開幕戦は、初音ミクAMGが圧倒的な速さを見せて勝利しましたが、
いよいよ第二線を迎えました。開幕戦の結果を受けてウエイトハンデ
もついているのですが、4号車は40kgのウェイトちゃん実装の状態で
第二戦に挑みます。
午前のセッションは、好天に恵まれ、練習走行の混走時間序盤は、
開幕戦岡山で好調だったメルセデスAMG GT3の2台が、この富士で
もいい走り出しを見せます。
最初に前戦優勝のNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也
選手)が1'39.005でトップに立ちますが、No.3 B-MAX NDDP GT-
R(高星明誠選手)が1分37秒264と最速タイムを書き換えます。
しかし、その直後にNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹選手)
が1'37.212とわずかながら上回ります。
セッション中盤はドライバーが代わり、上位は1分37秒から38秒台で
コンスタントに走行しはじめます。その中で、マザーシャシー勢も健闘
を見せ順位を上げます。。
走行1時間を過ぎても65号車、3号車、4号車のトップ3は変わらず。あ
と15分ほどでGT300占有時間になろうとした10時9分。ストレート終盤で
No.360 RUNUP GT-R(田中篤選手)の左リアタイヤがバーストし、スピ
ンしてピット出口先のガードレールにリアからクラッシュ。360号車はリア
セクションを大きく壊して、コース上でストップしてしまいます。
これによりセッションは赤旗中断となります。車両回収とコース整備が1
0分ほど掛かったため、10時25分にGT300の占有走行から10分間のセッシ
ョン再開となりました。
再開後に、SUPER GTルーキーの坪井翔選手のNo.51 JMS P.MU LMcors
a RC F GT3が1'37.115でトップタイムをマークしますが、すぐにNo.33 D
'station Porscheの藤井誠暢選手が1'37.057と最速ラップを書き換えます。
3番手にはNo.18 UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴選手)が入り、GT3
00の走行時間は終了しています。
練習走行では、ウェイトハンデがあるはずのLEONが4番手、開幕戦を勝
利で飾った初音ミクAMGも6番手タイムとAMG勢力のポテンシャルを感じ
ますが、このセッションでは、18番手まで37秒台に収まるタイムとなって
います。