水瓶

ファンタジーや日々のこと

くさかんむりに包む

2014-04-16 08:52:03 | 日記
これ、なんだかわかりますか?
実は、街路樹などでよく見られる、ハナミズキのつぼみです。
最初はこうしてきちんと箱のようにたたみ込まれているのですが、この後・・・


まず上側の花びらが開いて、アーチになって


開花だばんじゃーい!となるんですね。
私も気づいたの、ついこの間、、、というかこの写真を撮った時です。
朝顔やオオイヌノフグリのつぼみをスクリュー型とするなら、
ハナミズキはさしずめ風呂敷包み型でしょうか。ごていねいに、どうも~

・・・と、調べてみたら、実はこの風呂敷部分の花びらは、本当は花ではなく、
総苞というつぼみを包んでいた葉で、中にある緑の小さなつぶつぶが本当のつぼみだそうです。
秋にはここに赤い実がなるそうです。それにしても、見事にちゃあんと包み込んでますね。
「苞」は、くさかんむりに包む。なるほどなるほど。


いわれてみれば、葉脈のような緑がかった筋も見えるし、葉っぱっぽい気がします。
白い花、、いや、苞が夕暮れになじんで、なかなかいい雰囲気でした。
……やっぱり今まで通り、花と呼んでもいいですよね


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