夏の三連戦もついに最終戦です。隔週で続いた三連戦
の最終ステージは三重県の鈴鹿サーキットです。
今日から、鈴鹿1000kmが開催となるのですが、今回
のレースでは、距離が長いので従来よりもポイントが多い
のが特徴となります。
前戦の富士では天候に恵まれましたが、朝から雨に
見舞われた鈴鹿はウェットコンディションの状態でセッ
ションを迎えます。
公式練習の合同走行が始まると、序盤のウエット路面
で
11 GAINER TANAX AMG GT3
平中克幸選手
ビヨン・ビルドハイム選手
が2'09.587をマークし、
10 GAINER TANAX triple a GT-R
富田竜一郎選手
吉田広樹選手
が2'09.920と2番手となり、ダンロップタイヤを使用
する2台が好走を見せます。
レコードラインが乾き出すと
88 マネパ ランボルギーニ GT3
織戸学選手
平峰一貴選手
が2分5秒台をマークし、ついに、2'01.508とトップタ
イムを書き換えてます。
開始から30分を過ぎると、
33 D'station Porsche
藤井誠暢選手
スヴェン・ミューラー選手
が2'01.152とトップに浮上すると、さらに2'00.124まで
タイムを縮めます。2番手は鈴鹿1000kmでGT300とGT5
00を合わせると4回の優勝をはたしている星野一樹選手の
3 B-MAX NDDP GT-R
星野一樹選手
高星明誠選手
3番手には
88 マネパ ランボルギーニ GT3
織戸学選手
平峰一貴選手
4番手に
117 EIcars BENTLEY GT3
井出有治選手
坂口良平選手
5番手には
52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
番場琢選手
脇阪薫一選手
密山祥吾選手
が着けます。
開始から45分を過ぎて、コースはほぼドライになると
61 SUBARU BRZ R&D SPORT
井口卓人選手
山内英輝選手
が3番手に浮上します。さらに、
2 シンティアム・アップル・ロータス
高橋一穂選手
加藤寛規選手
濱口弘選手
が3番手に浮上します。そして、現在ランキングトップで
100kgのウェイトハンディを背負う
4 グッドスマイル初音ミクAMG
谷口信輝選手
片岡龍也選手
が4番手タイムをマークします。
セッションの終盤に入る60分経過で、
35 ARTO 86 MC 101
ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ選手
ナタポン・ホートンカム選手
がS字コーナーでクラッシュし、この車両回収で、走行は
10分の中断となりました。
再開後はコースは完全にドライコンディションとなり、4
号車がさらにタイムを削り、2番手となる2'0.273を記録し
ます。一方、昨年の鈴鹿1000kmウイナーの
61 SUBARU BRZ R&D SPORT
井口卓人選手
山内英輝選手
がスロー走行となり、ヘアピン先のグリーンにマシンを止め
てしまいます。
この後、GT300クラス占有走行となる。ここでウエット
路面ではほとんど走らなかった
25 VivaC 86 MC
松井孝允選手
山下健太選手
2'00.303で5番手タイムをマークします。
一方、トップに付けていた
33 D'station Porsche
藤井誠暢選手
スヴェン・ミューラー選手
はついに1'59.400と1分台に突入し、
25 VivaC 86 MC
松井孝允選手
山下健太選手
が2'0.181で2番手に浮上します。しかし、終了直前に
51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
中山雄一選手
坪井翔選手
が2'0.010で2番手タイムをマークすると、さらに最後
の最後に
65 LEON CVSTOS AMG
黒澤治樹選手
蒲生尚弥選手
が1'59.357を叩き出して、このセッションのトップタイム
を奪取します。
練習走行では、トップのLEON CVSTOS AMGと2番手
D'station Porscheが1分59秒台、そして3番手のJMS P.M
U LMcorsa RC F GT3から16台が2分0秒台に並ぶ混戦模様
となりました。
そして、ポイントランキング首位のグッドスマイル初音ミ
クAMGは5番手、VivaC 86 MCは4番手と重量を感じさせな
い速さを見せセッションを終えています。