■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 第三戦オートポリス:VivaC 86がBRZとのサイドバイサイドの戦いを制し優勝【SUPER GT】

2017年05月22日 | ☆ SuperGT

 SUPER GTは二日目を迎え、決勝レースが行われました。初日から

天候に恵まれたオートポリスですが、初日のセッションでは、練習

走行ではUPGARAGE 86がトップタイムをマークしており、予選で

はVivaC 86がQ1,Q2ともにトップタイムをマークしていました。

 

 今回GT300クラスでは、性能調整が入っており、

 

【 SUPER GT 】

  2017.05.11 第3戦 オートポリス:参加条件(各車種のBoP)

  について

  https://supergt.net/news/single/17086

 

と性能調整が入っています。これがどうレースに影響するのかが

注目されていました。

 

 今回は初日のセッションを見るとJAF GT勢にプラスに働いて

いるようで、GT500はレクサス、GT300はAMGという状態と

は少し違ったセッションの結果となっていました。

 

 二日目の午後に入り、ウォームアップ走行が行われると、

BRZが45秒大のタイムをマークするなど何か決勝前に速さを

感じさせる結果を残しています。

 

 初日のウォームアップ走行と予選では、気温が全く異なり

路面温度も時間を追うごとに上がっていったため、コンディ

ションがまるで違ったわけですが、その予選Q2の熱いコン

ディションと比較すると、決勝レースのコンディションは

気温、路面温度ともに低い状態で始まることになりました。

 

 この辺りで、タイヤ特性による各チームの速度差が出て

きそうな感じですが、どういったレース展開になるのかも

注目されます。

 

【 予選 】

  気温26℃

  路面温度41℃


【 決勝 】

  気温22度

  路面温度31度

 

 富士とは少し様子が異なり重くなっているため、AMG

にアドバンテージはないのですが、富士での走りを見ると

タイヤのパンクさえなければポイント獲得及び、首位維持

という状態だった4号車ですが、速度はあったため、今回

のコース特性が異なるサーキットでの走りがどうなるのか?

も気になるところです。

 

 2年ぶりの開催となったスーパーGT第3戦オートポリス

でのレースですがポールスタートのVivaC 86 MCがトップ

で1コーナーに入りますが、すぐに背後にSUBARU BRZ R

&D SPORTが続き、3番手に浮上したARTA BMW M6 GT3、

そしてマッハ車検 MC86 GTNETが続き、序盤から上位は僅

差の争いとなります。

 

 しかし、4周目に最終コーナーでGT500クラスのARTA NS

X-GTがLEON CVSTOS AMGと接触してスピンを喫し、そこ

に10番手付近を争っていた#31 TOYOTA PRIUS apr GTの久

保凛太郎選手(くまもん仕様)、そしてUPGARAGE BANDO

H 86の川端伸太郎選手がクラッシュします。

 

 序盤から、まさかの多重ラッシュでセーフティカーが導入さ

れ、液体処理を伴ったことから14周までSCランが続きます。

 

 リスタート後は

 

 【1】VivaC 86 MC

 【2】SUBARU BRZ R&D SPORT

 【3】ARTA BMW M6 GT3

 【4】グッドスマイル 初音ミク AMG

 【5】GAINER TANAX AMG GT3

 【6】Studie BMW M6

 

となります。

 

 上位陣は29周目にはVivaC 86 MCがピットに向かい、松井

孝允選手がステアリングを握り、さらにGT500が31周を終え

たあたりでSUBARU BRZ R&D SPORTがピットへと向かい、

井口卓人選手に交代します。

 

 トップの2台は32周目にはテール・トゥ・ノーズとなります

が、VivaC 86 MC制します。しかし、ARTA BMW M6 GT3が

ピットを終えると、2台の前でピットアウトします。

 

 これでGT300ルーキーのショーン・ウォーキンショー選手

の駆るARTA BMW M6 GT3が2台のJAF-GT車両を従える展開

となりますが、43周目には松井孝允選手のVivaC 86 MCが走

りが厳しくなったARTAをパス。さらに45周目にはBRZも2番

手に浮上しています。

 

 2台による戦いは終盤ふたたび接近し、最後はふたたびテー

ル・トゥ・ノーズになります。

 

 そして、その戦いはホームストレートまで続き、サイドバ

イサイドでホームストレートを駆け抜けチェッカーを受けま

す。

 

 このホームスタンドが揺れるような熱いファイナルラップ

の中レースを制したのはVivaC 86 MC。その差は、わずか0

.091秒という稀にみる熱いレースとなりました。VivaC 86は

今季初勝利で、山下健太選手はGT300初勝利を飾っています。

 2位はSUBARU BRZ R&D SPORTで、3位はピット作戦で

順位を上げレースを組み立てたARTA BMW M6 GT3の三台が

ポディウムを獲得しています。

 

 BMW勢はStudie BMW M6も4位となり、今季最上位フィニ

ッシュとなりました。

 メルセデス勢はグッドスマイル 初音ミク AMGが5位に入る

一方、GAINER TANAX AMG GT3は終盤タイヤ&ホイールが

外れてしまいストップしています。

 

 第2戦ウイナーのJMS P.MU LMcorsa RC F GT3が6位、終

盤4~5台によるバトルを制したD’station Porscheが7位とな

りました。

 

 レースのリザルトを見てみると、5順位のグッドスマイル

初音ミクAMG以降は周回遅れというハイスピードレースと

なっており、すさまじいハイスピードレースだった事を示し

ています。

 

 

 ちなみに、今回のレース結果でポイントランキング上位三台が

3ポイント差で、各マシンが1ポイント差で並ぶ手結果となりまし

た。ちなみに、4号車は今回のレース結果によってランキング3位

となっています。

 



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