SuperGT第6戦 TAIRLANDがタイ・ブリーラムに
あるチャン・インターナショナル・サーキットで開催と
なりました。そして、現地では、初日のセッションである
予選前の公式練習が行われました。
早朝から激しいスコールがあり、コースは一時、池のよ
うな状況になりました。スーパーGTのセッションまでに雨
は上がったものの、サポートレースのスタートが遅れたた
め、スーパーGTのセッションも当初の予定から10分遅れ、
現地時間10時10分からスタートとなりました。
また、スタート直前には昨年10月に亡くなったタイ前国
王に哀悼を意を表して黙祷が捧げられています。
ウェット宣言の元行われたセッションでは、走行が進むに
つれて路面状態が改善していきます。
セッション序盤はカルソニック IMPUL GT-Rが1'31.133
でトップにつけ、2番手にDENSO KOBELCO SARD LC500、
3番手にMOTUL AUTECH GT-Rと続いていました。
大きな混乱もなく進んでいたセッションですが、開始か
ら1時間あたりでZENT CERUMO LC500が1コーナーの立ち上
がりでオーバーランし、体勢を崩してイン側へマシンを巻
き込む形でスピン。コース内側のバリアに接触してストッ
プしたため、セッションは赤旗中断となりました。しかし、
マシンには外傷は見られず、自走してピットへ戻っていっ
てます。
合同走行では、
セッションは11時12分に再開。直後にはGT300のマシンが
同じような形でスピンする場面がありましたが、即座に走行
を再開したため、赤旗は出ませんでした。
GT300の占有走行を挟んで、GT500の施入走行になると、
序盤は昨年タイラウンドを制したWedsSport ADVAN LC500
がトップにつけていましたが、セッション終了間際にS Ro
ad CRAFTSPORTS GT-Rが1%24.210でトップに浮上し、タイ
ムシートのトップに名を刻んでいます。
2番手はWedsSport ADVAN LC500、3番手にはWAKO’S 4C
R LC500、4番手には、KeePer TOM’S LC500とレクサスLC
500勢が続いてます。ホンダ勢はKEIHIN NSX-GTが5番手つけ
ています。ランキング首位のMOTUL GT-Rは1'24.859で10番
手タイムをマークしています。
【 公式練習:リザルト 】