サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

夏休み、気まぐれ旅行 その11 ( 八郎潟 )

2014-08-27 07:13:43 | 不思議紀行
 さてお腹もいっぱいになった私たちは、食堂の御主人と奥様に教えて頂いた「寒風山」に向かいました。


『   寒風山
 
 男鹿半島の真ん中にある標高355mの山で頂上には回転式の展望台があります。周りにはさえぎるものが何もないため日本海の奥には鳥海山まで見渡せます。』

『   大潟村

 八郎潟は琵琶湖に次日本で二番目に広い湖でした。そこでは「八郎太郎」という龍になった主が住んでいるという伝説があるなど神秘的な歴史があります。
ところが昭和32年に農業地の拡大のためその湖を干拓し農地にするという国家プロジェクトが始まり、20年、900億円をかけて現在のような土地が出来上がりました。今ではお米の生産地だけではなく、メロンやりんごの産地としても有名になりました。』(秋田観光ガイド 秋田の車窓からより)


     

          

               
               どこまでもどこまでも田んぼが続きます。


     
     区画整理されたとても美しい田んぼ


     
     ぐるっと360度見渡せる展望台


     
     緑に覆われた寒風山


     
     男鹿の町も一望


 その名前通り、強い風が吹いていました。(冬だったら本当に寒風が吹き荒れるのでしょう。)
曇り空の下、どこまでも続く田んぼは豊かさを感じさせてくれました。実りの季節には、一面黄金色に輝くことでしょう。
だんなさんが見たかった風景は、どこまでもどこまでも青く続いていました。



     
     寒風山の麓、平面の田んぼです。


     
     八郎潟防潮水門


 この日は、3日目(平泉の中尊寺・毛越寺などに行く予定)のことを考えて、秋田道・東北自動車道を一関まで戻ってお泊りです。
秋田道に入ると雨が降り出しました。車の中での話題は・・・、来る時から気になっていた「動物注意」の看板のことでした。
助手席の私は、一般道では、素敵なレストランや美味しいそうなお菓子のお店、古い建物など、あれやこれや見つけては、大騒ぎなのですが、高速道路では、そうもいかないので、「動物注意」の看板などを見ながら、
「鹿に注意だって!」
とか
「子連れの猿がいるらしいよ。」
などと、だんなさんに注意してもらおうと騒ぐのですが、秋田道では、初めて見る動物の看板に???

 
     
     この動物は何?

 
     
     四足なのはわかるけれど・・・?


 「カモシカかな?」
と言うだんなさんに
「カモシカってこんなんだったけ??? 本当???」
と強く聞き返すと、他に思い浮かぶ動物がいなかったのか?
「秋田だから秋田犬? 野生化してるのかな?」
とだんなさん。そんなわけないでしょ!
ホテルについてから、iPadで調べたら、やはりだんなさんが最初に言った通り「カモシカ」でした。しかし同じように「秋田犬?」と思った方もいて、二人で大笑いでした。
 だんなさんの夏休みの終わりのころに、二人で三峯神社に行ったのですが、その時通った道で親子の「カモシカ」に遭遇しました。(写真は、焦ってしまって、ぼけてしまっていますが・・・。)

      
     これは、子供、おかあさん(おとうさんかも?)は先に逃げてしまいました。

 「動物注意の看板、なかったのにね~。」
と興奮気味のだんなさんと私でした。(あの看板の絵に似ていなくもないかな?)


                                                     つづく


最新の画像もっと見る

コメントを投稿