上げ、トップ5台がNSXという展開となります。

 

 しかし、小暮卓史選手のドライブする【17】KEIHI

N NSX-GTがホームストレートへ戻ってきた時にリア

カウルが外れて飛び上がるアクシデントが発生しリタ

イアとなってしまいます。始まる前から天候が変わり

オープニングラップから波乱の展開のとなります。

 翌周にはのドライブする


1【100】 RAYBRIG NSX-GT

     (山本尚貴)

2【16】 MOTUL MUGEN NSX-GT

    (武藤英紀選手)

3【8】 ARTA NSX-GT

    (野尻智紀選手)

4【64】 Epson Modulo NSX-GT

    (ベルトラン・バゲット選手)

 

とNSX-GTの4台が争う展開になります。

 

 しかし、波乱のSUGOは序盤から荒れ始め、7周目にGT

300のマシンによるクラッシュでセーフティカーが導入さ

れ、10周終わりのところでリスタートしたものの、16周目

には8号車が馬の背コーナーでスピンして脱落します。

 

 雨脚は変わらず、時にはさらに強くなり、スリックタイヤ

を装着していた24号車らは耐え切れずルーティンのピットイ

ンを待てずに、タイヤ交換のためにピットへ戻ります。一方

トップを快走する100号車は徐々に後続を引き離しにかかり

ます。

 さらに、2番手争いが激しくなり、【64】Epuson Mogul

e NSX GTと【1】DENSO KOBELCO SARD LC500とそれ

に続く5台の争いが繰り広げられたこともあり、トップと2番

手のギャップは15秒以上に開いていきます。


 序盤はウェットで波乱のあった展開でしたが、レースが折り返

しを迎える37周目には雨脚も弱まり路面が乾き始めます。

 

 そのタイミングでジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手

24】 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが、再度

スリックタイヤに履き替えてコースへ戻りますが、その直後

にコースアウトしてクラッシュしてしまい、この日2度目のセ

ーフティカーが導入された。


 これにより、トップを快走してきた1【100】 RAYBRIG

NSX-GTマージンは消滅します。

 46周の終わりでセーフティカーが戻り、リスタートとなり

ます。ここで


【6】WAKO'S 4CR LC500

【37】KeePer TOM'S LC500

【8】 ARTA NSX-GT

【12】 カルソニックIMPUL GT-R

【19】WedsSport ADVAN LC500


の5台が同時にピットインし、翌周には


【1】 DENSO SARD KOBELCO LC500

【46】 S Road CRAFTSPORTS GT-R


がピットインしますが、このタイミングでGT300のマシンの

接触とコースアウトがあって、またしてもセーフティカーが

導入されます。ここまでにルーティンのピット作業を終えて

いる


【1】 DENSO KOBELCO SARD LC500

【46】 S Road CRAFTSPORTS GT-R


に有利な状態へと展開していきます。

 

 52周終わりのリスタートのタイミングで、トップ4台はピッ

ト下と向かいます。その後の順位は、


1【1】DENSO KOBELCO SARD LC500

    平手晃平選手

2【46】S Road CRAFTSPORTS GT-R

     本山哲選手

3【6】WAKO'S 4CR LC500
    大嶋和也選手

4【100】RAYBRIG NSX-GT
      伊沢拓也選手

5【23】MOTUL AUTECH GT-R
     松田次生選手

6【16】MOTUL MUGEN NSX-GT
    中嶋大祐選手

7【8】ARTA NSX-GT
    小林崇志選手

8【37】KeePer TOM'S LC500
     平川 亮選手

9【64】Epson Modulo NSX-GT
     松浦孝亮選手

10【36】 au TOM'S LC500
      中嶋一貴選手

となり、トップ2台以外はほぼ1ラップ以上のギャップを抱
えての走行となります

 波乱のSUGOですが、残り10周となって、コース上に再

び雨が降り始めます。ここで優勝争いがをしている

 

1【1】DENSO KOBELCO SARD LC500

    平手晃平選手

2【46】S Road CRAFTSPORTS GT-R

     本山哲選手

 

の2台の距離は徐々に狭まっていき、テール・トゥ・ノーズ

の戦いになります。昨年のチャンピオンであり2度の王者経

験のある平手晃平選手と、3度の王者を獲得しているミスタ

ーGT-Rの本山哲選手によるサイド・バイ・サイドのバトル

は、最終ラップ、馬の背コーナー先の突然の強い雨により、

SPコーナーで2台そろってコースアウトという展開となり

ます。コースに戻った1号車に、46号車が接触。共にギリ

ギリスピンすることなくコース内に踏みとどまり、ここで一

瞬失速した46号車に対して、早く立ち直った1号車が先行

し、そのまま最初にチェッカーを受けています。

 

 この結果激しいバトルを制した【1】 DENSO KOBELC

O SARD LC500は今季初優勝で、レクサスLC500は開幕4

連勝を達成しています。2位には最後尾スタートから、順位

を上げ、優勝の可能性まであったNo.46 S Road CRAFTS

PORTS GT-Rが着け、今年は昨年の圧倒的な強さとは裏腹

に厳しいシーズンとなっているGT-R勢にとっては今季初表

彰台獲得となっています。

 

 3位にはNo.6 WAKO'S 4CR LC500が入り、ドライバー

ズランキングではトップに立っっています。レース序盤か

ら悪夢の展開となってしまったNSX-GT勢での最高位は、

No.8 ARTA NSX-GTの5位となっています。

 
 予選では、NSXが強かったものの、公式練習とも予選と

もまるで違うコンディションの中、最終的に優勝争いをし

ていたのは、レクサスとGT-Rで、最終的にこのSUGOで勝

利したのはNSXではなく今年のシーズンを象徴するかのよ

うにレクサスでした。そして、ニュースペックのエンジンを

GT-R勢力ですが予選では厳しかったものの、決勝では、2

位フィニッシュとなり、MOTULも4順位フィニッシュと難

しいレースを上位フィニッシュをしています。

 

 



最新の画像もっと見る